韓国のみならず日本でも大ヒットとなり、「面白い韓国ドラマ」では必ず上位にランクインするほどの大人気作品になりました。
「スタートアップ: 夢の扉」のあらすじ(ネタバレなし)
一方、バク・イジン(ナム・ジュヒョク)は、IMF経済危機によって親の会社が破産し、家族の生活が一変してしまいます。
裕福な家庭で育ったイジンは、突然の貧困に直面しながらも、家族を支えるため新聞配達やアルバイトを掛け持ちし、懸命に生きています。
イジンは通っていた大学を休学し、家族を守る責任を感じる中で、自分自身の未来についても悩んでいました。
そんな時、新聞配達中のイジンは偶然にヒドに出会います。
第一印象はあまり良いものではありませんでしたが、次第にお互いの境遇や心情を理解し合うようになります。
ヒドの夢に向かう純粋な情熱と、イジンの現実に立ち向かう姿勢が、互いに大きな影響を与えていくのです。
その後、ヒドはフェンシング部のある学校に転校し、憧れのユリムと同じチームメイトとなることができました。
しかし、ユリムはヒドをライバル視しており、二人の関係は険悪な状態が続きます。
それでもヒドは厳しい練習や挫折を乗り越えながら、フェンシング選手として成長を遂げていきます。
「二十五、二十一」の主要キャスト&登場人物紹介(相関図付き)
キム・テリ(ナ・ヒド役)
キム・テリは劇団出身の実力派女優です。
芸能界入り後に数多くのTVCMに出演し、透明感のあるルックスと抜群の演技力で注目を集めました。
2014年に、なんと1,500倍のオーディションを勝ち抜き、映画『お嬢さん』で主役に大抜擢され、見事な演技を披露。
興行的な成功とともに新人離れした堂々たる演技が高く評価され、一躍次世代女優として脚光を浴びました。
『二十五、二十一』では、31歳にして高校生役を演じ、その違和感のない自然な姿に「18歳にしか見えない」と話題となり、視聴者を驚かせました。
ナム・ジュヒョク(ペク・イジン役)
モデル出身のナム・ジュヒョクは、韓国トップクラスの俳優として幅広い人気を誇っています。
2013年にファッションブランド「SONGZIO」のコレクションでモデルデビューし、その抜群のスタイルとルックスで一躍注目を浴びました。
俳優としてのデビュー作は、ドラマ『インヨ姫』(2014年)。
その後、バラエティ番組『学校に行ってきます』への出演をきっかけに知名度を急上昇させました。
さらに『恋するジェネレーション』(2015年)で初主演を務め、自然体の演技で視聴者の心を掴み、韓国のみならずアジア全域での人気を確立しました。
2021年には米国の経済専門誌フォーブスが選ぶ「30歳未満のアジアで影響力のある30人」に選出されるなど、世界が認める突スターの仲間入りを果たしました。
他の出演作にはドラマ『保健教師アン・ウニョン』『スタートアップ: 夢の扉』『ヴィジランテ』などがあり、役柄ごとに異なる表情や繊細な演技が高く評価されています。
ボナ(コ・ユリム役)
ボナは、韓国人と中国人で構成された13人組ガールズグループ「宇宙少女」のセンターを務めるアイドルです。
本名はキム・ジヨンで、音楽活動だけでなく、女優としても精力的に活躍しています。
『最高の一発〜時空(とき)を超えて〜』(2017年)で女優デビューし、その後も多くのドラマに出演。
『二十五、二十一』は、彼女のキャリアにおいて重要なターニングポイントとなり、女優としての知名度を大きく上げました。
チェ・ヒョヌク(ムン・ジウン役)
チェ・ヒョヌクが演じるムン・ジウンは、テヤン高校の生徒でヒドやユリムのクラスメイト。
その端正なルックスから「7組のイケメン」という異名を持ち、学校内外で注目を集める存在です。
バンド部のボーカルを担当しており、ヒドが転校してきてからユリムたちとも仲良くなっていきます。
チェ・ヒョヌクは、Webドラマ『リアル:タイム:ラブ』(2019年)で俳優デビュー。
その後、ドラマ『模範タクシー』(2021年)で学校暴力加害者役を見事に演じ、強烈な印象を残し注目を浴びます。
『二十五、二十一』をきっかけに一躍知名度を上げ、若手俳優としての地位を確立しました。
他の出演作には、ドラマ『ラケット少年団』『弱いヒーロー Class1』『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』などがあり、幅広い役柄に挑戦しています。
日本公式ファンクラブサイトもあり、韓国や日本で今後のさらなる活躍が期待されています。
イ・ジュミョン(チ・スンワン役)
イ・ジュミョンは、数多くのミュージックビデオに出演した経歴のある女優です。
2016年にイギリスのバンドPREPのミュージックビデオ「Who’s Got You Singing Again」でデビューし、その後も多くのトップアーティストのミュージックビデオに出演し、その独特の存在感と洗練された雰囲気で注目を集めました。
女優としては、ドラマ『シャワーを浴びる男』(2017年)でデビューしています。
ソ・ジェヒ(シン・ジェギョン役)
舞台出身のソ・ジェヒは、数々の舞台で経験を積んできた実力派女優です。
演劇『夢見る植物』(2000年)でデビュー、それから20年後に『それでも僕らは走り続ける』(2020年)で初のドラマ出演を果たしました。
近年では、映画『パイロット』(2024年)で初の映画出演を果たすなど、映像作品でのキャリアを本格化。
他の出演作には、ドラマ『財閥家の末息子』『わかっていても』『君は私の春』などがあり、それぞれ異なる役柄で存在感を放ち、注目を集めています。
キム・ヘウン(ヤン・チャンミ役)
キム・ヘウンは、気象キャスターとして8年間勤務した経歴を持つ異色の女優です。
ドラマ『ノンストップ3』(2002年)に気象キャスター役でカメオ出演したことを機に演技の道へ進みました。
ドラマ『アヒョン洞の奥様』(2007年)で正式に女優デビューして、その後、映画『悪いやつら』(2012年)の大ヒットにより一躍注目を集めます。
『梨泰院クラス』(2020年)での演技が話題を呼び、さらに知名度を上げました。
チェ・ミニョン(ペク・イヒョン役)
チェ・ミニョンは、子役出身の実力派俳優として多くの人気作に出演してきました。
『シカゴ・タイプライター ~時を越えてきみを想う~』『ミスター・サンシャイン』『梨泰院クラス』などで韓国トップトップクラスの俳優たちの少年時代を演じ、その確かな演技力で注目を集めています。
近年では、Netflixオリジナル米国ドラマ『愛を込めて、キティより』(2024年)への出演をきっかけに、世界的な知名度を誇るようになりました。
米国ドラマのオーディションに見事合格し出演したことが話題になり、インスタグラムのフォロワー数がわずか1カ月で90万人を超えるなど、国際的な人気を獲得しています。
まとめ
韓国ドラマ『二十五、二十一』は、日本でも「面白いドラマランキング」に必ずランクインするほど人気の高い大好評の作品です。