「ONE PIECE FILM RED」の公開以降、ファンの間で大きな話題となっている「ウタ死亡説」。
彼女の美しい歌声と魅力的なキャラクター性は、多くの視聴者の心をとらえました。
しかし物語の展開によりウタの運命が思わぬ方向へと進んだことで、この「ウタ死亡説」が浮上。
なぜ、ウタ死亡説はファンの間で「確定」とされたのでしょうか？
この記事では、映画のストーリーや関連するシーンを詳しく振り返り、「ウタ死亡説」が確定に至った背景やその根拠を探っていきます。
ウタの運命が物語に与える影響とは何か、ぜひとも注目してください。
「ワンピース」ウタ死亡説が浮上した理由6つの理由
- トット・ムジカの代償
- ネズキノコの毒
- 棺桶シーン
- 巻四十億での「死にゆくウタ」表記
- ウタのアルバム名「first&last album」
- 映画ノベライズ「ONE PIECE FILM RED」での表現
「ONE PIECE FILM RED」でのウタの死亡説は、「トット・ムジカ」の使用が大きな代償を伴うことや、数時間で死に至るネズキノコを食べ解毒剤を拒否したこと、さらに棺桶に入れられるシーンがウタの死亡を示唆する演出だとファンの間で議論を呼んでいます。
さらに小説版など映画以外の要素も含めて、それぞれ詳しく見てみましょう。
トット・ムジカの代償
映画のクライマックスでは、ウタが「トット・ムジカ」という強力な楽曲を使うことで、現実と仮想の世界をつなぐ計画を実行します。
これにより、彼女は大きな力を手に入れるものの、その代償として命の危険を伴うリスクを負うことになります。
ネズキノコの毒
ウタが眠らずに過ごすために食べたネズキノコは、数時間後に死を招く毒キノコでした。
トット・ムジカとの戦いが終わった後、シャンクスが瀕死のウタに解毒剤を渡しますが、ウタがそれを拒否し手を振り払ってしまいます。
その結果、解毒剤の瓶が割れてしまい、ウタは解毒剤を飲むことができなくなります。
棺桶シーン
ラストシーンでは、赤髪海賊団の船の中で棺桶に入れられたウタをシャンクスたちが神妙な面持ちで見守るシーンが描かれています。
さらに遠くからその姿を見ていたルフィが、一瞬目をふせ何かを悟ったような表情で顔を上げます。
ルフィは去っていくシャンクスたちの姿を見て、ウタの死を悟り、受け入れたのではないでしょうか。
巻四十億での「死にゆくウタ」表記
映画「ONE PIECE FILM RED」公開時に配られたノベルティ本「巻四十億」には、原作者・尾田栄一郎による設定メモの中に「死にゆくウタ」という表記が含まれています。
ウタは現実の世界で苦しむ人々を夢の中へ導き、救おうとしました。しかしウタの計画は失敗してみんなを暴走させてしまいます。
その責任の代償を払うために、ウタは自らの命を引き換えにしたと考えることができます。
ウタのアルバム名「first&last album」
エンドロールで流れる「風のゆくえ」にあわせて、世界各地でウタの音楽が愛されている様子を見ることができます。
この中で海上レストラン・バラティエのコックや、シロップ村のカヤと一緒にいるメリーが持っているウタのアルバム名が「first&last album」。
つまり「最初で最後のアルバム」ということから、ウタはもう二度と新しいアルバムを出すことができない状態であると考察できます。
映画ノベライズ「ONE PIECE FILM RED」での表現
映画ノベライズ「ONE PIECE FILM RED」みらい文庫版では、ウタが最後に歌うシーンで「赤髪海賊団の全員が、それがウタの最後の歌になると直感した」とはっきり書かれています。
またルフィがラストシーンで、シャンクスたちの船を見送る場面でも「ウタは助からなかったのだろう」と書いてあることから、ウタの死は避けることができなかった事実であることがわかります。
ウタが口パクで伝えた最後のメッセージ考察
映画「ONE PIECE FILM RED」のエンドロールの後、サニー号の船首にのぼったルフィは伸ばした手でサニーの鼻先を叩きながらサニーに話しかけます。
ルフィはそのときにふと、麦わら帽子を手にしたウタがルフィに何か言ったシーンを思い出します。
音声はなく、口パクでウタがルフィに伝えた最後のメッセージとは何だったのか？
ファンの間では、「海賊王になるんだぞ」「新時代を作ってね」「ありがとう」などが考察されておりますが、ウタの口パクシーンの秒数は3秒くらいあるので、「ありがとう」などの一言などではなかったのではと考えられます。
それではウタは最後になんと言ったのか、考察してみましょう。
「なんでそんなに海賊王になりたいの？」
劇中中盤のルフィとウタが対峙するシーンで、口パクのシーンと同じようにウタが麦わら帽子を手にしてルフィに「なんでそんなに海賊王になりたいの？」と聞くシーンがあります。
ルフィはその問いに対し「新時代を作るためだ」と答えます。
エンドロール後のルフィがこのシーンを思い出した後、「海賊王におれはなる！！」と宣言することから、中盤のシーンをそのまま思い出したとしても違和感はありません。
「いつかきっとこの帽子が似合う男になるんだぞ」
劇中でウタがルフィから奪った麦わら帽子をルフィに返すときに、実際にいうセリフが「私にとっても大事な帽子。いつかきっとこれがもっと似合う男になるんだぞ」です。
このとき一瞬だけ、ルフィの目にも涙がキラッと光る印象的なシーンです。
ルフィがこのことを思い出して、改めて海賊王になり新時代を築くことを決心したとしても不自然ではありません。
「この麦わら帽子が私たちの新時代の約束だよ」
ウタの袖に描いてあるマークは、子どもの頃ルフィが描いたシャンクスの麦わら帽子をモチーフにしたものでした。
ルフィはこの絵を描いたときウタに「おれたちの新時代のマークにしよう」と言っていることから、ウタにとっても麦わら帽子が新時代のシンボルであったことがわかります。
「自分は消え去ってしまっても、この麦わら帽子とルフィに新時代の約束を託す」とウタが考え、その気持ちをルフィが受け取ったと考えられるのではないでしょうか。
ウタの魅力と人気
ウタはでシャンクスの娘として複雑な背景を持ちながら、一人の力で新時代を音楽で切り開こうとする強い意志を持った人物です。
ウタはその歌唱力とビジュアルで観客を魅了しますが、実は心に深い孤独を抱えており、それでも多くの人々を救いたいと強く心に願っていました。
この孤独と使命感の間で葛藤しながらも、大胆に夢を追い続ける姿がファンの心を打ち、彼女の物語に強い共感を呼んでいます。
ウタ死亡説に対する結論
ウタの死亡説は多くの要因から浮上しましたが、公式に明確にはされていないため、ファンに委ねられている形になっています。
一方で、ウタの行動や選択が大きな犠牲を伴ったことは間違いなく、物語の深みを増しています。
ウタの結末は、彼女がどんな犠牲を払い、何を成し遂げようとしたのか、そしてそれが観た人にどのようなメッセージを届けようとしているのかを考えさせられるものです。
あなたの考えはどうでしょうか？ウタの結末について、ぜひあなた自身の解釈も教えてみてください。
映画「ONE PIECE FILM RED」
1番お得に見るならDMM TV！
- 1番お得に全話見るならDMM TVがおすすめ！
- 初回30日間無料＆期間内解約なら完全無料
- 新作アニメや名作ドラマや映画も全て見放題
＼ 今だけ初回30日間無料 ／
※期間内に解約なら完全無料
公式サイト：https://tv.dmm.com/vod/