ドラマ「新撰組」再放送できない理由がやばい?無料視聴はどこで見れるか配信先を調査

新撰組 再放送できない

「新撰組は再放送されないの?」
「もう見ることはできない?」

この記事ではNHK大河ドラマ「新選組!」が再放送されない理由と今から無料で視聴する方法をご紹介します。

いち早く結論が知りたい方へ

結論、ドラマ「新撰組」は再放送されていません。

再放送されない理由として…
●出演者の中村俊太が逮捕されたから
●主役の香取慎吾が旧ジャニーズだったから
●左之助役の山本太郎が政治家になったから
●出演者が多く、権利処理ができないから

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放送年2004年
話数49話
放送局NHK
キャスト香取慎吾/山本耕史/藤原竜也/オダギリジョー/中村勘太郎/山本太郎/堺雅人/山口智充/小林隆/佐藤浩市/相島一之
主題歌ジョン・健・ヌッツォ「新選組!メイン・テーマ」
関連サイト公式サイトWikipedia
目次

ドラマ「新撰組」なぜ再放送されない?

ドラマ「新撰組」が再放送されない理由は主に4つあります。

  • 出演者の中村俊太が逮捕された
  • 主役の香取慎吾が旧ジャニーズに所属していた
  • 左之助役の山本太郎が政治家になったから
  • 出演者が多く、権利処理ができない

それぞれ詳しく解説していきます。

①出演者の中村俊太が逮捕されたから

ドラマ「新選組」が再放送されない理由のひとつは、出演者の中村俊太さんが逮捕されたからです。

新選組隊士・浅野薫役の中村俊太さんは、2009年4月4日に乾燥大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の現行犯で逮捕されました。

翌日の4月5日、中村さんの父親で俳優の中村雅俊さんが息子を芸能界から引退させると発表し、引退することになったのです。

近年、芸能人の薬物使用に対して厳しい対応を取る放送局が増えており、NHKも再放送できない状況となっているのかもしれません。

②主役の香取慎吾が旧ジャニーズだったから

ドラマ「新選組」が再放送されない2つ目の理由は、主役の近藤勇を演じた香取慎吾さんが旧ジャニーズ事務所に所属していたからです。

当時、ジャニーズ事務所は所属タレントが出演する作品の再放送や二次利用に厳しい制限を設けていました。

そのため、香取さんが出演している作品の再放送も制限されていたのかもしれません。

また香取さんは2017年9月にジャニーズ事務所を退所し、新事務所「CULEN(カレン)」に移籍しました。

出演者が所属事務所を移籍した場合、再放送には新旧両方の事務所から許可を得る必要があり、手続きが複雑になります。

特に、旧ジャニーズ事務所からの許可が得られない場合、再放送ができなくなる可能性があります。

③左之助役の山本太郎が政治家になったから

ドラマ「新選組」が再放送できない3つ目の理由は、十番組長・原田左之助役を演じた山本太郎さんが政治家になったことが挙げられます。

山本さんは2013年7月に参議院議員に初当選し、現在は政治家となり「れいわ新選組」の代表を務めています。

NHKは公平性の観点から慎重な対応が求められるため、本作の総集編が再放送される際に、規制があるのではという懸念がありました。

しかし、再放送時は何の規制もなかったため、山本さんが政治家になったことは何の問題もないようです。

④出演者が多く、権利処理ができないから

ドラマ「新撰組」が再放送できない4つ目の理由は、多くの出演者がいるため、権利処理ができないというものです。

再放送を行う際には、全ての出演者の権利処理が必要となりますが、出演者が多いと許可が得られない場合があります。

本作の総集編である「新選組!スペシャル」は、2006年1月と2022年1月に再放送されていました。

本編ではなく総集編のみ再放送しているのは、権利処理ができない出演者の出番をカットしている可能性があります。

そのため、「新選組」の本編は著作権の問題で再放送できないと考えられます。

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ドラマ「新撰組」作品情報

公開日2004年1月11日 – 2004年12月12日
脚本三谷幸喜
撮影ロケ地八木邸、池田屋跡、寺田屋 など
出演香取慎吾
山本耕史
藤原竜也
オダギリジョー
中村勘太郎
山本太郎
堺雅人
山口智充
小林隆
佐藤浩市
相島一之
主題歌ジョン・健・ヌッツォ「新選組!メイン・テーマ」

ドラマ「新撰組」あらすじ

幕末、京都の治安を守り、最後まで未来を信じて生きた新選組局長・近藤勇とその仲間たちの青春群像を、三谷幸喜ならではの機知に富んだ大胆な創作を盛り込みながら描いた。

引用:NHK公式

キャスト役名
香取慎吾近藤勇
山本耕史土方歳三
藤原竜也沖田総司
オダギリジョー斎藤一
中村勘太郎藤堂平助
山本太郎原田左之助
堺雅人山南敬助
山口智充永倉新八
小林隆井上源三郎
佐藤浩市芹沢鴨
相島一之新見錦

NHK大河ドラマ「新選組」で、新選組の局長・近藤勇役を演じたのは、元SMAPのメンバーである香取慎吾さん。

副長・土方歳三役は、山本耕史さんが演じました。

人情味あふれる近藤勇と、冷静沈着でありながらも情熱的な土方歳三の熱い友情シーンは心を揺さぶられます。

また、一番組長・沖田総司役の藤原竜也さん、三番組長・斎藤一役のオダギリジョーさんなど、豪華キャストによる新たな新選組が楽しめる作品です!

ドラマ「新撰組」を実際に観た感想レビュー

  • 信念を持ち幕末の時代を生きた新選組がかっこよかった
  • 大河ドラマで1番面白い
  • 面白いとは聞いてたけど本当に面白かった
  • 山南とかいうエグい美青年いてヤバい
  • 登場人物がみんな魅力的
  • 土方歳三がかっこいい!
  • オダギリジョーの斎藤さんによく泣かされた
  • 豪華すぎるキャストで毎週楽しみだった

話が進むにつれてどんどんおもしろくなっていくけど新選組が崩壊し始めて死者もたくさん出てくるからなかなか辛かった
時代に振り回されながらも信念を持ち幕末の時代を生きた新選組がかっこよかった

大河ドラマで1番面白いまである。流石脚本三谷幸喜です。キャストが是認最高です。山本耕史さんの力添えが大きいところにあると思いますね。

面白いとは聞いてたけど本当に面白かった。
何よりこのときの時代の変化が本当に目まぐるしい。
どの大河ドラマを見ても、黒船がもたらした影響の大きさを思い知らされる。

山南とかいうエグい美青年いてヤバい

人生で初めてみた大河ドラマ。登場人物がみんな魅力的。
沖田総司(藤原竜也)が脱走した山南敬介(堺雅人)を追っているさなか、山南が「沖田くんここだ」と出てくるシーンと
普段静かな斎藤一(オダギリジョー)が「この旗が俺を拾ってくれた」と叫ぶシーンがだいすきだった。

当日、リアルタイムで放送が待ち遠しかった。土方歳三がかっこいい!

三谷幸喜監督作品、ほんと全部好きだー!
作品にも歴史にも偉人たちにも愛がある。気がする。

若き山本耕史目当てでみた。終始きゅるきゅる美青年だった最高。
オダギリジョーの斎藤さんによく泣かされた。

大好きな大河ドラマ
一番好きかも知れん
豪華すぎるキャスト
毎週楽しみだったなあ^_^

初めて大河みた。三谷さんなので。新撰組は漫画である程度よんでたから、楽しめた。ファミリーよな!山本耕史さん初めて知ったな。

初めはあれ?って思ったキャスティングな人もいるけど最終話に行く頃にはみんなハマってるなって感じだしストーリーも良かった。

個人的には鎌倉殿や真田丸を越えてきた。最高の大河だった。

どこまでが史実に基づいているか正確には分からないけど、すごく良かった。

志高い若者たちの希望に満ちた青春と、変動する時代への葛藤や絶望が余すことなく描かれていた。
大河ドラマでは数少ない、メインキャストが若手の俳優陣で構成された、記憶に残る大河ドラマだった。

引用:Filmarks

ドラマ「新撰組」あらすじを第1話~10話まで紹介

「新撰組」第1話~第2話あらすじ

幕末に生きた新撰組の若者の姿を局長・近藤勇の人生を軸に描く。1864年4月、幕府倒幕を狙う長州の志士を追う新撰組は、長州の志士の首領・桂小五郎(石黒賢)が密談の場に現われるとの情報を得る。近藤勇(香取慎吾)を先頭に副長・土方歳三(山本耕史)、一番組長・沖田総司(藤原達也)らは現場を急襲。大勢の志士を捕らえるが、桂は恋人・幾松(菊川怜)の知らせで逃げた後だった。それでも、新撰組の活躍に京都守護職の松平容保(筒井道隆)は、満足を覚え、花魁の深雪太夫(優香)は恋人・近藤の無事に安堵する。その10年前。江戸で天然理心流の道場を構える周助(田中邦衛)の養子となった近藤は、土方の女癖の悪さにあきれつつも、充実した日々を送っていた。ある日、2人はそば屋で桂と出会う。近藤は桂と道場での顔見知りだったが、初対面の土方は人を見下した態度の桂が気に食わない。が、そこに居合わせた坂本龍馬(江口洋介)がその場を治め、軍学者・佐久間象山(石坂浩二)につてがあるから黒船を見にいかないかと誘ってくる。勇(香取慎吾)は故郷の多摩に剣術の師範として出稽古に向かう。道中で薬の行商をしている歳三(山本耕史)と再会した勇は、多摩の支援者たちから、横行している盗賊から財産を守ってほしいと頼まれる。勇は密かに剣術に興味を持つ歳三を連れて盗賊退治に出向く。

「新撰組」第3話~第4話あらすじ

勇(香取慎吾)は坂本龍馬(江口洋介)と再会した。勇は龍馬と橋本左内(山内圭哉)を自宅に招く。龍馬と左内が交わす天下国家の話に勇は刺激されるが、その最中に養父母が夫婦ゲンカを始め、話に集中できない。しかも、養母のふで(野際陽子)が家出をしてしまう。試衛館の台所事情が悪化し、近藤勇(香取慎吾)は未払いのけいこ代を取り立てに出かけた。その門人の家を訪れた勇は、取り立て屋・山口一(後の斎藤一・オダギリ ジョー)と出会う。だが、当の門人は、料理屋の主人に成りすました芹沢鴨(佐藤浩市)の手引きによって逃げ去る。

「新撰組」第5話~第6話あらすじ

近藤勇(香取慎吾)は、武家の娘・つね(田畑智子)と祝言を挙げた。だが、勇は、ひそかにあこがれていたみつ(沢口靖子)に婚礼の諸事を手伝ってもらうことになり、心中は複雑。その祝言の最中、傷ついて血を流した山口一(オダギリ ジョー)が近藤家に逃げ込んで来る。勇(香取慎吾)と歳三(山本耕史)は奉納試合に出かけた。その帰り道、2人は永倉新八(山口智充)と再会する。新八は、米国公使の通訳・ヒュースケン(川平慈英)を暗殺する計画に巻き込まれ、報酬目当てで異人切りを引き受けたのだという。勇は暗殺を阻止しようとヒュースケンに近づく。

「新撰組」第7話~第8話あらすじ

勇(香取慎吾)の四代目襲名披露が行なわれた。祝いの言葉を伝えに訪ねた龍馬(江口洋介)は、勇に土佐勤王党の血判状を見せ、攘夷決行の行動を起こそうとしていることを告げる。だが、捨助(中村獅童)が血判状を奪ったことから、勇と龍馬があわや決闘寸前の騒ぎに。近藤(香取慎吾)は周斎(田中邦衛)が用意した袖の下を手に、講武所の松平主税助(藤木孝)のもとへ。教授方への就任を約束された近藤は、佐々木只三郎(伊原剛志)の案内でけいこを見るが、生徒の覇気のなさに驚く。沖田(藤原竜也)と永倉(山口智充)は、伊東道場へ出向き、藤堂平助(中村勘太郎)を試衛館に譲ってほしいと談判を。道場主・伊東大蔵(谷原章介)は断わるが、移籍をかけた門弟との戦いに沖田が勝利し、平助も試衛館の門人になる。一方、土方(山本耕史)は故郷の娘・お琴(田丸麻紀)と見合いするはめに。結婚の意志はないと断言しつつ、色香に迷って抱いてしまう。帰宅した近藤は、客人の松本藩士・伊藤軍平衛(光石研)の頼みを聞き、高輪のエゲレス公使館へ土方家の石田散薬を売りにいく。道中、尊王攘夷派から異人を守らねばいけない現状を嘆く軍兵衛。公使館に到着すると、軍兵衛は精神を病んでいると館の者が知らせる。薬が売れないとわかった近藤らは仕方なく帰ろうとするが、イギリス兵から声をかけられる。

「新撰組」第9話~第10話あらすじ

長女・たまが生まれ、近藤(香取慎吾)は父親になった。そんな中、平助(中村勘太郎)を連れて講武所に初出仕するが、なぜかすげなく追い返される。松平主税助(藤木孝)が近藤の出自を知って採用をやめたのだ。そうとは知らず戸惑う近藤は、そこで土佐藩も土佐勤王党も抜けていた龍馬(江口洋介)と遭遇。誘われるまま舶来品が並ぶ幕府軍艦奉行並・勝海舟(野田秀樹)の屋敷へ。象山(石坂浩二)も加わり、真の攘夷や海軍操練所創設の話で盛り上がる。事情通の勝は、近藤が講武所を追い払われたのは身分のせいだと断言。自分は武士だと信じる近藤は、主税助への直談判を決意する。そのころ試衛館では、清河八郎の使者・山岡鉄太郎(羽場裕一)が山南(堺雅人)を訪問。幕府が身分を問わず国のために働く浪士を募集していると明かす。山南は早速状況を手紙にしたため、近藤に渡すようつね(田畑智子)にゆだねる。一方、お琴(田丸麻紀)との交際を続けていた土方(山本耕史)は、早く結婚したいと迫るお琴にウンザリ。冷酷にあしらい傷つける。勇(香取慎吾)は浪士組結成の献策をした清河八郎(白井晃)と対面した。その際、清河に涙ながらに浪士組の参加を要請されて感動する。周斎(田中邦衛)は勇の決意を快諾。入隊受付の日、勇から江戸残留を言いわたされた沖田(藤原竜也)は、浪士組への同行を懇願する。

「新撰組」第11話~第12話あらすじ

200名以上の浪士が上京を決めた。清河(白井晃)の真意を疑う佐々木(伊原剛志)は、牽制のため上総介の後任に鵜殿鳩翁(梅野泰靖)を据える。沖田(藤原竜也)の浪士組入りを許した近藤(香取慎吾)は、道場を周斎(田中邦衛)に見てもらいたいと依頼。身のほど知らずだと激怒するふで(野際陽子)に自分は武士になりにいくと答える。夫と義母は似た者同士だと見るつね(田畑智子)は、仲直りを願う。その後、多摩へあいさつに出向いた近藤は、音五郎(阿南健治)から名刀・虎徹(こてつ)を授かる。土方(山本耕史)はニセモノだとささやくが、近藤は「俺がこれを虎徹にする」と誓う。そのころ、清河は浪士組の編成を決定。近藤が無役だと気づいた山南(堺雅人)は、山岡(羽場裕一)に肩書きをつけるよう頼む。山岡は気安く請け負うが、清河は浪士組のことは自分が決めると宣言。浪士組は将軍家護衛のためでなく尊皇攘夷目的で結成したと明かす。旅立ちを控え、ふでは近藤に自分の苦労した半生を初めて告白。「武士よりも武士らしくなって戻ってきなさい」と激励する。浪士組が京へ旅立つ日、編成が発表された。当然近藤(香取慎吾)の下につくと思っていた沖田(藤原竜也)、山南(堺雅人)、永倉(山口智充)ら試衛館のメンバーは芹沢(佐藤浩市)が小頭を務める三番組へ。山南の念押しにもかかわらず、近藤の名前に肩書きはない。近藤は将軍を守れれば無役でもかまわないと話すが、土方(山本耕史)は捨助(中村獅童)をだまして大金を奪取。清河(白井晃)への賄賂に使い、近藤を役職にねじ込む。近藤はわけがわからないまま浪士組の宿を割り振る先番宿割の役にありつく。が、佐々木(伊原剛志)の意向で、清河が宿を手配していた東海道を使わないことになったため、先々近藤は宿の手配に苦しむ。

「新撰組」第13話~第14話あらすじ

浪士組一行は、予定外の進路・中山道の宿場町に宿を取りながら京へ進む。先番宿割の近藤(香取慎吾)は浪士たちを宿に割り振る仕事にきりきり舞い。見かねた土方(山本耕史)、山南(堺雅人)ら試衛館の仲間が加勢し、なんとかこなしていく。近藤(香取慎吾)ら浪士組はついに京都の地を踏む。京では、久坂玄瑞(池内博之)ら徳川幕府の弱体化を狙う尊王攘夷派の浪士らが暗躍。将軍家を愚弄するいたずらや、天誅と称した辻斬りが横行するなど物騒な事件が起きていた。治安維持に力を尽くしていた京都守護職の会津藩当主・松平容保(筒井道隆)は、浪士組の京入りを大いに喜ぶ。 浪士組は壬生村に逗留することになり、近藤と芹沢(佐藤浩市)、土方(山本耕史)、沖田(藤原竜也)たち三番組は、村の郷士・八木源之丞(伊東四朗)の家を宿舎とすることに。血気盛んな男たちが逗留することに頭を抱えた八木は、娘のひで(吹石一恵)に危険が及ばないようにと男装を強要。が、ひで改め秀二郎が八木家の嫡男と聞いた近藤は、好意から剣術の指南役を買ってでる。 一方、清河(白井晃)は、浪士たちを集め、朝廷に提出する建白書に署名するよう迫る。その実態は幕府に反旗を翻すための布石だったが、帝が目を通すと聞いた浪士たちは喜んで署名。文面を読んだ山南(堺雅人)は不審に思う。

「新撰組」第15話~第16話あらすじ

清河(白井晃)が浪士組を結成したのは、攘夷実行の兵隊にするためだった。それを知った佐々木(伊原剛志)は、長州の過激な尊王攘夷派との結託を防ぐため、浪士組に清河ともども江戸へ戻るよう命じる。だが、京へ来たのは将軍の警護が目的といちずに思い定める近藤(香取慎吾)と、近藤とともに出世することに目標を定める土方(山本耕史)は居残ることを決意。自分たちだけで新しい浪士組をつくるのだと意気込む。京都の近藤(香取慎吾)から江戸で待つつね(田畑智子)あてに手紙が届く。周斎(田中邦衛)、ふで(野際陽子)らは、試衛館の面々の活躍に目を見張る。が、現実は近藤が手紙に書いたような順風満帆ではなかった。 清河(白井晃)率いる浪士組は、幕府からの許可が下りず、江戸への出立を止められていた。土方(ひじかた・山本耕史)らはこれを仲間を増やす好機ととらえ、京の道に詳しい斎藤一(オダギリ ジョー)や、粕谷新五郎(伊吹吾郎)を熱心に誘う。八木家では、近藤らが江戸へ帰らないばかりか、かってに「壬生浪士組」なる看板まで掲げられ、あまつさえ人数が増えだす状況に恐れをなす。そんな中、近藤らは二条城に入る将軍・家茂の警護へ。が、なんの権限もないため、遠くから見守るしかなかった。このままでは意味がないと身に染みた近藤は、芹沢(佐藤浩市)とともに会津藩主で京都守護職の松平容保(筒井道隆)に会い、会津藩預かりにしてほしいと訴える。一方、芹沢の横暴さを気にする佐々木(伊原剛志)は、殿内義雄(生瀬勝久)に密偵を命じる。

「新撰組」第17話~第18話あらすじ

松平容保(筒井道隆)との面談がかなった近藤(香取慎吾)と芹沢(佐藤浩市)は、会津藩の預かりの身となり、晴れて京に残る大義名分を得た。終始芹沢に主導権を握られた展開だったが満足げな近藤を見て、土方(山本耕史)は「江戸に帰るのは将軍が帰るときではなく、大名になったときだ」と発破をかける。そして、組の頭の座や組の名称をめぐり、近藤を推す土方ら試衛館の一派、芹沢を推す水戸藩出身の一派が大きく分かれ、にらみ合うことに。近藤(香取慎吾)は海軍創設のために奔走している坂本(江口洋介)と再会。坂本から桂(石黒賢)が開国派の坂本の仕事に尽力していると聞く。が、その桂は長州藩の攘夷運動のリーダーでもあり、急進派の久坂(池内博之)らを使い、幕府を揶揄する“数え歌”が書かれた札を京の町に立てていた。一方、壬生浪士組には八木家の使用人・又三郎(松谷賢示)が新たに加わった。土方(山本耕史)は芹沢派より近藤派の人数が多いことを理由に、2人組長制を近藤に提案。芹沢(佐藤浩市)に、近藤を組長改め局長に据えることを承知させる。が、芹沢は新見(相島一之)も局長にせよとゴリ押し。土方と山南(堺雅人)が負けじと副長に納まることで力の均衡を保つ。

「新撰組」第19話~第20話あらすじ

八木家の久(正司歌江)が心臓の病で危篤状態に。久は原田(山本太郎)を枕元に呼び、逆に立て掛けていたほうきを元に戻すよう指示。歓迎の意を示すと息を引き取った。土方(山本耕史)の提案で、久の葬儀を壬生浪士組が取りしきることに決まる。土方は、葬儀の場を利用して、長州びいきの村の名士たちに、浪士組や近藤(香取慎吾)の顔を売ろうと考えていた。そんな中、永倉(山口智充)の旧知の浪人・島田魁(照英)が新たに仲間に加わることになった。一方、葬儀の準備で隊士らが忙しく走り回る中、近藤は原田を元気づけようと甘味処へ誘う。そこで近藤は以前暴漢から救った娘・お幸(優香)と再会。近藤とお幸は打ち解け合う。近藤(香取慎吾)たち浪士組は、大坂へ向かう将軍を警護する役目を負うことに。芹沢(佐藤浩市)は、これを機にそろいの羽織を新調しようと提案する。形は近藤の好みにより、赤穂浪士の討ち入りで用いられた装束を採用。色はお梅(鈴木京香)のすすめで浅葱色に。武士が切腹の際に用いる浅葱色の装束を芹沢は気に入るが、これは上方の人間から見れば田舎者まる出しのかっこう。お梅はひそかにほくそえむ。

「新撰組」第21話~第22話あらすじ

将軍が江戸へ戻ることとなり、浪士組が京都に駐屯する意味はなくなった。近藤(香取慎吾)は江戸へ帰るべきと提案するが、京都で一旗揚げたい土方(山本耕史)は反対する。そんな中、容保(筒井道隆)に呼び出された近藤は、京都守護職の務めを全うしたいという思いを告げられた。さらに、将軍が京を離れた後は自分の手足となって働いてもらいたいと直々に頼まれる。感激した近藤は容保のために京都に残ることを決意。容保の命で大坂の不逞浪士の取り締まりに励む。将軍の江戸帰還後も、容保(筒井道隆)の命により京にとどまることになった浪士組。が、それが容保と近藤(香取慎吾)だけでの取り決めであることが筆頭局長の芹沢(佐藤浩市)にはおもしろくない。小野川部屋との騒動を収めたことで会津藩も近藤を評価しはじめ、いらだちが最高潮に達した芹沢は、自分の一派である又三郎(松谷賢示)を酒の席のささいなミスで斬り捨てる。そんな中、近藤は改めて世話になる八木家と壬生村にこれまでの恩返しをするため、小野川部屋と組んで相撲の興行を打つことにする。

「新撰組」第23話~第24話あらすじ

大和屋を打ち壊した芹沢(佐藤浩市)の悪行に、壬生浪士組を預かる会津藩の我慢は限界に達した。公用係の広沢(矢島健一)は、近藤(香取慎吾)らに芹沢の処罰を求める。芹沢つぶしの名目を得た、とほくそえむ土方(山本耕史)に対し、近藤は芹沢との話し合いで解決するべきだと主張。しかし、当の芹沢は新見(相島一之)に責任を押しつけて、お梅(鈴木京香)と沖田(藤原竜也)を連れて温泉旅行へ出かけてしまう。会津藩が芹沢(佐藤浩市)の所業について最後通告を突きつけてきた。次に芹沢がもめ事を起こしたら、壬生浪士組を解散させるというのだ。土方(山本耕史)と山南(堺雅人)は芹沢の排除を決心。反対する近藤(香取慎吾)をさしおいて芹沢一派の切り崩しを始める。第一歩として土方らは隊士の規律を守る法度を作成。「“士道”に背いた者は切腹」などの厳しい掟を定める。次に土方は芹沢の右腕である新見(相島一之)に接触。法度の目的は芹沢外しだと打ち明け、物取りの犯行になっている又三郎(松谷賢示)殺しの犯人が芹沢だと証言するよう頼む

「新撰組」第25話~第26話あらすじ

近藤(香取慎吾)は、法度に背いた芹沢(佐藤浩市)の右腕・新見(相島一之)を切腹させたとの報告を土方(山本耕史)と山南(堺雅人)から受け、怒りをあらわにする。が、何よりも浪士組を思う土方の覚悟に、近藤の心も芹沢排除に傾いていく。結局、近藤同席のもと、芹沢暗殺の謀議が開始される。折しも、“八月十八日の政変”での働きに対し朝廷から浪士組に報奨金が下されることに。そこでその祝宴の席で芹沢を泥酔させ、帰り道に長州藩士の仕業に見せかけて斬るという計画が立てられる。暗殺決行の日、近藤は容保(筒井道隆)から「壬生浪士組」に代わって“新しい時代を築く者”を意味する「新選組」という正式な名前をもらう。つね(田畑智子)のもとに、近藤(香取慎吾)からの手紙が届く。そこには新選組の局長となった近藤らの活躍が書かれていた。 京都守護職・容保(筒井道隆)の後ろ盾を得た新選組は、軍学者の武田観柳斎(八嶋智人)、密偵を志願してきた山崎烝(桂吉弥)、家柄のいい槍術師範の谷三十郎(まいど豊)など新たな隊士を加え、八木家の向かいの前川家も借用するほどの大所帯となる。一方、土佐の坂本(江口洋介)は蝦夷地の開拓を進めようと動いていた。その坂本の前に、おりょう(麻生久美子)が現われる。

「新撰組」第27話~第28話あらすじ

近藤(香取慎吾)は、大坂から帰った永倉(山口智充)に芹沢の死は新選組の仕業ではないかと問い詰められる。その場は否定する近藤だが、みずからが進んだ道が正しいのか自信がもてない。悩む近藤は、山南(堺雅人)のすすめで気晴らしに若い隊士と交流を。ところが、みんなが近藤を怖い存在だと思っていることを知りショックを受ける。さらに谷(まいど豊)には、弟の昌武(浅利陽介)を養子にしないかと持ちかけられ、困り果てる。近藤(香取慎吾)は、京に火を放とうと画策する不逞浪士・宮部(四方堂亘)らの襲撃を決意。潜伏先を突き止め、先手を打つことにする。これが長州との戦の発端になり、京の人々に迷惑をかける結果を招きはしないかと悩む近藤だったが、源之丞(伊東四朗)はみかどを守ることが大事と励ます。また、容保(筒井道隆)からも援軍を受けることが決定。が、長州との確執を恐れた会津藩内部の人間により、援軍は秘密裏に中止される。

「新撰組」第29話~第30話あらすじ

池田屋事件以来、長州の会津と薩摩に対する敵対心は増すばかり。急進派の久坂(池内博之)、真木和泉(大谷亮介)は天王山に布陣し、御所を襲おうと待機していた。容保(筒井道隆)に謁見した帰り、近藤(香取慎吾)は佐久間(石坂浩二)に自分たちの行ないに対する迷いを告白。佐久間は「国を思う己の心に誠があれば迷うことはない。己を信じろ」と励ます。だが、近藤と別れた後、佐久間は河上彦斎(高杉亘)によって暗殺される。一方、谷昌武(浅利陽介)は正式に近藤の養子となり、「周平」という名前をもらう。池田屋事件での働きにより、新選組は多額の恩賞金を得た。いずれは直参に取り立てるとの会津藩の話に近藤(香取慎吾)は感激する。土方(山本耕史)は恩賞金の分配について、池田屋での働きに応じて分けると宣言。屯所を守っていた山南(堺雅人)らには与えられないことに。これに永倉(山口智充)はひそかに不満を抱く。土方はさらに組織の改革に着手。近藤をトップに据え、副長の土方の下に一〜十番隊を置く新組織を発表する。だが、永倉はこの体制は近藤と土方に権力が集中し、しかも山南が相談役に退けられていると反発。新選組の飛躍を焦る土方は、芹沢鴨暗殺により新選組は変わったのだと激怒する。

「新撰組」第31話~第32話あらすじ

近藤(香取慎吾)は容保(筒井道隆)の依頼で、長州征伐と将軍の上洛を建白するために江戸へ行くこととなった。藤堂(中村勘太郎)、永倉(山口智充)らを供に試衛館へ帰った近藤を、周斎(田中邦衛)、ふで(野際陽子)、つね(田畑智子)らが迎える。一方、新選組の活躍を知る幕府ではあったが、将軍の上洛には莫大な金銭がかかるため、近藤の願いは聞き入れられなかった。国の大事より保身に汲々としている幕府役人と旗本に失望する近藤。だが、西洋医学の権威・松本良順(田中哲司)から「世界との交わりを絶っては日本の将来はない」と言われ、一念発起。改めて攘夷のあり方を見つめ直す。江戸から戻った近藤(香取慎吾)は、留守の間、土方(山本耕史)が隊士を切腹させたことに腹を立てる。しかし、土方は新選組の結束を固めるには法度で縛るしかないとの信念を崩さず、山南(堺雅人)らとの対立を深める。一方、新しく入隊した伊東甲子太郎(谷原章介)は参謀役に就任。だが、土方は伊東が気に入らず、芹沢を暗殺した部屋に住まわせる。その伊東は江戸から数名の新しい隊士を連れてきていたが、実は新選組を利用して尊皇攘夷を実現しようと考えていた。

「新撰組」第33話~第34話あらすじ

山南(堺雅人)が身請けした明里(鈴木砂羽)を連れて新選組を脱走した。沖田(藤原竜也)は近藤(香取慎吾)から命じられて馬で追う。出発前に沖田は近藤から、草津まで行って見つからなかった場合は、深追いするなと言われていた。しかし、大津で沖田を見つけた山南は、みずから声をかけ、新選組に戻ってくる。帰還した山南に、近藤は断腸の思いで切腹を言い渡す。近藤(香取慎吾)は深雪太夫(優香)の身請けを決意し、寺田屋の女将・お登勢(戸田恵子)の助けを借りて京都へ呼び寄せる手はずを整える。また、永倉(山口智充)も親友の婚約者だった芸者の小常(小西美帆)を、大坂から近くへ来させることにする。そんな折、江戸で隊士募集を終えた藤堂(中村勘太郎)が、近藤や沖田(藤原竜也)を驚かせてやろうと、つね(田畑智子)とみつ(沢口靖子)を連れて帰ってきた。が、ちょうど近藤は深雪太夫を迎えに出かけたあと。八木家へのあいさつを済ませたつねとみつは近藤のいる寺田屋へ行くと言いだし、慌てた沖田と土方(山本耕史)は、先回りしに走る。一方、寺田屋では坂本(江口洋介)と桂(石黒賢)が密談中。坂本は長州と薩摩が手を組めば幕府に対抗できると説得するが、桂はこの案を一笑に付する。

「新撰組」第35話~第36話あらすじ

大所帯になった新選組は、手狭 になった壬生村の八木家から西本願寺へ屯所を移すことになった。近藤(香取慎吾)も別宅を構え、お幸(優香)を正式に招き寄せる。そんな折、市中の見回りに出かけた武田(八嶋智人)、斎藤(オダギリ ジョー)、松原(甲本雅裕)は、うどん屋の主人に変装していた桂(石黒賢)を発見。護衛の捨助(中村獅童)、仙波(宅間孝行)が盾となり桂は逃亡する。沖田(藤原竜也)は、長州の浪士が密談中の料亭に踏み込み、長州の天狗と呼ばれていた捨助(中村獅童)に遭遇。だが、後から来た見廻組との手柄争いで捨助を取り逃がしてしまう。そんな中、見廻組の佐々木(伊原剛志)が近藤(香取慎吾)を訪ねてきた。これ以上、京の町で新選組と見廻組がかち合って敵を取り逃がすことのないよう、受け持ち区域を決めようというのだ。しかし、佐々木の提案は見廻組が御所や二条城といった要の場所ばかりで手柄をアピールする意図が見え見え。近藤は到底受け入れるわけにはいかない。折しも祇園で火事が起こり、新選組はただちに出動する。が、ここでも見廻組とかち合ってしまい、どちらが指揮を執るかでもめる。先に到着したのは新選組との主張で、佐々木は近藤に従う。

「新撰組」第37話~第38話あらすじ

隊士の松原(甲本雅裕)はみずから斬った長州浪士の妻・お初(清水美那)の家に足繁く通う。未亡人にしてしまった責任からめんどうをみていたのだ。が、これを知った土方(山本耕史)は新選組の法度に背くと糾弾する。納得いかない松原は腹を斬ってみせ、けがを負う。近藤(香取慎吾)は会津藩の広沢(矢島健一)から薩摩と長州が手を組もうとしているとの情報を教えられる。広沢の提示した首謀者リストの中に坂本(江口洋介)の名を発見した近藤は悲しみに暮れる。薩長同盟が締結された直後より、幕府側に頻繁に命を狙われはじめる坂本(江口洋介)。捨助(中村獅童)の裏切りで、伏見奉行所の捕り方に急襲されるが、おりょう(麻生久美子)の機転で命からがら逃げ出す。一方、近藤(香取慎吾)は長州を説得するため広島へ出立。新選組を敵視する長州を刺激するだけ、と反対する土方(山本耕史)の心配をよそに近藤は御公儀のため命をかける覚悟をあらわにする。そんな中、武田(八嶋智人)が軍学書を買うため、勘定方の河合(大倉孝二)に公金から50両貸してほしいと持ちかける。

「新撰組」第39話~第40話あらすじ

近藤(香取慎吾)の養子となった周平(浅利陽介)の実兄、谷三十郎(まいど豊)と万太郎(若松力)が新選組を脱走した。万太郎は逃げのびるが、三十郎は斎藤(オダギリ ジョー)に斬られて絶命。周平へのほかの隊士からの風当たりは強くなる。また伊東(谷原章介)も秘密裏に岩倉(中村有志)と接触し、隊士らの新選組離れは深刻な状況となる。一方、鹿児島の温泉では薩長の橋渡しをした坂本(江口洋介)がおりょう(麻生久美子)と骨休め。京都では捨助(中村獅童)が見廻組の佐々木(伊原剛志)に坂本、桂とは知己だというのを売りに取り入ろうとしていた。伊東(谷原章介)は隊からの独立を画策していた。それを勇(香取慎吾)らに察知されたと知った伊東は「長州の動きを探るため、一時離脱する」と建て前を。勇はそれをあえてうのみにし、離脱を認める。伊東に師事していた平助(中村勘太郎)は、勇への恩から離脱に戸惑う。

「新撰組」第41話~第42話あらすじ

新選組の働きが認められ隊士たちは幕府直参に取り立てられた。近藤(香取慎吾 )と土方(山本耕史)は江戸以来の苦労が報われた心地がし、抱き合って喜ぶ。だが、新選組の内部では、古参の永倉(山口智充)や原田(山本太郎)を差し置いて、観柳斎(八嶋智人)の地位が上になったことに反発が強まる。無実ながら切腹させられた河合(大倉孝二)の一件で、観柳斎に責任があることを皆が知っていたからだ。そんな中、観柳斎に数名の隊士たちが新選組を抜けたいと相談を持ちかけてきた。近藤(香取慎吾)たち新選組が、西本願寺から不動堂村へ屯所を移したのと同時期に、徳川慶喜は薩長を牽制する目的で朝廷に大政奉還を行なっていた。裏で糸を引いていたのが坂本(江口洋介)であることを知り、見廻組の佐々木(伊原剛志)は「坂本を斬らねば収まらぬ」といきまく。坂本にしてやられたかっこうの薩摩の西郷(宇梶剛士)や公卿の岩倉(中村有志)らも、彼の存在を疎ましく感じていた。一方、大石(根本慎太郎)から言いがかりをつけられた周平(浅利陽介)が剣術の試合で決着をつけることになった。

「新撰組」第43話~第44話あらすじ

岩倉(中村有志)の屋敷で尊王攘夷派の志士に混じって会合に参加した伊東(谷原章介)は、大久保(保村大和)から近藤(香取慎吾)の暗殺をもちかけられる。そうすれば元新選組の隊士という立場から脱却し、皆の信用を勝ち得ることができるという。伊東は悩み抜いたすえ、斎藤(オダギリ ジョー)に近藤の暗殺を命じる。が、斎藤は脱走し伊東の計画は新選組の知るところとなった。近藤は、伊東を討つといきまく土方(山本耕史)を抑え、伊東との話し合いに臨む。当初、伊東は近藤を隠し持った短刀で刺し殺すつもりだった。薩長を中心とする倒幕派は王政復古の大号令によって徳川家から政治の権限を奪った。京都は完全に薩摩によって制圧され、松平容保(筒井道隆)の会津藩と、近藤(香取慎吾)の新選組は孤立。市中警護役も再編され、新選組は権限を失ってしまう。先の見えない状況に土方(山本耕史)は蓄えていた金を隊士全員に分け与え、身の回りの始末をつけるようにと命じる。一方、二条城で慶喜(今井朋彦)、容保から意見を聞かれた近藤は、幕府を朝敵にさせないために薩長との戦は避けるべきと進言。しかし、元見廻組の佐々木(伊原剛志)は即時開戦を主張する。慶喜はいったん大坂に退却し、西郷(宇梶剛士)の挑発を退ける。が、薩摩の大久保(保村大和)は目障りな新選組を始末すべく、近藤の暗殺を伊東の敵と狙う御陵衛士の残党にけしかけていた。

「新撰組」第45話~第46話あらすじ

御陵衛士の残党から命を狙われた近藤(香取慎吾)は、右肩にけがを負い、沖田(藤原竜也)、お孝(優香)とともに療養のため大坂城に赴く。一方、京都では岩倉(中村有志)、西郷(宇梶剛士)を中心に徳川打倒の準備が着々と進められていた。新選組も残った土方(山本耕史)、源三郎(小林隆)を中心に鳥羽伏見に布陣。ついに戦闘が開始される。鳥羽伏見の戦いで幕府軍は錦の御旗を掲げた官軍に敗北。生き残った新選組の隊士は近藤(香取慎吾)が待つ大坂へと向かう。土方(山本耕史)は、斎藤(オダギリ ジョー)と山崎(桂吉弥)を連れて屯所に寄り、残していた機密文書を焼却。左之助(山本太郎)は身重のまさ(はしのえみ)にひと時の別れを告げにいくが、永倉(山口智充)の恋人・おその(小西美帆)は薩摩兵士に襲われ、絶命しようとしていた。そんな中、幕府軍の残党狩りをしていた官軍により、山崎が負傷。瀕死の山崎を連れ、隠れていた土方らは捨助(中村獅童)と寺田屋のお登勢(戸田恵子)の機転によって京から脱出し、大坂城に入る。

「新撰組」第47話~第48話あらすじ

朝廷の命令に恭順の意を示した慶喜(今井朋彦)は、謹慎のため江戸城を去った。主戦派は近藤(香取慎吾)ら新選組に期待をかけるが、陸軍総裁の勝(野田秀樹)は新選組の名前も甲陽鎮撫隊と改めさせ、甲府城で薩長軍を迎え撃つよう、甲府への出陣を命じる。江戸の町を戦火にさらしたくない勝は、体よく新選組を追い払いたかったのだ。近藤も勝の命により大久保剛(たけし)、土方(山本耕史)は内藤隼人と名前を変え、鎮撫隊は甲府へと出発する。沖田(藤原竜也)は姉・みつ(沢口靖子)に病気で先が長くないことを伝え、部隊に同行。近藤は容保(筒井道隆)に会津での再会を約束し、妻・つね(田畑智子)らに見送られる。江戸への総攻撃に備える西郷吉之助(宇梶剛士)ら新政府軍に対し、勝海舟(野田秀樹)は江戸城を無血開城することで降伏。勝は甲州勝沼で敗走した近藤(香取慎吾)ら甲陽鎮撫隊に江戸からの退去を求め、近藤は土方(山本耕史)らとともに容保のいる会津をめざす決意をする。一方、新選組を離脱していた永倉(山口智充)と左之助(山本太郎)も同志を集めて会津をめざしていた。そこへ死んだと思っていた永倉の親友で、おそのの夫だった市川(八十田勇一)が現われる。

「新撰組」第49話(最終回)あらすじ

流山で新政府軍に捕らえられた近藤(香取慎吾)は、本陣・板橋宿に移される。甲陽鎮撫隊について尋問を受けた近藤は、勝海舟(野田秀樹)の名前を出さず、自分の単独行動だと答える。それは幕府への恨みのすべてをひとりで引き受けようとする近藤の決意表明だった。近藤の意図を察した土方(山本耕史)は勝に助命嘆願をする。だが、勝は自分には何もできないと拒否。逆に土方に蝦夷地で戦うよう勧め、幕府の最後の誇りを託す。そんな中、近藤の刑罰が斬首に決定。処刑の日、妻のつね(田畑智子)らが見つめる中、近藤は処刑場に歩を進める。

引用:ザテレビジョン公式サイト

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