「ちりとてちんは再放送されないの?」
「もう見ることはできない?」
この記事ではドラマ「ちりとてちん」が再放送されない理由と今から無料で視聴する方法をご紹介します。
結論、ドラマ「ちりとてちん」は再放送されていません。
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放送年 | 2007年~ 2008年 |
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話数 | 151話 |
放送局 | NHK |
キャスト | 貫地谷しほり/和久井映見/松重豊/京本政樹/青木崇高/加藤虎ノ介/渡辺正行/原沙知絵/川平慈英/波岡一喜/佐藤めぐみ/米倉斉加年/江波杏子/渡瀬恒彦 |
主題歌 | 松下奈緒「The Wonder Years 〜あの素晴らしき歳月に〜」 |
関連サイト | 公式サイト/Wikipedia |
ドラマ「ちりとてちん」なぜ再放送されない?
ドラマ「ちりとてちん」が再放送されない理由は主に3つあります。
- 友井雄亮がDVと金銭トラブルを起こした
- 不適切と感じる場面がある
- 関東の視聴率が過去最低だった
それぞれ詳しく解説していきます。
①友井雄亮がDVと金銭トラブルを起こしたから
ドラマ「ちりとてちん」が再放送できない理由の一つは、出演者の友井雄亮さんがDVと金銭トラブルを起こしたからです。
友井さんはアホボン(和田友春)の役で出演していましたが、2019年1月に週刊文春で女性へのDVが報じられました。
文春によると、2014年頃から交際していた女性に対して、木製ハンガーが壊れるまで後頭部を殴るなどの暴力をふるったと言われています。
また、別の交際女性の3,000万円を勝手に使い込む金銭トラブルもありました。
その後、友井さんは人気グループの純烈を脱退し、芸能界を引退することになったのです。
友井さんの不祥事は多くの人から批判を受けたため、「ちりとてちん」の再放送が難しくなってしまったと考えられます。
②不適切と感じる場面があるから
ドラマ「ちりとてちん」が再放送できないもう一つの理由は、ドラマの一部のシーンが人によっては不適切だと感じられるからです。
本作の第1話では、主人公の喜代美が父親の実家へ行く際、車のドアにスカートが挟まって破れてしまい、下着が見えてしまう場面があります。
その後の展開では、母の糸子との心温まるシーンもあるのですが、児童の人権に敏感な人から見ると不適切なシーンに感じるかもしれません。
また、喜代美が落語家として修行中に師匠や兄弟子の下着を洗うシーンは、今の感覚では女性に対するセクハラと受け取られる可能性があります。
ただ、これらは一部の人の意見であり、SNSで大きく炎上するような内容ではないため、再放送ができない直接的な理由ではなさそうです。
③関東の視聴率が過去最低だったから
ドラマ「ちりとてちん」が再放送できない最後の理由は、関東地方での視聴率が過去最低を記録したからです。
関西地方では全話の平均視聴率が17.0%だったのに対して、関東地方での平均視聴率は15.9%で、統計のある1964年以降で過去最低の記録となりました(2008年時点)。
しかし、本作はテレビでの視聴率は低調でしたが、DVDの売上は好調でした。
そのため、テレビで再放送するよりもDVDの販売に力を入れた方が利益になると判断されて、再放送が行われないのかもしれません。
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ドラマ「ちりとてちん」作品情報
公開日 | 2007年10月1日 – 2008年3月29日 |
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脚本 | 藤本有紀 |
撮影ロケ地 | 西津の浜、加福鮮魚、小浜中学校 など |
出演 | 貫地谷しほり 和久井映見 松重豊 京本政樹 青木崇高 加藤虎ノ介 渡辺正行 原沙知絵 川平慈英 波岡一喜 佐藤めぐみ 米倉斉加年 江波杏子 渡瀬恒彦 上沼恵美子 |
主題歌 | 松下奈緒「The Wonder Years 〜あの素晴らしき歳月に〜」 |
ドラマ「ちりとてちん」あらすじ
福井・小浜で育った、心配性でネガティブ思考の和田喜代美。大阪で上方落語と出会い、落語家の徒然亭草若に弟子入り。修業を経て高座に上がるとともに、兄弟子と夫婦に。楽天的で大雑把な母の生き方にも影響を受けながら、自分の人生を輝かせていく。恋あり涙あり笑いありの人情ドラマ。
引用:NHK公式
キャスト | 役名 |
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貫地谷しほり | 和田喜代美→青木喜代美/徒然亭若狭 |
和久井映見 | 和田糸子 |
松重豊 | 和田正典 |
京本政樹 | 和田小次郎 |
青木崇高 | 徒然亭草々 |
加藤虎ノ介 | 徒然亭四草 |
渡辺正行 | 竹谷修 |
原沙知絵 | 緒方奈津子→和田奈津子 |
川平慈英 | 和田秀臣 |
波岡一喜 | 和田秀臣 |
上沼恵美子 | ナレーター |
ドラマ「ちりとてちん」では、貫地谷しほりさんが演じる主人公の和田喜代美が全力で頑張る姿がとても印象的です。
また、和久井映見さんが演じる母親・糸子の優しさや温かさ、松重豊さんが演じる父親・正典の頑固な職人の一面も心に残ります。
そのうえ京本政樹さんのユーモアな叔父・小次郎の演技や、上沼恵美子さんの親しみやすいナレーションが作品の魅力をさらに引き立ててくれます。
ドラマ「ちりとてちん」を実際に観た感想レビュー
- お母ちゃんのシーンは号泣すること多かった
- 観直すと毎回泣ける
- 笑って泣いて泣いて、とても楽しませてもらった
- 出てくるみんなの人生が詰まっていた
- わたしの朝ドラBest3!
- 出てくる人みんなが優しくて愛おしい
- たくさんの名優さんの演技が光る
- 小学生の時、勇気づけられた
お母ちゃんのシーンは号泣すること多かった。草原兄さんのつっこみと四草兄さんの毒舌が好き。
当時の自分の生活環境において 随分癒しを貰い助けられた。
観直すと毎回泣ける。
大好き。
ありがとう。
笑って泣いて泣いて、とても楽しませてもらいました。
いやー「お母ちゃんみたいに、なりたくない!」という台詞がここまで効いてくるとは。
喜代美の選択は正直意外だった。
てか、本作の主人公の母親はほぼ主役笑
主人公だけでなく、出てくるみんなの人生が詰まっていた。
回を進むごとに、家族や、徒然亭の皆がどんどん愛おしくなってきて、温かく感じた。
底抜けに感動した〜😆
わたしの朝ドラBest3!
歴史に残る低視聴率というのが信じられない。
たくさん泣きました。
貫地谷しほりさんが着物を着るときの髪型がとても可愛いです
出てくる人みんなが優しく、みんなが愛おしい。
藤本有紀さんの珠玉のセリフはもちろんだけど、故・渡瀬恒彦さんはじめ、貫地谷しほりさん、和久井映見さん、松重豊さん、青木崇高さん、茂山宗彦さん、加藤虎ノ介さんほかたくさんの名優さんの演技が光ります。
こんな内向的な朝ドラヒロインが!って、リアルタイムで試聴していた小学生の時、勇気づけられた思い出。
ラストがいまいちだけど、他はほんとう面白かった。配役も青木さんとか斬新だったし、貫地谷しほりもすごかったなぁ。暗記したのだろうけど、上手だった。渡瀬さんもよかった。
笑わせて泣かせてハラハラさせて胸キュンさせてイライラさせて、脚本家のおもうつぼ。
面白かった、地獄八景今思い出しても泣く。
素晴らしかった…😭
後ろ向きでクヨクヨしてばかりの主人公をこんなに魅力的に描けるとは😭
引用:Filmarks
ドラマ「ちりとてちん」あらすじを第1話~151話まで紹介
「ちりとてちん」第1話~第10話あらすじ
1982年夏、9歳の和田喜代美は母と共に福井県小浜市に引っ越し、10年ぶりに父の実家へ帰ります。しかし、父・正典は職人の祖父・正太郎と確執があり、和解できません。転校先で同姓同名の人気者・清海と出会い、脇役扱いされる喜代美は人気者になる夢を抱きます。祖父の工房で落語に触れ、笑顔を取り戻すも、家庭の問題は解決せず、祖父はついに倒れます。祖父の死後、家族はそれぞれ祖父の想いを胸に新たな道を歩みます。高校生になった喜代美は、清海と共に学園祭で三味線に挑むことに。初めて清海を超えたと感じるも、練習で遅れを取り、父の店も苦境に陥ります。そんな中、雑誌取材が入り喜ぶ一家ですが、叔父の失態で台無しに。三味線の皮も破れ、学園祭での演奏も断念することに。落ち込む喜代美に、ある日、学校で思いがけない相談が持ちかけられます。
「ちりとてちん」第11話~第20話あらすじ
喜代美は学園祭の三味線ライブに出演するはずが照明係を任され、後悔を抱きます。しかし友人やフリーライターの奈津子の励ましで、自分を変える決意を固めした。卒業後、清海の兄からの突然のプロポーズに混乱する中、大阪行きを宣言し家族に別れを告げますが、大阪で孤独に悩む清海と一緒に暮らすことに。そこで元落語家の草若と弟子の草々に出会い、思わぬ騒動に巻き込まれるも、彼らと関わるうちに新しい自分を見つけ始めます。草若たちとの生活や奈津子のアルバイトを通じて自立を試みる喜代美でしたが、大阪生活の厳しさに直面しながらも、草々や家族の支えで少しずつ成長していきます。
「ちりとてちん」第21話~第30話あらすじ
落語家の草々は、3年前の失敗から高座に上がることが怖くなり、再び「辻占茶屋」を演じるのを避けていました。喜代美は草々を応援しようと、三味線の下座を務めることを申し出ますが、初舞台では緊張で失敗し、代わりに「ふるさと」を演奏してしまいます。しかし、その失敗が観客の笑いを誘い、草々も喜代美を称賛します。これを機に草々への恋心を自覚した喜代美ですが、草々が清海に心惹かれていると知り、失恋の苦しみを味わいました。失意の喜代美は小浜に里帰りし、久しぶりの家族との再会で心を癒しますが、家族も問題を抱えていました。正典の塗箸が売れず家族が落ち込む中、喜代美は大阪から追ってきた小草若に助けを求め、彼に落語を頼むも失敗に終わります。その後、祖父の命日に草々が披露した落語が、家族の絆を取り戻し、和田家に久々の笑顔をもたらしました。草々への思いを再確認した喜代美の前には、修理された祖父の落語テープが。ところが、10年の時を経て再生されたテープの声に、草々が激しく動揺します。
「ちりとてちん」第31話~第40話あらすじ
小浜から大阪に戻った喜代美は、草々の師匠である草若にもう一度落語をしてもらいたいと、ちりぢりになった元弟子たちを集める計画を立てます。しかし、草若の一番弟子だった草原や、四番弟子の四草は最初は協力を拒否しました。諦めかける喜代美と草々でしたが、再会した草原が落語界に戻る決意を固め、四草も復帰。ついに草若の弟子たちが3年ぶりに再集結します。喜代美の提案で居酒屋「寝床」で落語会を開くことが決まり、皆で準備を進めますが、小草若の妨害で一度は計画が中止に。小草若の苦しみを知った草若もまた高座に上がることを拒みます。そんな中、喜代美の家族が小浜から手伝いにやって来て、そば打ちや三味線の指導で場が一気に活気づき、皆の絆が深まっていきました。
「ちりとてちん」第41話~第50話あらすじ
草々の落語会が近づき、参加を拒んでいた小草若も、母の友人から草若が一門会を欠席した真実を知り、心を揺さぶられます。当日、喜代美は母・糸子に助けられながらそばを振る舞い、弟子たちも揃って大盛況となりました。この出来事で草若は落語への情熱を取り戻し、喜代美も「落語家になる」と宣言。しかし、弟子入りを断られても諦められない喜代美は、独学で落語を学び始めます。無理がたたり風邪で倒れると、父・正典が福井から駆けつけ、草若に弟子入りを頼みます。祖父の思いも汲んだ正典の願いを受け、草若はついに喜代美の弟子入りを許可。内弟子生活が始まると、修業は家事が中心で、理想とは違うものでした。そんなある日、兄弟子の仕事でテレビ局を訪れた喜代美は、そこで同級生・清海と再会します。
「ちりとてちん」第51話~第60話あらすじ
喜代美は清海が輝く姿を見て焦り、草若に落語のけいこを頼むも、相手にされません。落ち込む中、ついに「ちりとてちん」を学ぶことになり、初めてのけいこに励みますが、不器用な喜代美には大変な挑戦です。そんな喜代美を応援しに、母・糸子や家族も小浜から駆けつけ、初高座の日が決まりました。当日、緊張で動けない喜代美でしたが、糸子の激励でなんとか高座に上がります。しかし、うまくいかず、オチも間違え、初舞台は失敗に終わります。落ち込む喜代美を見て、草原ら兄弟子たちは懸命に励まし、草若も「また自信がついたら再挑戦しろ」とアドバイスをくれました。二か月後、再び「寝床寄席」に挑む決意を固めた喜代美でしたが、その日も草々と清海が一緒にいるのを知り、複雑な気持ちを抱きます。ついに二度目の高座を迎えた喜代美。今度は母が百日参りを続けたちょうど100日目の特別な日で、彼女は再挑戦の場で大きな成長を見せようと舞台に立ちます。
「ちりとてちん」第61話~第70話あらすじ
二度目の高座で成功を収めた喜代美でしたが、同級生の清海が草々に恋心を抱いていると知り、内心は複雑で落ち込んでいました。清海には東京のキャスターのオファーがあり、喜代美は東京行きを勧めるも、その後、自分の気持ちのやり場に悩み、けいこにも集中できなくなります。ついに草若に「破門にしてほしい」と頼むほど追い詰められますが、師匠の助言で清海に正直に自分の気持ちを話し、わだかまりを解消しました。清海は草々を想いつつも夢を追って東京行きを決意し、喜代美のことを「うらやましい」と語ります。喜代美が入門して二年半、徒然亭一門の「寝床寄席」は盛況を迎え、12月には大舞台「天狗座」での一門会が決まります。喜代美も再び「ちりとてちん」に挑むことに。ところが、小草若がライバルと揉めてトラブルが起き、草々が彼をかばって破門されてしまいます。止めようとする喜代美を振り切って、草々は家を出てしまいました。なぜ草々が小草若の罪をかぶったのかといぶかしがる喜代美に草原が、かつて草々が草若に弟子入りした経緯を語りはじめます。
「ちりとてちん」第71話~第80話あらすじ
喜代美は草々への気持ちを抱きつつも、草若一門での修業や小草若の告白に揺れ動く日々を過ごします。師匠の助言や仲間の励ましで、一門会に向けて「ちりとてちん」の高座に再挑戦。喜代美の成長を見守る家族や草若の支えもあり、無事に高座を終え、徒然亭一門は落語会に復帰を果たします。年季明けで内弟子修業が終わることになり、別の住まいに引っ越す話が出ますが、草々と離れたくない喜代美は迷いを隠せません。そんな中、草々から「一人前の落語家になるために独立が必要」と諭され、一人暮らしを決意します。大みそかの夜、すれ違っていた二人はお互いの気持ちを確認し、草々からのプロポーズを受け、結婚を決意します。挙式当日は家族や仲間に囲まれ幸せを感じるものの、騒がしい祝福も続き、少し不安を抱く喜代美。結婚後、新婚生活を始めた喜代美は、家計のやりくりに悩み、磯七たちにアドバイスされて計画表を作り、落語家の妻として新たな生活に挑み始めます。
「ちりとてちん」第81話~第90話あらすじ
新婚生活を楽しむ喜代美でしたが、落語家としての収入の少なさに不安を抱くようになります。そんな中、タレント活動で収入を得る喜代美に、草々との間に少しずつ溝が生まれます。テレビ出演を重ねる喜代美に対し、草々は落語に専念しようとし、二人の関係は悪化。やがて大げんかとなり、喜代美は家を飛び出し、小浜にいる草々を追いますが、草々は「本当の喜代美を知りたい」としばらく小浜に留まると言います。そんな折、同級生の順子が「子どもができた」と告白し、相手が友春だと知った喜代美は驚きます。草々を通じて順子の妊娠が伝わり、友春が順子との結婚を申し出ますが、順子は「結婚せずに一人で育てる」と宣言し、家族たちは混乱。そんな順子に喜代美は、「なぜ嘘をつくの?」と問い、友人として本音を引き出そうとします。
「ちりとてちん」第91話~第100話あらすじ
友春が魚屋食堂を継ぐことになり、順子の妊娠騒動は一段落しましたが、喜代美は自分と草々の夫婦関係を改めて見つめ直します。仲直りのために夫婦で落語会を開くことを決意し、母・糸子と父・正典にも来てもらおうとしますが、すれ違いの続く家族たちに苦戦します。そこで歌手の五木ひろしの助けもあり、糸子を落語会に招待することに成功。夫婦落語会の当日、糸子と正典も会場に姿を現しますが、ぎこちない雰囲気のまま。そんな中、草々が高座に上がり「たちぎれ線香」を演じ、二人も出会いを思い出します。しかし、予定していた五木が遅れるハプニングに見舞われた喜代美は、即興で落語を続けますが、最後にはネタが尽き、涙ぐんでしまいます。そんな喜代美を見かねて、父・正典が立ち上がり、家族の心も通い合いました。数年後、喜代美は徒然亭若狭(つれづれていわかさ)として落語家活動を続けますが、最近は笑いが減ったことに悩む日々。相談するも、男性が多い落語の世界で女性としての壁を感じ始め、思い悩みます。
「ちりとてちん」第101話~第110話あらすじ
喜代美は落語が受けない悩みを兄弟子たちに相談しますが、なかなか解決策が見つかりません。ついに師匠・草若に相談すると「創作落語に挑戦してみろ」と言われ、戸惑います。一方、草若は弟子たちを集め「大阪に常打ち小屋を作りたい」と強い意志を示しますが、彼の病状は悪化していました。草若は喜代美に「お前の創作落語で笑わせてくれ」と頼み、喜代美は自分の家族を題材にした落語を作り始めます。そして師弟落語会の場で、草若は病をおして「地獄八景」を全力で演じ、弟子たちに「このネタを4人で引き継ぎ、喜代美には前座で創作落語を演じてほしい」と願いを託します。師匠の深い思いを受けた喜代美は、創作落語に真剣に取り組み、師匠への恩返しと弟子としての成長を決意します。
「ちりとてちん」第111話~第120話あらすじ
喜代美は師匠・草若から「過去の思い出を創作落語にしてみたらどうか」と勧められ、自分の人生や家族のエピソードを題材に新しい挑戦を始めました。一方、草若の病状は悪化しながらも、弟子たちに「地獄八景」を伝えることを強く願い、天狗座での落語会に向けて励まします。落語会の当日、草若が危篤状態に陥りますが、喜代美と弟子たちは最後まで舞台をやり遂げました。そして草若は穏やかに息を引き取ります。葬儀を終え、草若の教えを胸に歩み始めた喜代美と草々のもとには、弟子入りを志願する青年・勇助が現れました。深く落語を愛する勇助を弟子に迎えた喜代美たちは新たな日々をスタートさせますが、勇助が修業を抜け出すことが増え、喜代美は悩みます。そんな折、昔の恋人・清海と再会した草々は、過去にとらわれずに自分の道を進む決意を固めます。
「ちりとてちん」第121話~第130話あらすじ
勇助が修業をさぼり続けていたことが発覚し、草々は激怒して破門を宣告しますが、喜代美は彼を見捨てることができません。一方、東京で挫折して小浜に戻った清海は、心にわだかまりを抱えており、喜代美に対し「私の人生はめちゃくちゃだ」と告白します。喜代美はショックを受けつつも何もしてあげられず、仕事で小浜に戻った際、入院中の清海の母・静を訪ねます。お見合いの当日も心を開かない清海に、喜代美は「うそをつかないで」と訴えますが、解決には至りません。その後、清海の父・秀臣が姿を消し、塗箸工房で正典との過去や製作所を守ろうとした思いを語りますが、小梅は彼を許さないままでした。大阪に戻った喜代美は、内弟子の勇助の初高座に向けて支えようとしますが、勇助はけいこで失敗続き。そんな折、小浜から弟の正平が訪ねてきて「お姉ちゃんは人生のど真ん中を歩いている」と励まし、家族の思いを改めて感じた喜代美は落語家として新たな決意を抱きます。
「ちりとてちん」第131話~第140話あらすじ
喜代美は弟の正平から「夢をあきらめた」と聞き、自分が何もできなかったことを悔やみました。同時に、内弟子の勇助が「落語会に出られない」と打ち明け、「落研出身もレパートリーも全てうそだった」と告白します。怒りと失望から勇助を叱責しつつも、自分の初高座での失敗談を話して励まし、勇助は再挑戦する決意をします。さらに、落語通の磯七が大阪を離れることが決まり、徒然亭一門は彼の応援を受けて成長を誓いますが、重要な一門会を小草若が欠席したまま、彼は姿を消しました。時が過ぎ、草若の三回忌にて、常打ち小屋を建てる条件として草若の名前を継ぐ話が持ち上がりますが、小草若の不在が影を落としました。小浜で小草若に再会した喜代美は大阪に戻るよう説得しますが、小草若は自身の迷いを打ち明け、「草々が草若を継げばいい」と主張。清海の塗箸イベントで喜代美は「ふるさと」をテーマに創作落語を披露し、小草若の心を揺り動かします。ようやく小草若がふたたび高座に上がり、皆の前で落語家としての姿を取り戻しました。その場に偶然五木ひろしも現れ、喜びの輪が広がる中、徒然亭一門と仲間たちは再び一つに結束を深めました。
「ちりとてちん」第141話~第150話あらすじ
小草若が戻り、徒然亭一門は落語の常打ち小屋を作る計画に取り組みますが、鞍馬会長から「草若の家を売ればどうか」と提案され、一同は悩みます。そんな中、磯七から届いた手紙が皆の心を動かし、「大阪に落語を根付かせたい」という思いが再燃。小草若は草若家を売ることを決意し、喜代美の提案で「青空落語会」を開くことに。草若家での盛大な青空落語会が終わり、家を改装して常打ち小屋「ひぐらし亭」を作ることが決まり、3年後にはついに完成します。その後、喜代美の妊娠が判明し、一門や小浜の家族たちも大喜び。体調が優れない中でも高座に立とうとけいこを重ねますが、つわりがひどく初日には立てませんでした。代わりに照明係を務めながら、仲間たちの活躍を見守ります。やがて体調が回復し、高座に上がる日が訪れました。その日は祖父・正太郎の命日でもあり、喜代美は家族や仲間に見守られながら、思い出の「愛宕山」を演じはじめます。
「ちりとてちん」第151話(最終回)あらすじ
「私の最後の高座におつきあいいただきまして、ありがとうございました」思いもよらない喜代美のあいさつに、一同は騒然とします。しかし、喜代美の決心は固いものでした。「自分がスポットライトを浴びるのではなく、お母ちゃんのように皆の世話をし、まわりを明るくする人生を送りたい」それが喜代美のたどりついた答えだったのです。それから数か月後、いよいよ喜代美に出産の日が訪れます。
引用:NHK公式サイト