「しんちゃんは5歳で死亡している」
「ボーちゃんのお母さんはママ友にいじめられている」
アニメ『クレヨンしんちゃん』の都市伝説には、そんな嘘か本当かわからない話が数多くあります。
この記事では、クレヨンしんちゃんの都市伝説の中でも特に有名な11個を厳選し、内容と噂の真偽を紹介します。
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クレしん都市伝説①しんちゃん死亡説
「クレヨンしんちゃん」の都市伝説で特に有名なのが「しんちゃん死亡説」で、以下のようなものがあります。
- しんちゃんは5歳で死んでる
- タイトルの「クレヨン」の意味
それぞれの内容について詳しく紹介します。
しんちゃんは5歳で死んでる
「しんちゃん死亡説」は、主人公のしんのすけが5歳のときに事故で死んでいるという都市伝説です。
しんのすけはトラックに轢かれそうになったひまわりを救おうとして、交通事故に遭って命を落としたと言われています。
幸いひまわりは無事だったものの、息子を失ったみさえの悲しみはとても大きなものでした。
その後、みさえはしんのすけが遺したクレヨンと落書き帳を手に取り、「もし今も生きていたら」と想像を膨らませながら物語を描くようになります。
視聴者が目にしている「クレヨンしんちゃん」の物語は、そんな我が子を失ったみさえが描いた想像の世界なのです。
タイトルである「クレヨンしんちゃん」は、しんのすけが遺したクレヨンを使い、みさえが物語を描いていることから名付けられたと言われています。
タイトルの「クレヨン」の意味
「クレヨンしんちゃん」というタイトルは、しんのすけの死後にみさえが遺品のクレヨンを使って物語を描いたことが由来だと言われていますが、事実は異なります。
タイトルの「クレヨン」は、幼稚園に通う子どもたちが普段から使うものの中から選ばれたのです。
作者によると、幼稚園児たちが使う物としんちゃんの名前を組み合わせ、「クレヨンしんちゃん」という名前が最適だと思い、タイトルに決めたとのこと。
この話は、作者の臼井儀人さんがベストセレクションのあとがきで語ったものだそうです。
そのため、タイトルに含まれる「クレヨン」がしんのすけの死と関連しているわけではなく、死亡説の都市伝説も嘘ということになります。
クレしん都市伝説②ボーちゃんの本名と母の謎
「クレヨンしんちゃん」に登場するボーちゃんは謎めいた部分が多く、以下のような都市伝説が存在します。
- ボーちゃんの本名は井川棒太郎
- ボーちゃんのお母さんが登場しない理由
次にそれぞれの内容について解説します。
ボーちゃんの本名は井川棒太郎
ボーちゃんの都市伝説のひとつに、本名が「井川棒太郎(いがわぼうたろう)」というものがあります。
1993年8月23日に放送された63話「相撲大会でガンバるゾ」で、幼稚園の相撲大会のトーナメント表に「井川棒太郎」という名前があったことがきっかけとなりました。
トーナメント表はどれも平凡な名前ばかりなのに、「井川棒太郎」だけボーちゃんを連想させるような特徴のある名前だったことから、これが本名ではないかと話題になったのです。
しかし、ストーリー内では井川棒太郎がボーちゃんであると示されておらず、63話の展開から考えると本名である可能性は低いと言われています。
ボーちゃんのお母さんが登場しない理由
ボーちゃんのお母さんが作品に登場しない理由については、さまざまな都市伝説があります。
ひとつは、「ボーちゃんのお母さんがママ友からいじめを受けている」という話です。
ママ友の集まりにボーちゃんの母親だけ参加しないのは、いじめで孤立しているからだと言われています。
また、しんちゃん死亡説の都市伝説と結びつけて、「ボーちゃんの母親がしんちゃんを車で轢いてしまい、罪悪感から表に出られなくなった」という噂も。
それ以外にも「探偵やスパイなど、表に顔が出せない職業に就いている」「何らかの障害やコンプレックスがあり、他人との交流を避けている」とも言われています。
実際には、「クレヨンしんちゃん」の原作10巻で一度だけボーちゃんの母親が登場しますが、顔までは描かれていません。
母親に関する都市伝説は事実ではないようですが、しんちゃんたちにとってもボーちゃんのお母さんは謎めいた存在のようです。
クレしん都市伝説③しんこちゃんの正体
「クレヨンしんちゃん」に登場する謎の少女しんこちゃんの正体については、以下の都市伝説があります。
- しんこちゃんの正体は未来のひまわり
- しんこちゃんはひろしを助けに来た
次にそれぞれについて詳しく解説します。
しんこちゃんの正体は未来のひまわり
しんこちゃんの正体は、5年後の未来から来たひまわりであると言われています。
巻き毛や笑い声がひまわりと似ていることや、何気ない発言が正体をほのめかしているからです。
初登場の際、名前を尋ねられて「ひま…」と言いかけてから「暇な子供」と答えたシーンがありました。
これは、自分の名前「ひまわり」を言いかけたのではないかと指摘されています。
また、しんのすけを「おにぎり頭」と呼ぶところは、一瞬「おにいちゃん」と言いそうになってごまかした可能性も考えられます。
さらに、しんこちゃんが連れている2匹の犬がシロに似ていることから、シロの子供たちではないかという考察もあるのです。
このような理由から、しんこちゃんは5歳になったひまわりが未来から家族の様子を見に来たという説が有力視されています。
しんこちゃんはひろしを助けに来た
しんこちゃんが未来から現れたのは、ひろしを救うためだという都市伝説もあります。
彼女がひろしを車の事故から救ったのは、未来のひまわりが父親を助けるために来たからだと言われています。
しんこちゃんはみさえについて詳しい一方で、ひろしに関する知識はないように見えます。
おそらく未来のひろしが事故で他界したため、ひまわりは父親の顔を知らないのでしょう。
そのため、しんこちゃんという偽名を使った未来のひまわりが、父親の危機を回避し過去を変えようとしていると考えられています。
しかし、公式にはしんこちゃんの正体は明かされおらず、すべての話はファンの考察に過ぎません。
本作は原作者が亡くなっているため、この先も真相が明かされる可能性は低いでしょう。
クレしん都市伝説④原作者・臼井儀人の死
「クレヨンしんちゃん」の原作者である臼井儀人さんの死に関しては、以下のような都市伝説が存在します。
- 作者は原作で自分の死を暗示していた
- 自殺説の原因となった遺書
それぞれの内容について詳しく紹介します。
作者は原作で自分の死を暗示していた
作者の臼井儀人さんは、2009年に登山先で滑落死しましたが、自分の死を作品内で暗示していたという都市伝説があります。
「クレヨンしんちゃん」の原作19巻に収録されている「ターミネーターVSしんのすけ」での風間くんの発言が作者の死を予言しているというものです。
原作では、未来から来た風間くんが登場し、しんのすけが「2010年はどうなっているのか」と尋ねるシーンがありました。
すると風間くんは「どうしても聞きたいですか?」と動揺したように答えるのです。
この2人のやり取りは、2010年には作者の臼井さんがこの世にいないと暗示しているのではないかと解釈されています。
不気味な都市伝説に思えますが、実際のところは漫画のストーリーが偶然にも臼井さんの死と結びついてしまっただけで、このような事実はありません。
自殺説の原因となった遺書
臼井儀人さんの死に関しては、本人の遺書があり自殺したという噂があります。
作者の自殺説が浮上した理由は、インターネット上で拡散された「赤いしんちゃん」と呼ばれる画像が原因でした。
画像には真っ赤な背景に崩れたしんのすけの顔が描かれており、「かあちゃ、ひま、ねねちゃ、かざまく、ぼーちゃん、まさおくん、とおちゃ、シロ」と縦書きされていました。
さらにその下に「ごめんね。おら、もう……」と意味深な言葉が書かれていたのです。
画像の内容から、これは臼井儀人さんの遺書ではないかという憶測が広まりました。
しかし、後に「この画像はいたずらである」と制作者が告白したため、臼井さん本人が作成したものではないと判明しました。
臼井儀人さんの死因については登山中の事故であると報じられており、遺書も発見されていないため、自殺の可能性は低いです。
クレしん都市伝説⑤ひまわりは他人の子供
「クレヨンしんちゃん」には、ひまわりが実は他人の子供であるという都市伝説が存在します。
しんのすけが事故死した後、みさえとひろしは悲しみを乗り越えるために、両親が行方不明になったひまわりを養子にしたという内容です。
この話は「しんのすけ死亡説」の都市伝説が関係しています。
しんのすけを亡くしたみさえは悲しみから立ち直ることができず、空想の世界で生きるようになったという話があり、後日談として「ひまわりは他人の子供」という都市伝説が広まったのです。
しかし、アニメや原作にはひまわりの誕生シーンがきちんと描かれており、野原家が他人の子供を養子にしたという事実はありません。
ひまわりが他人の子供であるという話は、当時の誕生エピソードを知らない人が勝手に作り上げたものだと言われています。
クレしん都市伝説⑥みさえの過去と病気
「クレヨンしんちゃん」の野原みさえには、しんちゃん死亡説のクレヨン話以外にも以下のような都市伝説があります。
- みさえは過去に声優をしていた
- みさえが胃がんになる話
それぞれの話について、詳しく解説します。
みさえは過去に声優をしていた
みさえはひろしと結婚する前に声優の仕事をしていたという都市伝説があります。
自宅でセリフの練習をしていたときに、色っぽい声が外に漏れてしまい、たまたま近くを通りがかったひろしがみさえの声に惹かれるというものです。
この出来事がきっかけで2人は出会い、結婚に至ったという説やひろしがみさえのストーカーになった説があります。
しかし、原作では独身時代のみさえがOLとして働いているシーンが描かれているため、声優をしていた過去はないと言われています。
みさえが胃がんになる話
もう一つの有名な都市伝説には、みさえが胃がんになるという話があります。
ある日、みさえが突然倒れてしまい、病院で胃がんと診断されるストーリーです。
みさえの病気に取り乱すひろしや、母親とひまわりを守る決意をするしんのすけの姿が描かれ、厳しい闘病生活が始まります。
その後、みさえの病状は悪化し、意識不明の状態に陥りますが、しんのすけや家族の強い想いが奇跡を起こして回復に向かうのです。
物語の最後では、しんのすけの小学校入学式に家族全員で参加し、幸せな日常を取り戻すという結末を迎えます。
この都市伝説はファンの二次創作が「クレしんの泣ける話」として広まったもので、公式のストーリーではありません。
アニメ『クレヨンしんちゃん』の806話「母ちゃんが入院して退院したゾ」で、みさえが胃炎で入院する話があるので、この話が胃がんの元ネタになっているのかもしれませんね。
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クレしん都市伝説⑦ひろしは女だった
「クレヨンしんちゃん」の野原ひろしは元女性だったという都市伝説が存在します。
この話は、しんのすけ死亡説の都市伝説と関連した内容になっています。
当時は女性だったひろしは、みさえと友人関係にありました。
しんのすけが事故死した後、ひろしは悲しみに暮れるみさえを支えるために性別適合手術を受けて夫になったという内容です。
ひろし女性説の都市伝説は、作品内でひろしが女装するシーンが度々描かれていることがきっかけで生まれたなどと言われています。
しかし、しんのすけ死亡説は事実ではなく、事故死の後にひろしが性転換する話も矛盾があるため、ひろし元女説は全く信ぴょう性のない都市伝説と言えるでしょう。
クレしん都市伝説⑧シロが捨て犬だった理由
「クレヨンしんちゃん」に登場する愛犬のシロには、病気のがんが原因で捨てられたという都市伝説があります。
シロの元の飼い主が高額な治療費を払えず、しかたなくシロを手放したというものです。
しかし、原作の46巻では「元の飼い主の父親が突然犬アレルギーになり、犬を飼えなくなった」とシロが捨てられた経緯が描かれています。
その後、シロは引き取ってくれる人が見つからず、保健所に送られそうになっていました。
そんなシロを不憫に思った娘が「新しい飼い主が見つかることを願って、シロを捨て犬にする」という選択をしたのです。
作者は当初「シロはがんで捨てられた」という設定にしようと考えていたそうですが、子ども向け作品にしてはシビアな内容のため、46巻の設定に変えたという裏話があります。
ただし、がんの話は公式の情報ではないため、真偽は定かではありません。
クレしん都市伝説⑨野原家に弟がいる
「クレヨンしんちゃん」の野原家には、弟がいるという都市伝説があります。
しんちゃんやひまわりに弟がいるという説は、原作の9巻に収録されているエピソードが元になっています。
物語の舞台は5年後の未来。しんのすけは10歳、ひまわりは5歳になり、野原家には弟が誕生しているのです。
弟はまだ赤ちゃんで顔立ちはしんのすけに似ていて、髪型はひまわりのくせっ毛に似ています。
作中では弟の名前などは明かされていませんが、いずれ野原家では弟が誕生する予定だったのかもしれません。
現在の時間軸では、原作にもアニメにも弟はいませんが、5年後の未来に弟が生まれるというストーリーは存在しているため、半分は本当の話とも言える都市伝説です。
クレしん都市伝説⑩幻の25話が存在する
「クレヨンしんちゃん」の原作には、幻の25話が存在するという都市伝説があります。
連載当時、掲載されるはずの25話が雑誌に載らなかったという内容です。
1991年2月26日発売号には24話が掲載されていましたが、翌週の3月5日発売号にはなぜか26話が掲載されていました。
本来なら翌週は25話が掲載されるはずなのに飛ばされてしまった理由について、いくつかの仮説があります。
一つは、編集部のミスで番号が飛んだというもの。もう一つは、25話の内容があまりにも過激で掲載が見送られたという話です。
しかし、公式の情報はないため、真相は明らかになっていません。
24話が掲載された当時、雑誌内に誤植が多かったことから、単純なミスだったのではないかと言われています。
クレしん都市伝説⑪未来の姿
「クレヨンしんちゃん」には、以下のような未来に関する都市伝説が存在します。
- 13年後のシロとしんちゃんの泣ける話
- 18年後の悲惨すぎてトラウマな未来
- 22年後のクレヨンしんちゃん最終回
それぞれの未来について詳しく紹介します。
13年後のシロとしんちゃんの泣ける話
「クレヨンしんちゃん」には、13年後のシロとしんちゃんの姿を描いた都市伝説があります。
物語はしんのすけが高校生で、ひまわりが中学生となった13年後の未来です。
シロは年老いて体力が衰え、食欲も減っています。
心配したみさえがシロを動物病院に連れて行くと、医師からシロの余命がわずかだと告げられます。
しんのすけはシロを助けようといくつもの動物病院に行きますが、診断は変わりません。
シロの最期の日、しんのすけは「シロ、今度はオラが待ってるから。また美味しそうなわたあめになって戻ってくるんだゾ」と語りかけます。
シロはその言葉を聞きながら、しんのすけの腕の中で静かに息を引き取るのです。
13年後のストーリーはファンが考えた二次創作で、公式のエピソードではありません。
シロとしんちゃんの絆が泣ける作品のため、ネット上で広まったと考えられます。
18年後の悲惨すぎてトラウマな未来
「クレヨンしんちゃん」の都市伝説では、18年後の未来を描いたショッキングな話があります。
23歳になったしんのすけは、あいちゃんのヒモのような生活を送り、妹のひまわりにお金をせがまれる日々を送っていました。
17年前、ひろしとななこお姉さんが交通事故で命を落とし、みさえは顔に深い傷を負い、野原家の人生は狂い始めたのです。
さらに他のキャラの人生も悲惨で、青年実業家になった風間くんは周囲に裏切られ、刑事のボーちゃんに逮捕されました。
ネネちゃんはヤクザになったマサオくんの子を身ごもりますが、マサオくんは彼女を孕ませたのはボーちゃんだと誤解し、ボーちゃんを殺してしまいます。
最後は、しんのすけが薬物で幻覚を見るシーンで終わるという内容です。
この18年後の物語はファンによる二次創作なので、公式のストーリーではありません。
あまりにも酷く悲惨な設定でトラウマになると話題になりました。
22年後のクレヨンしんちゃん最終回
「クレヨンしんちゃん」には、22年後の未来を描いた最終回があるという都市伝説が存在します。
両親のひろしとみさえを事故で失ったしんのすけは27歳に成長し、ひまわりも22歳の大人になりました。
サラリーマンをしていたしんのすけは、リストラされて工場勤務を始めます。
そこであいちゃんと再会し、彼女の専属ボディーガードになりました。
ある日、しんのすけとひまわりが兄妹喧嘩をして、家を飛び出したひまわりが事故に遭遇します。
ひまわりは車椅子生活になり、交際相手の風間くんが彼女を支えるために結婚を決意するという内容です。
22年後の話はファンが作った二次創作なので、原作やアニメの最終回ではありません。
それぞれの成長が見られる感動的な物語としてネット上で広まり、都市伝説として語られるようになりました。
まとめ
「クレヨンしんちゃん」には、数多くの都市伝説が存在しますが、大半はファンが創作した二次創作や考察から生まれたものです。
なかには、「野原家の弟説」のような原作で存在するエピソードが都市伝説化したものもあり、嘘とも本当とも言えない内容もあります。
しかし、都市伝説はあくまでも噂話なので、真偽を問うよりも気軽に楽しみましょう。
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