これまでに5作が製作された、ブルース・ウィリス主演の映画「ダイハード」シリーズ。
「アルマゲドン」よりも「パルプ・フィクション」よりも「シックス・センス」よりも前!
映画界ではほぼ無名だったブルースを、大スターへと押し上げたスーパー・ムービーです。
豪勢な仕掛けとド派手なアクション、爆破に空中戦など、ザ・ハリウッドなエンタメ感がシリーズの魅力。
今回は、「ダイハード」シリーズ各作品のあらすじ&見どころ、見る順番や続編の現状などについて紹介します!
【ダイハード】順番とシリーズは全部で何作?一覧表
映画「ダイハード」シリーズは全5作、公開順=時系列です!
作品名 | 公開年(日本) |
---|---|
ダイ・ハード | 1989年 |
ダイ・ハード2 | 1990年 |
ダイ・ハード3 | 1995年 |
ダイ・ハード4.0 | 2007年 |
ダイ・ハード/ラスト・デイ | 2013年 |
※↑タイトルをクリックで作品詳細に移動します。
型破りな刑事、ジョン・マクレーンが猛烈に独断で捜査をおこない、テロリストをなぎ倒していく物語。
ジョンのタイパの良さから、組織のあり方を考え直す教養映画でもあります。
シリーズが進むとともに成長する規模感と対極で、ブレないヒーロー像も魅力!
【ダイハード】順番:シリーズ全作品を作品順にあらすじ・見どころを紹介
「ダイハード」シリーズのあらすじや見どころなどを、作品順に紹介していきます!
ダイ・ハード(1988年)
作品名 | ダイ・ハード |
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公開年 | 1989年(日本) |
上映時間 | 2時間12分 |
監督 | ジョン・マクティアナン |
脚本 | ジェブ・スチュアート スティーヴン・E・デ・スーザ |
音楽 | マイケル・ケイメン |
別居中の妻と娘たちから離れたクリスマス。ニューヨークの警察官のジョンは、関係修復のためにプレゼントを手にロスへ飛ぶ。一方、犯罪グループのリーダー、ハンスも同時期にロスに滞在する。ジョンの妻ホリーが勤める会社からベアボンドの6億ドルを奪う目的だ。ジョンはその勇気と決断力でテロリストに立ち向かう。
引用:Disney+公式サイト
自問自答を繰り返すこの男、なかなかどうして“私たちの”ヒーローなのか!
「どーすんだ、オレ?!このボケめが!」と己を罵りながらも、愛する妻に謝るために生き残れ!
神話や政治的観点からマジメな批評もされる本作ですが、筆者的にはクリスマス・ムービーとしてチキンのお供に垂れ流すのをおすすめします。
ダサいタトゥー入ってるし、ロック様とかに比べるとガリガリなんだけど、何故かカッコいいジョン・マクレーン(演/ブルース・ウィリス)…!
ジョンの敵、ハンス・グルーバーにはスネイプ先生でおなじみアラン・リックマン!
アランのスクリーンデビューでもあった本作、持ち前のベルベット・ヴォイスにとろけそう…。
ジョンのバディ的立ち位置の警官・アル(演/レジナルド・ヴェルジョンソン)といい、ナイスキャラの応酬!
ダイ・ハード2(1990年)
作品名 | ダイ・ハード2 |
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公開年 | 1990年 |
上映時間 | 2時間4分 |
監督 | レニー・ハーリン |
脚本 | ダグ・リチャードソン スティーヴン・E・デ・スーザ |
音楽 | マイケル・ケイメン |
ジョン・マクレーンは、空港の管制塔を占拠し、要求が満たされなければ飛行機を墜落させると脅すテロリストたちとの戦いを余儀なくされる。
おしゃれだ…おしゃれだーっっ!!
クリスマスに安定の超絶事件に巻き込まれる、否、「コイツがいるから事件が起こる」金田一的存在、ジョン・マクレーン。
オープニングで駐禁をきられると、エンディングでその駐禁を取り消され、「イッツ・ア・クリスマ〜ス」と大団円を迎える大傑作!
その間、ものすごい数のテロリストをキルしてくれます。
愛妻・ホリー(演/ボニー・ベデリア)への愛は、前作を経て爆愛となり、結婚指輪光らせるジョンがイカす!
前作に続きナイスキャラばかり!
カス記者ことソーンバーグ(演/ウィリアム・アザートン)は今作でもエッセンスに。
今回の敵・スチュアート(演/ウィリアム・サドラー)の全裸太極拳は見ものですし、個人的には飛行機内にスタンガンを携帯するおばさまなどが好きです。
ダイ・ハード3(1995年)
作品名 | ダイ・ハード3 |
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公開年 | 1995年 |
上映時間 | 2時間8分 |
監督 | ジョン・マクティアナン |
脚本 | ジョナサン・ヘンズリー |
音楽 | マイケル・ケイメン |
本作ではブルース・ウィリスがノンストップアクションで限界に挑戦!新たな敵がマンハッタンで大惨事を引き起こし、ニューヨーク刑事ジョン・マクレーンのかつてない最悪な一日がはじまる。敵は、要求が満たされなければ被害はより甚大になるだろうと脅迫。マクレーンはヒーローに似つかわしくない奴と組んで、これ以上の大混乱を阻止すべく、時間との戦いに挑む。
おしゃれ、否、シャレオツ極まれり!
クリスマス・ムービーとしてやってきたシリーズを解放し、真夏の真っ昼間に、泥と汗でグチャグチャになるジョン・マクレーン。
人種問題に切りこむスタイルは第1作からブレず、本作でジョンのバディとなるのはサミュエル・L・ジャクソン演じる正義の男・ゼウスでした。
妻・ホリーにそっぽを向かれてアル中まっしぐらなジョンを支える、いたいけな男・ゼウス。
前作まで登場していたアルの役割を担っていることは明白です。
今度の敵は、なんと第1作で散ったスネイプ先生ことアラン・リックマンこと、ハンス・グルーバーの弟!
兄の敵討ちかと思いきや…。
登場から退場まで一生頭いたいジョンにアスピリンをくれるやさしい、否、シャレオツなシーケンスは必見。
ダイ・ハード4.0(2007年)
作品名 | ダイ・ハード4.0 |
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公開年 | 2007年 |
上映時間 | 2時間9分 |
監督 | レン・ワイズマン |
脚本 | マーク・ボンバック |
音楽 | マルコ・ベルトラミ |
ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンが12年ぶりに再登場。今回はアナログ刑事として、国家全体の機能停止を企てハイテクを駆使するハッカーをくじく。
前作から12年の時を経て、筋肉の粒がデカくなった代わりに失ったものもあったブルース・ウィリスによる、VSサイバーテロ・ハイパーアクション!
相棒はオタクなネット脳もやし(2007年当時の表現を尊重しています)となり、凸凹バディで娘の奪還をめざします。
そう、ジョンの娘はティーンエイジとなり、リーアム・ニーソン案件的に人質に取られているのです。
戦闘機まで登場する派手な作品でありながら、どうしても観客の目はデコに(2007年当時の表現を尊重しています)。
国防総省とかの規模感で、アメリカのインフラを破壊してまで欲しかったものはマネー!
本シリーズで一貫している、犯人側のシンプル煩悩が心地良い。
ジョンのフィジカルと相棒の頭脳がマッチ!
ブルース・ウィリス52歳、パンプアップされた肉体が光ります。
ダイ・ハード/ラスト・デイ(2013年)
作品名 | ダイ・ハード/ラスト・デイ |
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公開年 | 2013年 |
上映時間 | 1時間38分 |
監督 | ジョン・ムーア |
脚本 | スキップ・ウッズ |
音楽 | マルコ・ベルトラミ |
ブルース・ウィリスが帰ってきた。ニューヨーク市警のヒーロー、ジョン・マクレーン刑事が大活躍する。
娘がでかくなれば息子もそうなわけで、ジョンの長男・ジャック(演/ジェイ・コートニー)が親父のバディに。
とはいえ、衝突に次ぐ衝突で超恨まれていることが判明する毒親・ジョンが物悲しい。
大嫌いな父親と、似たような環境で働きながら、似たようなバッドラックで「クソがッ!」とかいってるジャックがかわいいです。
ブルース・ウィリス58歳、さすがに疲れが見え隠れするなか、マクレーン家の子孫に脅威のフィジカルを伝承していく雰囲気が出ていたけれど…(後述)。
舞台は初の国外・ロシア。
陰謀はそこかしこで立ち上がり、どんでん返しの連続に。
ロケーションなどで新たな試みはありつつも、ジョンと各話バディが支え合う構図はブレません。
敵のコマロフ(演/セバスチャン・コッホ)が落下するカットには、第1作のハンスを思い出したりも!
【ダイハード】順番で面白い順は?
筆者個人としては、「ダイ・ハード3」がいちばん面白いです!
サミュエル・L・ジャクソン演じるゼウスと、ジョンのバディ感が最高でした!
前2作では、電話越しに感じていた仲間の存在を、現実に横並びで提示してきた初の試み。
きっとそれは、1・2でラブラブだった愛妻・ホリーを失ったジョンへの、制作チームからのねぎらいでもありましょう。
そして上位3作品は、共通しておしゃれな小ネタの伏線回収が見事!
小ネタとはいえアメリカンでダイナミックなサプライズに、ついニマニマしてしまいました。
個人的には、中年以降のジョン・マクレーンよりも前半の感じが好きだったりもします。
【ダイハード】6は中止?
「ダイハード」続編の企画はあったものの、消滅しています。
製作基盤の問題から、企画倒れとなってしまったよう。
加えて、主演を務めてきたブルース・ウィリスが、体調不良により俳優業を引退しました。
大スターの引退は衝撃ですが、ご本人の生活が豊かなものであればいいなとねがっています。
個人的には、ジョン・マクレーンを誰かが引き継ぐパターンもアリな気も。
シリーズとしてのレガシーさえあれば、作品の可能性は無限大であるべきとも思います。
【ダイハード】シリーズを順番で見るなら見放題配信中のDisney+がおすすめ
現在、映画「ダイ・ハード」シリーズは複数サブスクにて配信されていますが、シリーズ通して全部見るのであればDisney+(ディズニープラス)がおすすめです!
月額料金(税込み) | 990円(スタンダードプラン) |
配信作品数 | 16,000作品以上 |
無料お試し期間 | なし |
ラインアップ | ・ディズニー/ピクサー/マーベル/スター・ウォーズ/ナショナルジオグラフィック/20世紀スタジオの映画・動画 ・スター(STAR) ・海外ドラマ ・国内ドラマ ・韓国・アジア ・キッズ ・アニメ ・Disney+独占作品 |
画質 | 1080P Full HD/4K UHD & HDR |
音質 | 5.1サラウンド/ドルビーアトモス |
対応機器 | ・モバイル/タブレット ・Web ・ゲーム機(PlayStation®5/PlayStation®4・Xbox(Xbox One, Xbox Series X/S) ・Amazon Fire TV シリーズ ・スマートテレビ |
Disney+(ディズニープラス)は月額税込990円(スタンダードプラン)で利用できる動画配信サービス。
ディズニー作品をはじめとした、ブランド独占スタイルで唯一無二のサービスを提供しています。
映画「ダイ・ハード」シリーズを5作とも配信中!
また、ディズニープラス単体で契約より、Hulu×ディズニープラスセットプランがおすすめ!
本来Huluは月額 1,026 円(税込)、ディズニープラスは月額990円(税込)なので約526円もお得ですね!
もし少しでも気になるのであれば、一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
【ダイハード】順番は公開順でOK!5作品見るならDisney+で
- 「ダイ・ハード」シリーズは公開順=時系列
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