国民的アニメ「名探偵コナン」は、劇場版も毎年上映されていて人気を集めています。
今回は、数ある映画の中でも「黒鉄の魚影」に出てくるピンガについて着目。
ピンガはこの映画の超重要な犯人ですでに死亡していますが、意外にも人気が高いです。
そこでこの記事では、ピンガの死亡シーンや正体について解説していきます。
ピンガのことをよく知らない方も知っている方も、楽しめる記事ですよ♪
【名探偵コナン】ピンガは死亡?死亡シーンを解説
まずは「黒鉄の魚影」で、ピンガが死亡したシーンについて解説します。
「黒鉄の魚影」でピンガは死亡している
ピンガは、劇場版の「黒鉄の魚影」で死亡し、その後一度も再登場していません。
この先再登場する可能性については後述するので、ぜひ読んでください。
死亡シーンは次で詳しく説明します!
ピンガは爆発に巻き込まれて死亡
ピンガは潜水艦の爆発に巻き込まれて死亡しました。
元々は潜水艦で撤退する予定だったものの、赤井秀一に狙撃されてしまいます。
とても乗っていられる状況ではなくなったため、潜水艇に移動し潜水艦は海へ置き去りに。
組織の内部情報や外部に漏らしてはいけない情報がたくさんあったので、爆薬を使い全ての証拠を消そうとしたのでしょう。
それを知らされていなかったピンガは、潜水艦の外へ着き鍵を開けろとジンに連絡します。
しかし無視される上に潜水艇がないことに気づき、すべてを悟ったピンガはそのまま爆発に巻き込まれてしまったのです。
【名探偵コナン】ピンガ死亡→再登場する可能性は?
結論、ピンガが再登場する可能性はかなり低いです。
それでも生存説があるのはなぜなのか、解説していきます。
ピンガが最後に笑ったのはなぜ?
ピンガは爆発に巻き込まれて死ぬ直前、何かを悟ったかのように笑いました。
この笑ったことに対して疑問に思うファンが続出。
様々な考察がある中で、大きく分けると2つの理由がありました。
一つ目は自分の死に対しても恐怖がなかったからです。
海へ潜る前、ピンガはコナンに「人の死に慣れ過ぎている」と言われていました。
そのため、いざ自分が爆発に巻き込まれて死ぬと分かっても恐怖を感じず、むしろ自分がやられる側になったかと笑ったのではないでしょうか。
そして二つ目は、ジンは最初から自分を殺そうとしていたんだなと分かり、自分と同じことを考えていたんだと思ったからです。
コナンに自分とジンは似ていると直前に言われたことを思い出し、平気で人を殺せるジンだからこそ自分が消される理由が分かり、そういう運命だと悟り笑ったのではないでしょうか。
ピンガが生きている説は本当に無い?
ピンガが生きている説は本当にありません。
2023年4月から9月に公開された「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」の大ヒットを記念した舞台挨拶で、原作者である青山剛昌先生ご本人が否定しました。
生きていると信じていたファンもいた中きっぱりと否定したため、会場はどよめいたそうです。
そんな時、江戸川コナンの声を担当している声優の高山みなみさんが「いろいろと知りすぎちゃったからね~」とフォロー。
確かにピンガは「江戸川コナン=工藤新一」と気づきました。
今までこのことに気づいた黒の組織の人間は必ずジンにより消されています。
そのためいつも通り殺されるだろうなと予想していたファンもいたと思いますが、しっかりとご本人が否定したのでびっくりした方が多かったのでしょう。
ちなみに、「灰原哀=シェリー」と気づいた黒の組織のメンバーも消されているので、実はジンもコナンサイドの人間なのでは?!と言われています(笑)
【名探偵コナン】グレースの正体はピンガの変装!黒の組織から潜入していた
ここではグレースの正体がピンガだったことについて解説。
情報を盗むため黒の組織から潜入していたピンガは女装していました。
そしてドイツのフランクフルトにあるユーロポールにも侵入し、組織の人間として動いていた重要な人物です。
ピンガはパシフィックブイに潜入していた
ピンガはフランス出身のグレースという女性に変装して、パシフィックブイに潜入していました。
女性のふりをするため首のつまった服やストールで喉仏を隠し、声も高くしていたピンガ。
5年前に技術職のエンジニアとして雇われたことから、殺し以外も優秀なことが分かりますね。
しかし、グレースはコナンの前であるミスをしてしまいます。
メイン捜査室でコナンがコーヒーの数を、親指と人差し指を伸ばして2本と表したとき、グレースは1本と勘違いしてしまいました。
この間違いでコナンは、グレースは何か理由があって潜入していたり姿を隠していたりするのではないかと疑問に思います。
しかし、これだけでは潜入している組織の人間と確信を持てませんでした。
ユーロポールでピンガと鉢合わせたニーナはジンに殺された
ピンガはドイツのフランクフルトにあるユーロポールネットワークセンターに侵入していたところ、職員のニーナにバレてしまいます。
ピンガに発砲されたニーナは、FBI捜査官のジョディ・スターリンに連絡し助けを求めました。
同時に侵入がバレたピンガはすぐに黒の組織の一員であるキールに職員を始末するよう連絡しましたが、ノックであるキールは彼女を撃たずに逃がそうとします。
しかしそんなことを絶対に許さないジンがニーナの頭を撃ち、死亡してしまいました。
ジンがいかに冷徹で、邪魔な存在は迷わず殺す人間だと分からされた瞬間でしたね。
このミスもジンがピンガを消そうとする気持ちに、ギアを入れてしまったのかもしれません。
【名探偵コナン】ピンガの正体!ラムやジンとの関係性は?
ここではぽピンガの正体について、ラムやジンとの関係性に注目しながら解説します。
ピンガとラムの関係性
ピンガは組織のNo.2であるラムの右腕として活動していました。
同じ右腕として活動していたキュラソーは、劇場版の「純黒の悪夢(ナイトメア)」に出演し、そのストーリーの中で死亡しています。
組織は裏切り者や邪魔な人間をすぐに排除するので、人の死に慣れているピンガは殺しの面では信頼されていたでしょう。
そのためラムの右腕となる二人が亡き今、誰が出世し組織がどう動くのか注目です。
ピンガとジンの関係性
ピンガとジンは、はっきり言って仲が良くありません。
ジンはピンガを蹴落とそうとしていて、ピンガはジンと同じと思われるのを嫌がっています。
”工藤新一=江戸川コナン”と知ったときは、ジンに対して「お前が二度と組織で偉そうなツラができねぇような土産を持ってるぜ」と、ジンの評価を落とそうとする発言をします。
これに対してジンも灰原哀がシェリーではないことを報告する予定だったため、合流が楽しみと返していました。
しかし、潜水艇で撤退し潜水艦を爆破させることをピンガに伝えなかったため、これを知ったキールもジンの冷徹さに少し驚いていましたね。
【名探偵コナン】ピンガについて深堀り!実はコナンの正体を知っている?
コードネーム | ピンガ |
---|---|
髪型 | コーンロウ |
所属 | 黒の組織 |
死亡/生存 | 死亡 |
ピンガは、髪の毛をコーンロウに編み上げています。
黒の組織のNo.2であるラムの右腕として活動していましたが、潜水艦の爆破に巻き込まれて死亡しました。
身体能力はかなり高い方ですが、毛利蘭の見事な蹴りで首を負傷。
カッとなりやすく、コナンにジン以下と言われたときはかなり怒り狂った表情や行動に出ました。
ピンガの登場回は「黒鉄の魚影」のみ
ピンガは「黒鉄の魚影」に出演して以来、一度も登場していません。
原作者の青山先生がピンガは死亡したと公言しているので、今後登場するにしても過去の映像やイラストのみでしょう。
人気があったのもあり悲しいですが、前述したようにいろいろ知りすぎてしまったので、仕方がないのかもしれませんね。
ピンガはコナンの正体を見抜いた
ピンガは、パシフィックブイで働くエンジニアの直美・アルジェントが作った老若認証を使い、コナンの正体を見抜きました。
老若認証は顔の骨格から若い頃や老化を計算してCGで顔を作り、合致する顔を防犯カメラの画像と照らし合わせて探せます。
このシステムは10代の直美が作ったとは思えないほど精度の高い技術のため、「江戸川コナン=工藤新一」、「灰原哀=シェリー」と分かりました。
しかし、黒の組織のベルモットが裏で手を回し、欠陥システムとラムやジンたちに思わせます。
これにより灰原哀はシェリーではないと思わせられたため、ピンガが工藤新一が生きていたと報告しても信じてもらえません。
しかし、報告する前にジンの手により殺されたため、そもそも報告すらできませんでした。
【名探偵コナン】ピンガとグレースの声優は村瀬歩(むらせあゆむ)さん
名前(ふりがな) | 村瀬歩(むらせあゆむ) |
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生年月日 | 1988年12月14日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
身長 | 172cm |
血液型 | A型 |
事務所 | 個人事務所「アスターナイン」 |
村瀬歩さんは、2023年5月から個人事務所・アスターナインに所属。
それまでは八代拓さんや梶裕貴さん、浦和希さんなどと同じ、ヴィムスに所属していました。
アニメ以外に、海外作品の吹き替えやドラマCDなど数多くの作品で活躍しています。
高い声も出せるので、「黒鉄の魚影」ではピンガもグレースも一人で演じました。
村瀬歩(むらせあゆむ)さんの主な出演作品
村瀬歩さんは、「ハイキュー!!」の日向翔陽や「コードギアス復活のルルーシュ」シャリオ、「あんさんぶるスターズ!の姫宮桃李など、さまざまな作品に出演しています。
そして2023年には、「ひろがるスカイ!プリキュ」の夕凪ツバサ・キュアウィングの声を担当し話題になりました。
【名探偵コナン】ピンガは死亡…再登場の予定はなし
- ピンガは潜水艦の爆発に巻き込まれて死亡
- 原作者・青山先生がピンガは亡くなったと言ったので再登場する予定はない
- ピンガは江戸川コナン=工藤新一と気づいた人物のひとり
「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」に登場したピンガ。
人気のあるキャラクターだったので、死亡が確定し今後登場しないのは悲しいですね。
「黒鉄の魚影」でイラストのみでしたがキュラソーが登場したように、何かのタイミングで登場してほしいです。
2025年の劇場版名探偵コナンが上映されるまで残り4ヶ月を切りました。
ぜひコナンが好きな人は情報をチェックして、一緒に盛り上げましょう!