2025年3月7日に劇場公開された「のび太の絵世界物語」。
本作は「ドラえもん」の映画シリーズ45周年を記念して制作された作品で、絵画や芸術、色がテーマとなっています。
のび太の前に突然現れた1枚の不思議な絵。
そこから飛び出してきた少女・クレアとドラえもんたちの冒険と友情を描いた超大作です。
本記事では、「のび太の絵世界物語」のあらすじや見どころ、ゲスト声優などをネタバレを含みながら解説していきます。
最新映画をお得に見る方法はこちら!
『のび太の絵世界物語』を安く見る方法
作品名 | ドラえもん のび太の絵世界物語 |
---|---|
公開年 | 2025年3月7日 |
上映時間 | 105分 |
監督 | 寺本幸代 |
脚本 | 伊藤公志 |
音楽 | 服部隆之 |
キャスト | レギュラー:水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 ゲスト声優:和多田美咲 種﨑敦美 久野美咲 鈴鹿央士 藤本美貴 サンドウィッチマン |
配給 | 東宝 |
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】あらすじを解説!(ネタバレなし)

夏休みに絵を描く宿題を出されたのび太たち。
ある日、一生懸命絵の宿題に取り組んでいたのび太の頭上に1枚の絵の切れ端が落下してきます。
絵の中に入り込んだり描かれた絵を実体化させたりすることができるドラえもんのひみつ道具“はいりこみライト”を使ってその絵に入ってみると、絵に描かれていた1人の少女・クレアと小悪魔のチャイに遭遇。
クレアは“アートリア公国”というところを探していると言うので、ドラえもんたちはクレアの手助けをすることを決めます。
しかし、その国は中世ヨーロッパにあったとされる幻の国でした。
クレアと出会った絵を通って13世紀のヨーロッパにやって来たドラえもんたち。
そこでクレアの幼馴染みで画家を目指す少年・マイロと出会い友達になります。
そして水を原料に様々なものを作り出せるひみつ道具“水加工用ふりかけ”と“水ビル建築機”を使ってマイロのアトリエの横に自分たちの城を建て、しばらくアートリア公国で過ごすことにします。
クレアを無事アートリア城に送り届けることに成功したドラえもんたちは安心して現実世界の戻るのですが、その後アートリア城ではクレアの偽物が現れたり絵が盗まれたりと問題が発生。
クレアの救援要請を受けてドラえもんたちは再びアートリア公国へと向かいます。
するとクレアの偽物が城でやりたい放題していたり、いつの間にかアートリア公国にやって来ていたスネ夫とジャイアンが投獄されたりと大変な状況に。
スネ夫とジャイアンは、見る角度によって色が変わるという幻の宝石“アートリアブルー”を探す為にドラえもんに内緒でアートリア公国にやって来ていたのでした。
さらに、マイロの知り合いだという美術商人・パルや王様お抱えの道化師・ソドロなど怪しい人物が次々に登場。
クレアの偽物や絵画泥棒は誰なのか、スネ夫とジャイアンをどう助けるのか…。
残されたドラえもんとのび太、そしてしずかの3人は、クレアとマイロ、さらにチャイにも協力してもらってたくさんの謎や問題を解決する為に奔走します。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】ラスト・結末とネタバレ部分の解説
クレアを無事にアートリア公国へと送り届けたのび太たちでしたが、アートリア公国は最大のピンチを迎えることに。
再びアートリア公国を訪れたのび太たちは、そこで国を滅ぼすとされる伝説の悪魔・イゼールの存在を知り国を救う為に立ち上がります。
ここからは、そんな本作のクライマックスから結末にかけてのあらすじを、ネタバレありで解説していきます。
「ドラえもん のび太の絵世界物語」ラスト・結末部分のネタバレ
城で道化師として雇われていたソドロの正体が、未来からやって来たタイムハンターだったことが判明。
アートリア城の絵を盗んで未来へと持ち出していたのでした。
ドラえもんたちが怪しいと睨んでいた美術商人のパルは、ソドロを捕まえる為に監視していたタイムパトロール隊員でドラえもんたちと協力してソドロを追い詰めます。
しかしソドロは抵抗し、はいりこみライトを使って城に飾られていた伝説の悪魔・イゼールを実体化。
イゼールは絵の中から自分の使い魔たちを無数に召喚し、国中の人や物から色を奪って次々と石化させていきます。
絶体絶命のピンチに見舞われながらも、のび太とマイロの活躍でなんとかイゼールを倒すことに成功。
パルもソドロを捕まえ、さらに時空間を彷徨い続けていた本物のクレアを救出してアートリア公国に送り届けます。
ソドロによって盗まれていた絵も全て元に戻され、ドラえもんたちはアートリア公国を救って現実世界へと戻るのでした。
アートリア王国は本当に実在した?
作中に登場するアートリア公国は、中世ヨーロッパに実在していたとされる幻の国となっています。
実際に、絵を通してドラえもんたちが辿り着いたのは13世紀のヨーロッパでした。
しかし、ヨーロッパの歴史を調べてもアートリア公国という国は存在しないので、現実には存在しない架空の国であることが判ります。
代わりに、アートリア公国のモデルになったのではないかと思われる遺跡は実在します。
それは、イタリアのナポリ近郊にある“ポンペイ遺跡”という世界遺産。
ポンペイは、紀元79年にベスビオ火山の噴火によってたった1日で滅んだとされる古代都市です。
作中でアートリア公国は火山の噴火で滅び記録に残っていない幻の国という設定なので、内容が酷似しています。
悪魔イゼールはどうやって倒した?
イゼールとその使い魔たちに襲われる人々を助ける為、ドラえもんたちはひみつ道具で応戦します。
その過程で、スネ夫が使い魔が水に濡れると溶けて消えるという弱点を発見。
絵の中から出てきた存在であるイゼールと使い魔は、素が絵具だったので水には弱かったのです。
ドラえもんは、ひみつ道具“モーゼステッキ”を使ってマイロのアトリエの脇にある湖を水を真っ二つにし、そこへイゼールを誘い込み水で一気に溶かしてしまおうと考えます。
のび太の描いたドラえもんの絵を大きくし、それを囮にしてイゼールを湖へと誘導するのび太とマイロ。
しかしイゼールの力は想像以上に強力で、湖とドラえもんの色も全て奪い石化させてしまいます。
絶体絶命ののび太を救ったのは、のび太が描いたドラえもんの絵。
はいりこみライトで絵の中に入ったのび太は、そこでドラえもんからひみつ道具の“タケコプター”と“水もどしふりかけ”を手渡されます。
マイロのアトリエの隣に建てた自分たちの城が水を固めて作ったものだと気付いたのび太は、イゼールの隙を突いて城を水に戻して一気に攻め込むのでした。
イゼールは大量の水に押し流されたことで体が溶け、遂には消滅してしまいます。
イゼールの消滅によって国中に色が戻り、石化されていた人や物が元に戻ります。
のび太の機転と、好きという想いをたくさん込めて描いたドラえもんの絵がアートリア公国を救ったのです。
幻の宝石“アートリアブルー”はどうなった?
見る角度によって色が変わる不思議な瞳を持ったクレア。
そのクレアの瞳の色を唯一表現できるとされる宝石“アートリアブルー”を探すのも本作の目的の1つとなっています。
この宝石の在処はアートリア王の専属絵師だったマイロの父だけが知っていたようですが、マイロに伝える前に亡くなってしまった為、マイロも宝石を探していました。
そしてアートリアブルーは、イゼールを倒した後に姿を現します。
その場所は、アートリア城の脇に建てられたマイロのアトリエ前に広がる湖の底。
イゼールを倒す為に使ったモーゼステッキで湖の水を真っ二つに割ったことで、湖底からアートリアブルーを発見するのでした。
マイロはクレアの肖像画を完成させる為にアートリアブルーを探していたので、願いが叶ったことになります。
作中では描かれていませんが、後にマイロはアートリアブルーを使ってクレアの肖像画が完成させたことでしょう。
ちなみに、アートリアブルーは現代価値でダイヤモンド以上とされていたので、スネ夫とジャイアンはアートリアブルーを持ち出そうとしていました。
しかし、過去のものを現代に持ち出すことは禁止されているので、スネ夫とジャイアンは持ち出すことを断念せざるを得ませんでした。
「ドラえもん のび太の絵世界物語」が伝えたかったことは
作中では、のび太が名画やマイロの描いた絵と比べて自分の描いた絵は下手だと落ち込むシーンが所々で描かれいます。
しかし、そんなのび太をマイロやのび太のパパは「絵の良し悪しは上手い下手で決まらない」「上手くなくても好きを表現できてるのが大事」と励まします。
このことから、本作で伝えたいテーマは芸術の素晴らしさと想い表現することの大切さでだったのではないでしょうか。
物語のクライマックスでは、のび太が好きという気持ちを込めて一生懸命描いたドラえもんの絵がピンチを救います。
想いを込めた作品は、上手い下手にかかわらず人の心に残りやがて誰かの力になる。
そんな可能性や多様性を全世代の人に伝えたいというのが、本作のメインテーマだと感じられます。
絵を通して過去の世界に行ったり、滅ぶことが決まっている世界でも今生きてる人たちの想いを蔑ろにできないといった少々難しい内容もありますが、是非子供から大人までたくさんの人に見てほしい映画作品となっています。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】クレアの正体と声優は?

本作で登場するオリジナルキャラは、絵の世界から飛び出してきた少女・クレア。
アートリアブルーと呼ばれる不思議な瞳の色を持つ可愛らしいクレアは、ドラえもんたちを冒険に誘うキーキャラクターとなっています。
ここからは、そんなクレアの正体や声優について詳しく解説していきます。
クレアの正体は?
のび太の頭上に突然現れた絵から飛び出してきたクレア。
その正体は、13世紀のヨーロッパにあったとされるアートリア公国の王女様でした。
4年前に忽然と姿を消してしまったことから神隠しに遭ったとされていましたが、ドラえもんたちの協力で無事アートリア公国に帰ってきます。
しかし、絵の中にいたことから姿は行方不明になった4年前の6歳のまま。
これは、突然できた時空の歪にクレアが吸い込まれタイムトラベルしているうちに、はいりこみライトでできた入口に落ちて偶然絵の中に入ってしまったことが原因でした。
絵の中では数日しか経っていなくても実際には4年という年月が経っていたので、クレアがアートリア公国に帰ってきたのは4年後だったのです。
物語のクライマックスでは、イゼールとの戦いではいりこみライトが故障してしまい、絵の中の人物が実在できなくなるとチャイとともに6歳のクレアも消滅してしまいます。
しかし、後にタイムパトロールであるパルが本物のクレアを救出し、クレアは10歳に成長した姿でアートリア公国に帰還することに成功するのでした。
本物のクレアはどこにいた?
のび太たちが最初に出会って冒険していたのは、絵の中のクレアでした。
本物のクレアがどこにいたかというと、時空間の中。
パルとタイムハンターだったソドロの追撃戦に巻き込まれる形で時空間を彷徨い続けていたのです。
ドラえもんたちがイゼールを倒しアートリア公国を救った後、パルが時空間内で本物のクレアを発見し救出。
無事にアートリア公国へ連れ帰りハッピーエンドとなりました。
クレアの声優は和多田美咲さん
本作でクレア役を演じたのは、“わっちゃん”の愛称で知られる声優の和多田美咲(わただみさき)さんです。
2015年から声優として活動していて、「ぼっち・ざ・ろっく!」の後藤ふたり役や「SHIBUYA♡HACHI」のハチ役などの可愛らしいキャラを多く演じています。
クレアは好奇心旺盛なお転婆な女の子ということで、普段演じているキャラよりもさらに明るく元気に演じていました。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】ゲスト声優を紹介!
「ドラえもん」の映画といえば、毎回俳優やタレントがゲスト声優として出演するのが通例。
本作でも、人気の俳優やお笑いコンビが出演して映画を盛り上げています。
ここからは、ゲスト声優と演じたキャラクターについて解説していきます。
パル / 鈴鹿央士
ドラえもんたちがアートリア公国出会った美術商人を名乗る青年・パル。
物語の序盤では、影からドラえもんたちの様子を覗いていたり13世紀のヨーロッパに存在しないはずのことを口走ったりと怪しい人物として登場します。
しかし、その正体は未来の世界からやって来たタイムパトロールの隊員。
道化師として城に潜り込み絵画を盗んでいたタイムハンター・ソドロを逮捕する為に行動していたことが判明します。
つまりドラえもんたちの味方だったのです。
そんなかっこいいパルを演じたのは、ドラマ「silent」の戸川湊斗役や「スイートモラトリアム」の柏木心役などでブレイクし、イケメン俳優として人気がある鈴鹿央士(すずかおうじ)さんです。
幼い頃からずっと「ドラえもん」が好きだったようで、声だけの演技という普段とは違う演じ方に苦労しながらも楽しんで演じたとコメントを寄せていました。
アートリア王 / 伊達みきお(サンドウィッチマン)
クレアの父親であるアートリア王は、ふくよかな体型と温和な性格が特徴の映画オリジナルキャラクター。
クレアが神隠しに遭った4年前から王妃と共に悲しみに暮れていましたが、ドラえもんたちのおかげでクレアが無事に帰ってくると手厚くもてなす優しい王様です。
物語の終盤では、クレアを守る為に自らイゼールの攻撃の盾になる活躍を見せました。
そんな一国の王様であるアートリア王を演じたのは、人気お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(だてみきお)さんです。
作中では意外と出番やセリフが多く、同じ声色を出し続けることに苦労したとコメントで語っていました。
アートリア王妃 / 藤本美貴
クレアの母親であるアートリア王妃は、スラっとした細身で落ち着いた性格の映画オリジナルキャラクター。
アートリア王と共に娘のクレアをなによりも大事に想っていて、クレアを助けたドラえもんたちの訪問を快く受け入れました。
そんな心優しいアートリア王妃を演じたのは、“ミキティ”の愛称で知られるタレントの藤本美貴(ふじもとみき)さんです。
藤本美貴さんは、2023年公開の映画「ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」でもパラダピアの先生役として出演しているので、本作は2回目の出演。
王妃という慣れない役や食事のシーンを声だけで演技するという難しさを感じながらも、落ち着いた口調で演じていました。
評論家 / 富澤たけし(サンドウィッチマン)
のび太たちの住む現代でニュースに出演して絵画の価値について解説していたのが、白髪で眼鏡をかけた評論家の男性。
作中で名前が設定されていませんが、アートリアブルーの価値や描かれた絵の評価をする重要なキャラクターです。
そんな評論家を演じたのは、人気お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけし(とみざわたけし)さん。
出番やセリフは少ないのですが、短いシーンの中で様々な感情を出すという演技が必要だったので大変だったとコメントを寄せていました。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】主題歌はあいみょんの「スケッチ」
「ドラえもん」映画は主題歌も毎回人気アーティストが担当するので話題になります。
「のび太の絵世界物語」で主題歌を担当したのは、人気シンガーソングライターのあいみょん。
あいみょんは元々好きなアニメに「ドラえもん」を挙げる程のドラえもんファンのようで、今回の主題歌を担当するにあたり「夢が叶った」と喜んでいました。
主題歌である「スケッチ」は、ゆっくりとした曲調に何気ない毎日の中にも優しさや温もりを感じられる瞬間があるということを思い出させてくれるような歌詞が付けられていて、素敵な曲に仕上がっています。
歌詞の中には、まるでドラえもんとのび太の関係性を歌っているようなところもあり、映画とのマッチ具合は最高!
映画のエンディングでこの曲が流れて涙が止まらなくなる人が続出しているようです。
また、主題歌の他に作中で流れる挿入歌「君の夢を聞きながら、僕は笑えるアイデアを!」もあいみょんが担当しています。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】注目すべきキャラクター3選!
「のび太の絵世界物語」は、ゲストキャラであるクレアを中心にストーリーが展開していきます。
作中では、絵の中を冒険したりアートリア公国で語り継がれる伝説の悪魔・イゼールとの手に汗握る戦いが繰り広げたりと、ドラえもんをはじめとする多くのキャラが活躍します。
ここからは、本作の登場キャラの中から特に活躍する注目すべきキャラクターを3人紹介していきます。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
①野比のび太 / 大原めぐみ
「ドラえもん」の主人公であるのび太は、普段はめんどくさがりで頼りない小学生。
しかし、困っている人が目の前にいたら迷わず手を差し伸べる優しい性格の持ち主でもあります。
本作でも、絵の世界から飛び出してきたクレアを助ける為に率先してアートリア公国を探そうとします。
仲良くなったマイロに絵の描き方を教えてもらいながら、大好きなドラえもんの絵を描くのび太。
この時の絵がアートリア公国を救うキーアイテムとなり、最終的にイゼールを倒すきっかけとなるのでした。
ドラえもんや仲間たちが次々にやられて1人になりそうな状況でも、勇気を振り絞って諦めずに戦う姿がかっこいいので是非注目してみてください。
②マイロ / 種﨑敦美
マイロは、本作のゲストキャラでクレアの幼馴染みの少年。
演じたのは、「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー役や「葬送のフリーレン」のフリーレン役で知られる声優の種﨑敦美(たねざきあつみ)さんです。
アートリア城に仕える専属絵師だった父に憧れて、自分も立派な絵師になる為アトリエに籠って絵の勉強をしています。
自分が描く絵は下手だと落ち込むのび太を励まし、のび太が描いたドラえもんの絵を誉めるマイロ。
お互いの好きなものや目標を語り合いながら2人は友情を深めていきます。
イゼールが現れて国全体の色を奪っていくクライマックスでは、のび太と一緒に最後まで諦めずに戦うことを決意して果敢にイゼールに立ち向かいます。
のび太が最後まで戦う勇気を持てたのはマイロの励ましがあったからであり、結果として2人の友情がアートリア公国を救ったことになります。
③チャイ / 久野美咲
本作のマスコット的存在のキャラクターがコウモリのような姿をした小悪魔のチャイです。
演じたのは、「メイドインアビス」のファプタ役や「リコリス・リコイル」のクルミ役などで知られる声優の久野美咲(くのみさき)さん。
チャイは元々クレアが迷い込んだ絵の中の存在で、はいりこみライトの力で実体化していました。
物語の序盤ではクレアやドラえもんたちをからかったり余計なことを言って怒らせたりとトラブルメーカーな行動が目立ちますが、終盤にかけてアートリア公国を救う手助けをします。
1番の功績は、幻の宝石であるアートリアブルーを誰よりも早く発見したことです。
イゼールとの戦いではあまり活躍しませんが、マイロがずっと探してたアートリアブルーを手に入れるきっかけを作った重要なキャラとなっています。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】見どころ・重要ポイントを紹介!
本作は、映画シリーズ45周年記念作品というだけあって映像もストーリーも迫力満点で見どころがたくさんあります。
ここからは、映画の見どころの中でも特に注目して見てほしいポイントを3つ紹介します。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます。
見どころ①:人気のひみつ道具が続々登場
「ドラえもん」の映画作品の中には、映画にしか登場しないオリジナルのひみつ道具が出てくることがあります。
しかし、今回の映画に登場するひみつ道具は原作漫画やアニメに登場した人気のひみつ道具ばかり!
カメラにセットした絵や写真の服に一瞬で着替えられる“きせかえカメラ”や羽織るだけで透明人間になれる“透明マント”。
どんな重いものでも軽々持ち上げられる“かるがるつりざお”など一度は見たことのあるひみつ道具がたくさん登場します。
普段から見慣れているひみつ道具が映画で大活躍するので、思わずワクワクしてしまいます。
鑑賞特典としてもらえるまんがBOOKには、作中に登場するひみつ道具の一部が登場する原作漫画が収録されているのでファン必見ですよ!
見どころ②:クレアの本物は?誰が黒幕?サスペンス要素も満載のストーリー
作中では、はいりこみライトで絵の中の世界に入ったり絵の中のものを実体化させたりするシーンが非常に多く描かれています。
普段なら時空を越える時はタイムマシンを使うところを、本作では絵を通じて時空を越えるなどいつもと違うところもポイントです。
アートリア公国でドラえもんたちと一緒に冒険したクレアは、絵から飛び出してきた存在だから本物じゃない?
ドラえもんたちの動向を影で見張っているパルは敵?
国を滅ぼすと言われている悪魔イゼールって何者?
ストーリーの展開とともにたくさんの謎が浮上してきますが、それらを解決に導く伏線が物語の序盤からどんどん出てくるのでサスペンス要素も満載となっています。
小さい子供では少々難しい部分もあるのですが、謎解きを楽しみながら見られるところが見どころです。
見どころ③:実在する有名な絵画が多数登場する
本作のテーマは色と絵。
オープニングではムンクの「叫び」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」、葛飾北斎の浮世絵など実在する有名な絵画が多数登場し、その絵の世界にドラえもんたちが次々に入り込んでいきます。
画風に合わせてドラえもんたちのデザインもコロコロと変化していくので、見ていて面白くなる演出がされています。
さらに作中では、中世ヨーロッパで使われていた画材や絵具の作り方を紹介したり美術の歴史を教えてくれたりと、大人でも勉強になるシーンも盛りだくさん。
ストーリーも面白いですが、芸術の面白さを伝えようとしているところも是非見てほしいポイントです。
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】最新映画を安く見る裏ワザ

映画「のび太の絵世界物語」をU-NEXTのポイントを活用してお得に鑑賞しよう!
U-NEXTは月額2,189円(税込)で利用できる動画配信サービス(サブスク)です。
U-NEXTに加入すると30万本以上の動画を見放題で楽しめるほか、毎月もらえる1,200ポイントを使って映画館での最新作品を割引価格でお得に鑑賞できます。
- 1,500ポイントで映画鑑賞券1枚と引き換え可能(そもそも通常より400円〜500円安い)
- 足りない分のポイントは追加購入で補填OK
- 全国の映画館で使用可能
U-NEXTのポイントを使って割引クーポンを発行すれば、通常2,000円近くする映画チケットが実質無料で鑑賞できることも。
U-NEXTの割引クーポンはTOHOシネマズ、イオンシネマ、MOVIXなどの松竹系、ユナイテッド・シネマ系列、109シネマズなど多くの映画館で利用できます。
U-NEXTには31日間の無料トライアルもあり、無料お試しでもらえる600ポイントを使って最新映画を割引価格で鑑賞可能。
U-NEXTポイントを使いこなして、劇場映画をお得に鑑賞しましょう!
\ 映画チケットをお得にゲット! /
※解約はいつでも可能です
公式サイト:https://video.unext.jp/
映画【ドラえもん のび太の絵世界物語】”想い”を表現することの大切さを描いた作品
- 「のび太の絵世界物語」キャッチコピーは“みんなの色で、世界はあざやかになる”!想いを表現することの大切さがテーマの作品
- ストーリーは冒険ありサスペンスありでドキドキする展開の連続!内容が難しい部分もあるが子供から大人まで楽しめる
- 実在する絵画や歴史も登場。絵のタッチに合わせて変化するドラえもんたちのデザインにも注目
本記事では、映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」のあらすじや結末、見どころなどをネタバレありで詳しく解説しました。
映画シリーズ45周年の記念作品だけあって、本作は作り込まれた世界観やアクションシーンの演出が迫力満点の超大作となっています。
エンディングの最後には、次回作の予告もちょっぴり出てくるので最後までしっかり見てください。
「ドラえもん」の映画は泣ける作品が多く、動画配信サイトなどで配信されている歴代映画はどれも人気!
特に歴代映画を全作品見放題で配信中のU-NEXTは、毎月もらえるポイントで劇場鑑賞用の映画チケットをお得に購入できるサービスが受けられます。
「ドラえもん」の映画を存分に楽しみたいなら、U-NEXTが1番おすすめですよ!
見るならU-NEXT!
- 30万本以上が見放題&作品数No.1
- ポイント活用で最新映画も映画館でお得に見れる
- 初回31日間無料お試しで利用可能!(終了時期未定)
\ 映画チケットをお得にゲット! /
※解約はいつでも可能です
公式サイト:https://video.unext.jp/