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韓国ドラマ「夫婦の世界」あらすじ&キャストを相関図付きでネタバレなしで紹介

2020年に韓国で放送された「夫婦の世界」は、愛する夫の不倫が発覚したことで完璧に見えた夫婦関係が崩れ、壮絶な愛憎劇が描かれたサスペンスドラマです。

「夫婦の世界」は、イギリスの大ヒットドラマ「女医フォスター 夫の情事、私の決断」をリメイクした作品で、韓国での視聴率は韓国ケーブルドラマ史上最高となる28.371%を記録するほどの人気となりました。

その人気は韓国だけにとどまらず世界中で大ヒットし、日本でも多くの放送局で放送されています。

本記事では、夫婦の世界」のあらすじ、キャスト、登場人物の相関図を詳しくご紹介します。

あらすじはネタバレなしなので、ご安心ください。

目次

「夫婦の世界」のあらすじ(ネタバレなし)

家庭医学専門医のチ・ソヌ(キム・ヒエ)はサラン病院の副院長を務めており、愛する夫イ・テオ(パク・ヘジュン)と息子イ・ジュニョン(チョン・ジンソ)と共に、完璧ともいえる順風満帆な人生を歩んでいました。

しかし、この幸せな日常は音を立てて崩れ始めます。

ある日、ソヌはテオのマフラーに付着した一本の女性の髪の毛に気づきました。

勘違いかと思ったソヌですが、次第に不信感が募ります。

冷静を装いながらもテオの身辺調査を始めたソヌは、テオが長い間不倫をしていた事実を突き止めました。

テオの不倫相手は、地元で有力な資産家の娘であり、美貌と若さを兼ね備えたダギョン(ハン・ソヒ)という女性です。

テオは映画監督を夢見るものの、経済的にはソヌの支えがなければ生活が成り立たない状況。

ソヌの献身的なサポートによって安定した暮らしを得ていたにも関わらず、テオはダギョンとの不倫関係を続けていたのです。

さらに、テオの友人や周囲の人々が不倫に加担していたことを知り、ソヌの絶望は深まります。

裏切られた妻としての怒り、そして母として息子を守りたいという強い思いから、ソヌは復讐を決意。

ソヌは冷徹かつ計画的に夫テオとその周囲に対して反撃を開始します。

表向きは穏やかな笑顔を装いながらも、その内側には燃え上がる怒りが渦巻いていました。

テオの不倫が発覚後、テオの不誠実な性格や自己中心的な行動が明らかになり、次第に家庭が崩壊し始めます。

「夫婦の世界」の主要キャスト&登場人物紹介(相関図付き)

画像引用:JTBC

キム・ヒエチ・ソヌ役)

画像引用:JTBC

キム・ヒエが演じるチ・ソヌは、家庭医学科の専門医であり、家庭サラン病院の副院長を務める優秀な女医です。

美貌と知性を兼ね備え、愛する夫と愛おしい息子がいる幸せな家庭があり、誰もが憧れるような順風満帆な人生を送っていました。

しかしある日、夫のマフラーから女性の髪の毛を見つけてしまい、幸せだった生活に変化が訪れます。

夫の浮気という衝撃的な事実に直面したことで、愛が深い憎しみに変わっていきます。

キム・ヒエは、長年のキャリアを誇る韓国を代表する50代のベテラン女優です。

その美貌で「奇跡の50代」と呼ばれる彼女は、1984年のデビュー以来、40年以上にわたり第一線で活躍してきました。

大人の恋愛をテーマにした数多くの作品でヒロインを務め、ミドル世代の女性たちにときめきと希望を与え続けています。

他の出演作には、ドラマ『クイーンメーカー』『最後から二番目の恋』『密会』などがあり、どの作品でも印象の残る名演を見せています。


パク・ヘジュンイ・テオ役)

画像引用:JTBC

パク・ヘジュンが演じるイ・テオは、家庭医学専門医である15年間連れ添ったソヌの夫です。

ソヌの経済的支援を受けてエンターテインメント会社を設立し、社長の肩書を手に入れ、ずっと映画監督としての夢を追い続けています。

ソヌに甘えながら生活しているにも関わらず、若い美女と不倫していることが発覚します。

不倫発覚後は、クズ男と呼ぶに相応しい最低な行動がどんどん明らかになり、ソヌから恨まれる存在になります。

パク・ヘジュンは、舞台出身の実力派俳優です。

演劇『その時、星が降る』(2007年)で俳優としてのキャリアをスタートして、その後、映画『火車』(2012年)で初の映画出演を果たし、演技力の高さで注目を集めました。

悪役を演じることが多いため、「名品助演」や「名品悪役」と呼ばれることも少なくありません。

その後、『夫婦の世界』が大ヒットしたことにより、韓国国内で爆発的な人気を博しました。

他の出演作には、ドラマ『ミセン-未生-』『ドクター異邦人』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』などがあります。


ハン・ソヒヨ・ダギョン役)

画像引用:JTBC

ハン・ソヒが演じるヨ・ダギョンは、テオの不倫相手です。

地元で有名な資産家の父親とミスコリア出身の母親を持つ、裕福な家庭で育った女性で、ピラティスインストラクターとして働いています。

外見も美しく、何不自由なく恵まれた環境で世間知らずに育ってきました。

テオと不倫関係にあり、テオとソヌが離婚するのを心待ちにしています。

ハン・ソヒは、韓国のみならず日本でも高い人気を誇る女優です。

2016年にSHINeeの「Tell Me What To Do」のミュージックビデオ出演で芸能界にデビューしました。

翌年のドラマ『ひと夏の奇跡 〜Waiting for you』で女優デビューを果たし、幅広いジャンルで活躍しています。

『夫婦の世界』では、SNSのトレンドに名前が上がるほど注目を集めて一躍有名になり、その後のドラマ『わかっていても』での主演が話題を呼び、さらに知名度を上げました。

他の出演作には、ドラマ『マイネーム: 偽りと復讐』『サウンドトラック#1』『京城クリーチャー』などがあり、その美貌と自然な演技力で国内外のファンを魅了し続けています。

キム・ヨンミン(ソン・ジェヒョク役)

画像引用:JTBC

キム・ヨンミンが演じるソン・ジェヒョクは、テオのエンターテインメント会社で専門会計士を務める会計士です。

中学高校時代からの旧友であるテオの家の向かいに住んでおり、ソヌたちとも家族ぐるみの付き合いがあります。

ソヌに密かに特別な感情を抱いており、ソヌとの関係がどうなっていくのかも見どころ。

ジェヒョクは家庭では妻を愛していますが、単調な日々に退屈を感じており、刺激を求めて浮気を繰り返しています。

キム・ヨンミンは、じっくりとキャリアを築き上げた遅咲きの名バイプレーヤーです。

競争率1,000倍のオーディションで出演を勝ち取り、映画『受取人不明』(2001年)でデビューしました。

その後もコツコツとキャリアを積み重ね、大ヒットドラマ『愛の不時着』(2019年)で演じた「耳野郎」というキャラクターで大ブレイク。

他の出演作には、ドラマ『プライバシー戦争』『マイ・ディア・ミスター』『軍検事ドーベルマン』などがあり、今後の活躍がさらに期待されています。

パク・ソニョン(コ・イェリム役)

画像引用:JTBC

パク・ソニョンが演じるコ・イェリムは、ジェヒョクの妻です。

専業主婦として高級タウンハウスで暮らしています。

ソヌの家の向かいに住んでおり、家族ぐるみの交流を続ける親しい関係です。

一見、夫婦仲は良好に見えますが、実は子供が欲しいというイェリムの願いに夫が応えず、そのギャップに悩みを抱えています。

パク・ソニョンは、コメディから時代劇まで様々なジャンルで活躍する実力派女優です。

1996年にスーパータレント大会で大賞を受賞して芸能界デビュー、その同年にKBS演技大賞で新人賞を獲得し、鮮烈なスタートを切りました。

他の出演作には、ドラマ『情けのために』『お熱いのがお好き』『オー!必勝ボン・スニョン』などがあり、韓国ドラマ界に欠かせない存在となっています。

チェ・グッキ(ソル・ミョンスク役)

画像引用:JTBC

チェ・グッキが演じるソル・ミョンスクは、ソヌと同じ病院で働く産婦人科医です。

テオやジェヒョクとは同窓生で、同じ職場のソヌとも友人関係を築いています。

気が強く、秀才として育ったミョンスクは、副院長という立場や家庭での幸福を手にしたソヌに対して、心の奥では嫉妬心を抱えています。

チェ・グッキは、元客室乗務員という異色の経歴を持つ女優です。

ミュージカル女優として芸能活動をスタートさせ、その後もミュージカルや演劇を中心に活躍しており、ドラマにも出演しています。

2歳差の姉であるチェ・シラも女優として活躍しており、姉妹での芸能界での活躍が注目されています。

他の出演作には、ドラマ『ファンタスティック』『イニョプの道』『スタイル』などがあり、幅広いジャンルで活躍を続けています。

イ・ギョンヨン(ヨ・ビョンギュ役)

画像引用:JTBC

イ・ギョンヨンが演じるヨ・ビョンギュは、ダギョンの父です。

地元で知らない人がいないほどの資産家で、政治家や官僚との幅広いネットワークを持ち、その影響力は地域のビジネスや政治にまで及びます。

冷徹な一面を持つビジネスマンですが、娘の幸せを最優先に考える父親としての顔も持ち合わせています。

イ・ギョンヨンは、1987年に俳優としてのキャリアをスタートし、以降、数多くの映画やドラマで活躍してきた韓国ドラマ界の大御所俳優です。

官僚や企業家といった硬派な役柄から悪役まで幅広いキャラクターを演じてきました。

悪役を演じることが多く、韓国ドラマファンにはお馴染みのベテラン俳優です。

他の出演作には、ドラマ『青い霧』『未生-ミセン-』『ハベクの新婦』などがあり、圧倒的な演技力とカリスマ性で、どの作品でも物語の核となる重要な役割を担っています。

キム・ソンギョン(オム・ヒョジョン役)

画像引用:JTBC

キム・ソンギョンが演じるオム・ヒョジョンは、ヨ・ダギョンの母親です。

ミスコン出身の華やかな会長夫人で、若さと美しさを保つために整形や施術を欠かさず、人々の注目を浴びることに喜びを感じています。

更年期の症状を抱え、ソヌの病院を訪れたことをきっかけにソヌと親しくなります。

キム・ソンギョンは、主にミュージカルの舞台で活躍してきた女優です。

舞台で培った表現力を武器にドラマの世界でも存在感を発揮しています。

姉であるキム・ソンリョンも女優として知られており、二人は芸能界で「美人姉妹」として注目されています。

他の出演作には、ドラマ『仮面の王イ・ソン』『会いたい』『太陽を抱く月』などがあります。

チョン・ジンソイ・ジュニョン役)

画像引用:JTBC

チョン・ジンソが演じるイ・ジュニョンは、ソヌとテオの一人息子です。

美しい母と優しい父に囲まれ、裕福な家庭で不自由なく暮らしていましたが、両親の関係が崩れるにつれて生活が一変します。

繊細な心を持っており、両親が不仲になったことで感情が揺れ動きます。

チョン・ジンソは、子役時代から活躍しており、多くの作品で存在感を放ってきました。

ドラマ『ミスター・サンシャイン』『青い海の伝説』『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』では、イ・ビョンホン、イ・ミンホ、カン・テオといった韓国トップ俳優たちの幼少期役を演じています。

その活躍はドラマだけでなくCMにも広がり、幅広い世代に愛される俳優として成長を続けています。

幼さを残しつつも心に響く演技力で、老若男女問わず多くのファンを魅了している注目の若手俳優です。

まとめ

韓国ドラマ「夫婦の世界」は、韓国や日本のみならず世界中で大ヒットした不倫の愛憎劇を描いた作品です。

この記事では、「夫婦の世界」のあらすじやキャスト・相関図を紹介しました。

「夫婦の世界」の世界観やキャスト、登場人物の関係性を把握することで、ドラマをより一層楽しんでいただけると思います。

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