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韓国ドラマ「イカゲーム」あらすじ&キャストをネタバレなしで紹介

韓国ドラマ「イカゲーム」は、お金に困り人生に行き詰まった人々が、巨額の賞金をかけて命がけのサバイバルゲームに挑む物語です。人間の欲望や絶望などがリアルに描かれています。

「イカゲーム」は2021年にNetflixで独占配信され、瞬く間に話題を呼び、世界中で大ヒットしました。配信開始後、たった28日間で試聴時間が16億時間超えという、Netflix史上最高の数字を叩き出した怪物ドラマです。

本記事では、「イカゲーム」のあらすじとキャストについてを詳しくご紹介します。

あらすじはネタバレなしなので、ご安心ください。

目次

「イカゲーム」のあらすじ(ネタバレなし)

借金に追われ、行き詰まった日々を送るソン・ギフン(イ・ジョンジェ)。そんなギフンの前に、ある日謎の男が現れ、一枚の名刺を差し出してきました。そこには電話番号と短いメッセージが記されており、電話をかけてみると、大金が手に入るという「ゲーム」に招待されました。

生活の窮地を脱するため、ギフンはゲームへの参加を決意します。ギフンが連れて行かれたのは、巨大な施設の中。そこには、ギフンと同じように人生に行き詰まった456人が集められていました。参加者たちは1から456までの番号で呼ばれ、韓国の昔ながらの遊びをテーマにした全6ラウンドのゲームで競い合い、勝者にだけ莫大な賞金が与えられるというルールのもと、過酷な闘いに挑むことになります。

しかし、その遊びのルールは命がけ。「だるまさんがころんだ」では、動いてしまった者が容赦なく射殺されるという冷酷なルールが待っていました。シンプルな遊びが、一瞬で命を奪う恐怖の舞台と化す中、参加者たちは混乱と恐怖に包まれます。それでも、生き延びるため、参加者たちは決断を迫られていきます。

ギフンは、参加者たちと協力しながらも、時には対立し、次第にゲームを勝ち進んでいきます。極限の状況下では、友情や信頼が生まれる一方、裏切りや非情な一面がむき出しになり、参加者たちの人間性が試されます。

ゲームが進むごとに参加者の人数は減っていき、その分、優勝者の賞金の金額は増えていきます。しかし、その対価として参加者たちが失うものは計り知れません。

命、尊厳、そして人間としての本質が容赦なく問われるこのゲーム。果たしてギフンは、最後まで生き残り、賞金を手に入れることはできるのかーーー驚愕の結末が待っています。

「イカゲーム」の主要キャスト&登場人物紹介

「イカゲーム」にはどんなキャストが出演しているのか、登場人物のキャラクターも合わせて見ていきましょう。


イ・ジョンジェソン・ギフン役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

イ・ジョンジェが演じるソン・ギフンは、高齢の母親と同居しながら、運転代行の仕事をしつつも、ギャンブルに溺れた自堕落な生活を送っています。多額の借金を抱え、高利貸しに追われており、離婚した妻との間に10歳の娘がいますが、親権を失い離れて暮らしている状態です。

母親から娘がアメリカに転居する可能性を聞き、娘の親権を取り戻すためにサバイバルゲームへの参加を決意します。

イ・ジョンジェは、ドラマ『砂時計』(1995年)で一躍注目を浴び、日本でも大ヒットした韓流ロマンス映画『イルマーレ』(2000年)でその名を広めました。

『イカゲーム』が世界中で大ヒットしたことにより、世界中でその存在を認められ、国際的大スターとなりました。

これまでも恋愛、アクション、史劇などさまざまなジャンルで活躍。他の出演作には、映画『観相師』や『新しき世界』、ドラマ『補佐官』などがあります。

パク・ヘス(チョ・サンウ役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

パク・ヘスが演じるチョ・サンウは、ソウル大学経営学部を首席で卒業し、順風満帆だと思われた人生が、思わぬ方向へと転落してしまったエリートです。母親の財産や家、店のお金を全て投資に使い込み、60億ウォンもの巨額の負債を抱えていました。その上、横領や私文書偽造、詐欺といった容疑で警察に追われ、追い詰められた生活を送っています。

幼なじみであるギフンとは、協力や対立を繰り返しながら極限のゲームを生き抜いていきます。

パク・ヘスは、舞台『ミスターロビー』(2007年)で俳優デビュー後、舞台を中心に演技経験を積み、確かな実力を培いました。ドラマ『刑務所のルールブック』(2017年)で主人公を演じ、ザ・ソウルアワーズ新人男優賞を受賞。

『刑務所のルールブック』の大ヒットをきっかけに注目されるようになりました。

また、『イカゲーム』への出演で、世界的に知名度を急上昇させています。他の出演作には、ドラマ『青い海の伝説』『アルハンブラ宮殿の思い出』『ナルコの神』などがあります。

チョン・ホヨン(カン・セビョク役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

チョン・ホヨンが演じるカン・セビョクは、家族のために大金を必要としている脱北者です。切迫した状況の中、命を懸けてゲームに参加します。脱北の際に父を亡くし、母は公安によって強制送還され、弟と二人で韓国へ逃れてきました。現在、弟は施設で暮らしており、セビョクは家族を再び一緒に暮らせるようにするため、必死に生き抜こうとします。

チョン・ホヨンは、15歳でモデルとしてデビューし、ランウェイモデルとしても国際的に活躍。

バーバリーやシャネルといった高級ブランドの雑誌の表紙を飾るなど、その美しさと存在感で注目を集めてきました。

『イカゲーム』への出演で、一躍世界的な知名度を獲得しました。他の出演作には、映画『Hope』ドラマ『タッカンジョン』があり、モデルとしてのキャリアだけでなく、女優としても幅広い活躍を見せています。

オ・ヨンス(オ・イルナム役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

オ・ヨンスが演じるオ・イルナムは、参加番号001としてゲームに参加する高齢者です。脳腫瘍を患い余命がわずかであるイルナムは、過酷なゲームの中でも驚くほど穏やかで陽気な姿を見せます。第1ゲーム「だるまさんがころんだ」では、プレイヤーたちが次々と命を落とす中、笑顔で動じることなくゲームをクリアし、その不思議な存在感で周囲を圧倒しました。

オ・ヨンスは、80歳を目前に控えたベテラン俳優として、主に舞台や映画を中心に活躍。出演してきた舞台作は『リア王』や『3月の雪』など200件以上に上り、その演技力と存在感で観客を魅了してきました。

『イカゲーム』での演技は国内外で高く評価され、2022年1月には韓国俳優として初めて米国ゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞。この偉業により一躍国際的なスターになりました。

彼が演じたオ・イルナムは、視聴者から「カンブおじいさん」として親しまれ、ドラマの象徴的なキャラクターの一人となっています。

ホ・ソンテ(チャン・ドクス役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

ホ・ソンテが演じるチャン・ドクスは、半グレのリーダー格です。元々ギャング組織の下で働いていましたが、組織の金に手を出したことで追われる身に。ゲーム内では横暴で自己中心的な振る舞いを見せ、他の参加者たちを恐怖に陥れる存在として描かれています。死が迫ると焦りや恐怖を露わにする小心者な一面も持ち合わせています。

ホ・ソンテは、俳優になる前にLG電子の海外営業部で働き、ロシアや東欧でテレビ営業の経験を持つという異色の経歴の持ち主。俳優デビュー作は、映画『王になった男』(2012年)で、その後さまざまなジャンルの作品に出演してきました。『イカゲーム』では、役柄に合わせて体重を約20kg増量したそうです。

『イカゲーム』での演技が評価され、世界的な注目を集め、日本では実業家ホリエモンに似ていると話題になりました。

他の出演作には、ドラマ『ミッキ』『偉大なる糟糠の妻』『今日から愛してる』などがあります。

アヌパム・トリパティ(アリ・アブドゥル役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

アヌパム・トリパティが演じるアリ・アブドゥルは、パキスタン出身の出稼ぎ労働者です。韓国に家族を抱えながら、工場で真面目に働くも、社長に半年以上給料を差し止められるという不遇な状況に苦しんでいます。「〇〇です社長」が口癖。善良で純朴な性格のアリは、困難な状況でも他の参加者を思いやる行動を見せます。

アヌパム・トリパティは、インド出身の俳優です。韓国芸術総合学校に奨学金制度を利用して留学し、わずか2年足らずで韓国語をマスターした努力家。映画『国際市場で逢いましょう』(2014年)で俳優デビューを果たし、その後も『太陽の末裔』『賢い医師生活』『キング・ザ・ランド』など、さまざまな作品に出演してきました。

『イカゲーム』では役作りのために体重を6〜7kg増量し、役作りに挑んだそうです。

キム・ジュリョン(ハン・ミニョ役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

キム・ジュリョンが演じるハン・ミニョは、痛んだ長髪と挑発的な言動が印象的な参加者の一人。腟内にタバコを隠してゲーム施設に持ち込み、トイレで喫煙するなど、常識外れの行動が目立ちます。詐欺で前科5犯という過去を自慢げに語り、おどけた態度で場をかき乱し、他のプレイヤーたちに強烈な存在感を与えます。

キム・ジュリョンは、映画『青春』(2000年)でデビューして以来、約20年にわたって女優として活躍するベテランです。

『イカゲーム』に出演してことで、これまで約400人だったインスタグラムのフォロワー数が一気に200万人を超えるなど、世界的な注目を集めました。

2023年には米A3 Artists Agencyとのエージェンシー契約を結び、海外進出を果たすなど、女優としての新たな挑戦を続けています。他の出演作には、ドラマ『涙の女王』『アンダンテ~恋する速度~』『SKYキャッスル』などがあります。

イ・ユミ(ジヨン役)

画像引用:Netflix Korea Instagram

イ・ユミが演じるジヨンは、鼻に通したピアスが特徴的で、どこか無気力で虚ろな雰囲気を漂わせている若い女性の参加者です。その佇まいと内面に秘められた孤独感が印象的です。

イ・ユミは、映画『哀しき獣』(2010年)で女優デビュー後、映画『パク・ファヨン』『大人たちは知らない』で演技力を高く評価されてきた実力派女優です。

『イカゲーム』への出演をきっかけに、インスタグラムのフォロワー数が数日のうちに約4万人から700万人へと急増し、その人気が世界的なものへと広がりました。

他の出演作には、ドラマ『力の強い女 カン・ナムスン』『今、私たちの学校は…』、『Mr.プランクトン』などがあります。今後のさらなる活躍が期待されている女優の一人です。

ウィ・ハジュン(ファン・ジュノ役)

画像引用:Netflix Japan Instagram

ウィ・ハジュンが演じるファン・ジュノは、韓国警察に所属する若い警察官です。ゲームの参加者ではありません。ジュノは、失踪した兄の行方を探すため、兄が滞在していた受験生寮で発見したカードを手掛かりに調査を進めます。そのカードが、ギフンが警察署に持ち込んだものと同じであることに気付いたジュノは、ギフンを追跡し、真実へと迫っていきます。

ウィ・ハジュンは、映画『コインロッカーの女』(2015年)で俳優デビュー。その後、映画『コンジアム』(2018年)では主役に抜擢され、観客動員数260万人を記録する大ヒットとなりました。

日本公式ファンクラブサイトも立ち上げられるなど、その活躍は韓国だけにとどまりません。

『イカゲーム』での出演をきっかけに、インスタグラムのフォロワー数が配信開始から4倍近く増加し、250万人を突破するなど、世界中で人気を博しています。

他の出演作には、ドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ロマンスは別冊付録』『18アゲイン』などがあり、幅広いジャンルで安定した演技力を見せています。

まとめ

韓国ドラマ「イカゲーム」は、世界中で爆発的に大人気となったドラマです。人間の欲望や絶望がリアルに描かれており、世界中がそのストーリーに釘付けになっています。

この記事では、「イカゲーム」のあらすじやキャスト・相関図を紹介しました。

「イカゲーム」の世界観やキャスト、登場人物の関係性を把握することで、ドラマをより一層楽しんでいただけると思います。

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