映画『ロストケア』は、松山ケンイチ演じる介護士・斯波宗典と長澤まさみ演じる検事の対峙を描いた社会派サスペンスです。
本記事では、映画『ロストケア』の配信がどこで見れるのか？NetflixやAmazonプライムで見ることはできるのか最新の配信状況を調査していきます。
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| 作品名 | ロストケア |
| 監督 | 前田 哲 |
| 脚本 | 前田 哲 龍居由佳里 |
| 原作 | 葉真中 顕「ロスト・ケア」 |
| 主題歌/挿入歌 | 森山直太朗「さもありなん」 |
| 公開日 | 2023年3月24日 |
| 主な出演者 | 松山ケンイチ 長澤まさみ 鈴鹿央士 坂井真紀 戸田菜穂 |
ロストケアNetflix・Amazonプライムで配信されてる？見れない？
| 動画配信サービス | 配信状況 |
|---|---|
 |  配信なし |
 |  配信中 |
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ロストケアどこで見れる？動画配信サービス・無料サイトを調査
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映画「ロストケア」地上波放送予定を調査
| 作品名 | 地上波/再放送 |
|---|---|
| ロストケア | 配信予定なし |
現在、映画『ロストケア』の地上波／BS放送の予定はありませんでした。
人気作品のため今後放送される可能性も十分にありますが、いつになるかは未定で、まだ一度も放送された実績はありません。
映画「ロストケア」のあらすじ＆見どころ
早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか？そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか？被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。
引用元：DMM TV
見どころ①：松山ケンイチと長澤まさみの演技
松山ケンイチさんと長澤まさみさんは、この作品が初めての共演。取調室で対峙する二人のシーンは、非常に緊迫感があり大きな見どころです。
介護士でありながら42人の高齢者を死に追いやった斯波が、自分の主張を静かに語る場面では、松山さんの繊細な演技が光ります。それに対して、斯波の意外な主張に戸惑い追い詰められていく検事を演じた長澤さんの演技も、強く印象に残るものがあります。
二人の演技の応酬は息をのむ緊張感に満ちており、心に深く刻まれる印象的なシーンです。
見どころ②：高齢化社会と介護問題
映画『ロストケア』は、現代の日本が直面する介護殺人という深刻な問題を取り上げています。
介護の現場で起きる苦悩や葛藤がリアルに描かれ、高齢化が進む日本社会の中で見過ごされがちな問題に正面から向き合っています。
この作品は、私たち一人一人に「自分だったらどうするのか」という重い問いを投げかけているのです。
見どころ③：家族の絆という呪縛
父親を自宅で介護していた斯波と、母親を高級老人ホームに入所させている検事の大友は対照的に描かれています。
斯波は「家族だから介護をしなければならない」という重圧の中で追い詰められ、自らの殺人を「救い」だと正当化しようとしました。対して大友は、斯波の行為を断罪しますが、自身は母親を施設に預けることで問題から距離を置いているのです。
この作品は、介護と家族の関係について深い問いを投げかけています。「家族の絆という呪縛」が重荷となり、人を追い詰めていく現実。この問題から目を背けず、社会全体で向き合っていく必要があるのではないでしょうか。
映画「ロストケア」キャスト・出演者情報
| キャスト/出演者 | 役名 |
|---|---|
| 松山ケンイチ | 斯波宗典 |
| 長澤まさみ | 大友秀美 |
| 鈴鹿央士 | 椎名幸太 |
| 坂井真紀 | 羽村洋子 |
| 戸田菜穂 | 梅田美絵 |
| 峯村リエ | 猪口真理子 |
| 加藤菜津 | 足立由紀 |
| やす（ずん） | 春山登 |
| 岩谷健司 | 柊誠一郎 |
| 井上肇 | 団元晴 |
| 綾戸智恵 | 川内タエ |
| 梶原善 | 沢登保志 |
| 藤田朋子 | 大友加代 |
| 柄本明 | 斯波正作 |
主演の松山ケンイチさんが、この作品の原作に出会ったのは映画公開の10年くらい前だったとのこと。ちょうどその頃、「死」を意識した生き方や、自分はどんな最後を迎えたいのかなどについて深く考えていた時期だったといいます。
松山さんはインタビューで、映画で伝えたい二つの大切なポイントとして「家族が事前に備えること」と「介護者を孤独にさせないこと」を挙げています。
また、共演の長澤まさみさんは完成披露試写会で、「この映画を通じて、家族とのコミュニケーションの大切さを感じてほしい」とメッセージを送りました。
映画「ロストケア」実際に観た感想レビュー
映画『ロストケア』は見終わった後に非常に苦しくなる作品です。しかしその苦しさの中にこそ、私たちが向き合うべき大切なメッセージが込められています。
この作品は、日本の高齢化社会が抱える介護問題について、「自分ならどうするのか」という問いを観る者に投げかけています。
この難しい問題に対する答えは簡単には見つからないかもしれません。しかし、まずは考え始めること。それが、この映画が私たちに促している第一歩なのかもしれません。
- 主演二人の演技、表情がみごとで惹き込まれる
- 救いって何なんかな
- めちゃくちゃに泣いてしまった
- 正解のない重たく難しいテーマ
- 介護される側に色んな選択肢が用意されていてほしい
前情報なしで観賞。主演二人の演技、表情がみごとで惹き込まれる。
わかりやすいストーリー、とても深く濃い内容。
大人なら見て損はない。
なかなか重いテーマやな。でも現実に直面してる人もいっぱいおるはずやから考えさせられるとこが多いわ。
斯波は正常な思考であったなら、それは完全に狂ってて偽善者やと思う。けど過去の出来事で精神に異常をきたしてるとしたら、人を助ける＝ケアの一環と思ってたのかも。
法律上では殺人やけど、犯人が完全に悪人かと言えば言い切れないと思ってしまう。
救いって何なんかな、、と暫く考えてもうた。難しいねぇ。
めちゃくちゃに泣いてしまった。
とても考えさせられる映画。
殺人というのは決してやってはいけないことではあるんだけど、シバがこのような行為をする理由も理解できてしまうという苦しさ。
介護の苦しさが知らない、わからないということが一瞬悪のように感じてとても辛くて苦しかった。
鶴の折り紙のシーンが苦しくて苦しくて
超高齢化社会の日本、誰しものすぐ身近にある介護問題。
生と死、善と悪、裕福と貧乏、正義の女神と非道の死神。正解のない重たく難しいテーマ。
検事長澤まさみを凌駕する、鹿のように純粋な目の介護士マツケンの演技に圧倒された。
つらい。殺人は救いか。凄くなんとも言えない気持ちになった。。場合によっては救いや解放につながるとおもってしまった。介護は本当に心身共に疲弊する。愛が憎しみにもなる。絆は呪縛、確かに。でもみんながみんなそうじゃない。自分だったら、っておもうとやっぱ介護される側に色んな選択肢が用意されていてほしい。意思の疎通ができるうちに選びたい。結局お金が必要ってことよね
まとめ
日本放送予定（地上波・BS）は今後可能性が0ではありませんが、現状予定はありません。
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