衝撃のスプラッター表現で世界中をざわつかせ、ギネスまで動かした傑作ホラー映画「SAW/ソウ」シリーズ。
1作でも見逃すと、とたんに置いてきぼりを食うスパルタシステムで、まばたきすら許されない緊迫感が持ち味です。
公開順に見る以外の選択肢はないに等しいですが、「ストーリー構成なんかどーだっていい!」というスプラッター変態のために、不思議な視聴順も考えてみました。
2024年10月、待ちに待った新作を控えて、これまでの「SAW/ソウ」シリーズ全作品を紹介します!
- 「SAW/ソウ」シリーズ見る順番
- 各作品の見どころ
- 伏線回収を担った人物
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【完全版】「SAW/ソウ」シリーズ見る順番
2024年現在リリースされている9作品を、公開順とグロい順、さらに面白い順(筆者主観)にわけて紹介します。
- 映画「SAW/ソウ」
- 映画「SAW Ⅱ/ソウ2」
- 映画「SAW Ⅲ/ソウ3」
- 映画「SAW Ⅳ/ソウ4」
- 映画「SAW Ⅴ/ソウ5」
- 映画「SAW Ⅵ/ソウ6」
- 映画「SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D」
- 映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」
- 映画「スパイラル:ソウ オールリセット」
「SAW/ソウ」シリーズは公開順=時系列です!
1作でも飛ばすと全く意味がわからなくなるので注意。
「SAW/ソウ」シリーズ:公開順
作品名 | 公開年 |
---|---|
SAW/ソウ | 2004年 |
SAW Ⅱ/ソウ2 | 2005年 |
SAW Ⅲ/ソウ3 | 2006年 |
SAW Ⅳ/ソウ4 | 2007年 |
SAW Ⅴ/ソウ5 | 2008年 |
SAW Ⅵ/ソウ6 | 2009年 |
SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | 2010年 |
ジグソウ:ソウ・レガシー | 2017年 |
スパイラル:ソウ オールリセット | 2021年 |
基本的に、公開順に見進めないとストーリーが崩壊するのですが、スプラッターに物語を求めないタイプのあなたは、以下のグロい順をご参考あれ。
「SAW/ソウ」シリーズ:グロい順
作品名 | グロポイント |
---|---|
SAW Ⅲ/ソウ3 | 豚風呂&ジグソウ手術シーン |
SAW Ⅱ/ソウ2 | 注射器の海にドボン |
SAW/ソウ | 糸ノコギリで足首切断の衝撃 |
SAW Ⅴ/ソウ5 | 手のひらの先から刃を入れて腕がまっぷたつ! |
SAW Ⅵ/ソウ6 | 酸で溶けた上半身から腸がボロン |
SAW Ⅳ/ソウ4 | ジグソウ解剖シーンには画面の色を抑える配慮が |
ジグソウ:ソウ・レガシー | レーザーカッターで脳天から八つ裂き |
スパイラル:ソウ オールリセット | ベロちょんぱ |
SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | 血のりがピンク色でキュート |
さらにご参考までに、筆者独自の面白い順を紹介します。
「SAW/ソウ」シリーズ:面白い順
作品名 | 面白ポイント |
---|---|
SAW Ⅳ/ソウ4 | ジグソウは肉体をもたずとも機能する! |
SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | これぞ伏線回収! |
SAW/ソウ | シンプル・イズ・ベストな原点 |
SAW Ⅵ/ソウ6 | アマンダにのこった良心 |
SAW Ⅱ/ソウ2 | 痛そうすぎる描写に身悶え |
ジグソウ:ソウ・レガシー | ジグソウとの再会、そしてしばしの別れ |
SAW Ⅲ/ソウ3 | もうほんと、いい加減にしてくれレベルで痛い!!! |
SAW Ⅴ/ソウ5 | 憎たらしいほど小賢しいホフマン |
スパイラル:ソウ オールリセット | クリス・ロックがコメディでソウをリセット! |
「SAW/ソウ」シリーズの作品紹介
全7作で“一応”完結しているオリジナルシリーズを個別に紹介します。
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SAW/ソウ
公開日 | 2004年10月30日(日本) |
監督 | ジェームズ・ワン |
上映時間 | 1時間51分 |
興行収入 | $103,096,345 |
薄汚れた広い浴室で目覚め、戸惑う若者・アダムと医師のゴードン。やがて、「時間内に相手を殺して逃げろ」というメッセージを受け取り、離れた場所に鎖でつながれて身動きできない2人は、知恵を絞りながらも、エゴまみれの醜いサバイバルゲームを開始する。
引用:U-NEXT公式サイト
シリーズ第1作めである「SAW/ソウ」。
スプラッター・レベルをふりきる人体損壊カットで、観客対象を極端にしぼりながらも、全世界で社会現象になるほどヒットしました。
たんなるパニック・ムービーにおさまらず、アハ体験にも近い構成で組みこまれたミステリー要素が、ヒットの一因でしょう。
カミソリ・ワイヤーなど、シリーズを象徴する拷問器具の斬新さにも肝が冷えます。
神を気取る殺人鬼、ジグソウの出発点。
囚われの身・アダムを演じた男こそ、本作の脚本を書いたリー・ワネル!
おのずから、不潔きわまりない死の部屋に身を置き、脚本を完成させたド級の変態性は、もはや芸術です。
「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン監督が地位を確立したのも、本作の功績。
SAW Ⅱ/ソウ2
公開日 | 2005年10月29日(日本) |
監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
上映時間 | 1時間33分 |
興行収入 | $152,925,093 |
ある惨殺死体から手掛かりを得て、刑事のエリックはジグソウ逮捕に成功する。だが、アジトに置かれたモニタには、エリックの息子ダニエルを含む、どこかに監禁された8人の男女の姿が。ジグソウのルールのもと、8人は生き残りを懸けた戦いを始めるが…。
引用:U-NEXT公式サイト
映画「SAW Ⅱ/ソウ2」は、前作に続き末期がんをわずらった殺人鬼・ジグソウが、身勝手な正義を振りかざす物語。
現実の価値観に照らしあわせると、胸クソ・オブ・ザ・デッドという印象ですが、「痛すぎる博物館」として拷問セットを愉しむ見方もできます。
前作では“刃”が印象的でしたが、本作では“針”が登場。
視覚にうったえる描写が増え、思わず「痛ってぇ」と口走りたくなるカットも多いです。
前作登場の医師・ローレンスとジグソウとの回想も描かれる、シリーズの繋がりもまた一興。
本作は、ダーレン・リン・バウズマン監督がオリジナルで用意していた脚本に、「ソウ」の要素を加えたもの。
オリジナルに続きリー・ワネルが脚本のリライトに携わっています。
いわば2つの作品がクロスオーバーすることで、融合地点でおもしろさが倍以上になった成功パターン!
SAW Ⅲ/ソウ3
公開日 | 2006年11月18日(日本) |
監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
上映時間 | 1時間48分 |
興行収入 | $164,874,275 |
粗末な医療施設で目覚めた女医のリンは、目の前にいる死にそうな男を生かしておくよう脅される。一方、わが子を事故で失ったジェフは、息子の敵を「許すか、殺すか」というテストを課せられ、互いのことも知らぬまま、ふたりはジグソウのわなに落ちていく。
引用:U-NEXT公式サイト
とにかく痛そうで、108分間こちらの眉間がシワシワになる映画「SAW Ⅲ/ソウ3」。
被験者から支配者の一味となったアマンダが、危ういキャラクターそのままに危険物を振りまわします。
命の果ても秒読みのジグソウは、上体を起こすこともできず、顔からは生気が失われていますが、謎の世直し根性は健在。
果たしてアマンダは、ジグソウの後継者として一人立ちできるのか。
単なる殺人者であるジグソウが、なぜ神格化されるのかが少しだけわかってしまうかも…?
シリーズを代表するグロ拷問システム、通称“豚風呂”が登場。
不潔の極みとして、悪い意味で観客の胃をつかんで離さない豚風呂はトラウマもの!
オープニングから、とにかく痛そうすぎる描写の連続に、ゴア耐性必須の危険作です。
SAW Ⅳ/ソウ4
公開日 | 2007年11月17日(日本) |
監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
上映時間 | 1時間32分 |
興行収入 | $139,352,633 |
SWATの隊長リッグが、亡きジグソウの手口と酷似したゲームの罠に落ちる。誰に何を試されているのかも分からないまま、リッグは人質にされたふたりの刑事を救うためゲームに挑む。一方、FBIのストラム捜査官は、ジグソウの元妻ジルへの尋問を始めるが…。
引用:U-NEXT公式サイト
映画「SAW Ⅳ/ソウ4」は、ジグソウ亡き現世にのこされた、おびただしい悪意と復讐心、それにともなう殺人衝動を描く物語。
ジグソウの頭蓋骨パッカリ解体シーンから始まる本作では、“頭”を攻めるタイプの拷問が多用されます。
警察関係者が執拗にねらわれるのも本作の特徴。
警官たちのワキの甘さにモヤモヤしつつも、「それほどまでに警察の目をあざむくには…こういうパターンは…内通者が…」と妄想はふくらみます。
ダーレン監督印、人物の移動カットを短縮する映像あそびが目に楽しい!
まさしく実写版“どこでもドア”なワープ術で、物語のムダが省かれています。
前作・前々作とのつながりも描かれ、小出しに明かされる事実に翻弄されるのも気持ちいい!
SAW Ⅴ/ソウ5
公開日 | 2008年11月28日(日本) |
監督 | デヴィッド・ハックル |
上映時間 | 1時間32分 |
興行収入 | $113,857,533 |
FBIのストラム捜査官は、ジグソウの死のゲームからケガひとつ負わずに生還したホフマン刑事がジグソウの後継者なのではないかと疑い、密かに捜査を開始する。だが、この時すでに、捕らわれた5人の男女が新たな殺人ゲームでサバイバルに挑んでいた。
引用:U-NEXT公式サイト
生前のジグソウを描くことで、これまでのシリーズを回顧した映画「SAW Ⅴ/ソウ5」。
2〜4を担当したダーレン監督から一新、デヴィッド・ハックル監督は、遊び心を廃して真正面から出来事を描きます。
多用される回想では、史上“最もよくしゃべる”ジグソウ本人から各ゲームの裏側が明かされ、謎解き感を味わえたりも。
壮大な殺人器具を、ちまちま設置しているジグソウもまた、おつなものです。
“寝返り刑事”としてジグソウの右腕となり、ちょこまか働く男に注目!
彼を追う刑事と、かなり人相が似ているのでパニックになりますが、困ったときは首すじの傷あとで判断しましょう。
また、過去作に登場した拷問器具の説明には、お得感もあります。
SAW Ⅵ/ソウ6
公開日 | 2009年11月6日(日本) |
監督 | ケヴィン・グルタート |
上映時間 | 1時間35分 |
興行収入 | $64,610,340 |
ジグソウのゲームの犠牲者とされる遺体からFBI捜査官ストラムの指紋が発見され、彼はジグソウの後継者とされてしまう。しかし、ストラムの上司エリクソンはホフマン刑事こそが後継者だとにらみ、捜査を続行。そんな中、また新たなゲームが開始される。
引用:U-NEXT公式サイト
映画「SAW Ⅵ/ソウ6」では、警察内部の不信感が高まります。
ジグソウは、信奉者の行く先を掌握。
死から時が流れても、録画された“信念”は神気取りで生者を襲い続けるのです。
ジグソウの恨み、その根源である元妻・ジルの流産は、麻薬中毒者の場当たり的な犯行と思われていました。
本作では、この凄惨な事件の首謀者が明かされます。自らの命を軽くみた他人どもの、「たったひとりも見逃してやらねぇぞ」とジグソウが墓場から叫んでいるよう。
ジグソウが元妻・ジルにあてた“形見箱”の中身はなんだろな?
唯一ジグソウ、あらためジョン・クレイマーと愛を通わせたジルの、「なるほど」な人間性が明らかに!
本作登場の拷問器具では、回転木馬が印象的。
速攻で迫りくる死を前にした、被験者たちの絶叫が胸に刺さります。
SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D
公開日 | 2010年10月30日(日本) |
監督 | ケヴィン・グルタート |
上映時間 | 1時間30分 |
興行収入 | $136,150,434 |
ジグソウの元妻・ジルは、ホフマン刑事の報復を恐れて、警察に保護を願い出る。その頃、ジグソウのゲームを生き残ったボビーは、テレビ番組に出演するなどして話題になり、世間からもてはやされていた。しかし、実はボビーにはある重大な秘密があった。
引用:U-NEXT公式サイト
シリーズ完結編に位置づけられる映画「ソウ ザ・ファイナル 3D」では、ジグソウと信奉者による一連の計画の総まとめが行われます。
シリーズ初の3D作品は、過去作よりエンタメに特化したお手軽スプラッターな仕上がり。
大層な信念に基づいて他人を殺めてきたジグソウが、結局はエンタメでしかなかったという結末は粋でもあります。
飛び出す肉片や迫りくる刃にハラハラしつつ、リアリティを減らした残酷描写を安心感とともに俯瞰できるソフトな作品。
毎話不謹慎な爽快感をくれるラスト30分間の畳みかけは最高潮に!
第1話とのつながりから、無謀に思える伏線回収をやってのけるエンタメ脚本に脱帽です。
ピンクがかった血の色で、みための衝撃が弱まっているのも3D作品ならでは。
「SAW/ソウ」スピンオフの作品紹介
続いて、スピンオフに位置づけられる2作品を紹介します。
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ジグソウ:ソウ・レガシー
公開日 | 2017年11月10日(日本) |
監督 | スピエリッグ兄弟 |
上映時間 | 1時間32分 |
興行収入 | $89,695,824 |
遺体安置室。公園で見つかった半裸の死体を見つめる刑事のハロランとキース、検視官のローガンとエレノア。男が被っているバケツを外すと顎から上がなく、首の皮膚はジグソウパズル型に切り取られていた。それは伝説の連続殺人犯・ジグソウの手口だった…。
引用:U-NEXT公式サイト
シリーズ一応の完結から7年、シリーズファンがつくったお祭りムービーの様相を呈する新作「ジグソウ:ソウ・レガシー」がリリースされました。
番外編というほど脇道に逸れた内容ではなく、生前のジグソウもちゃんと登場しつつ、隠された物語がしれっと暴露される本作。
「どこまで構想を練れば、こう何作もサプライズを維持できるのだろう」と感心してしまう、本編と遜色ない仕上がりです。
崇拝と選択、そして裏切りと真実というメインテーマが、しっかりと紡がれています。
特徴的な拷問器具は、人間ミキサーとも呼べるトラウマ機械。
シリーズ当初のようにジワジワと痛めつけるのでなく、瞬間で肉体がチリと化す仕様が特徴です。
やはり尊大ではあるものの、全員平等に生き残るチャンスを与えるジグソウ“だけ”はブレていません。
スパイラル:ソウ オールリセット
公開日 | 2021年9月10日(日本) |
監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
上映時間 | 1時間33分 |
興行収入 | $8,700,000 |
地下鉄の線路上。舌を固定され、宙吊りの男。猛スピードの電車が迫り、やがて男の体は四散する。それは猟奇犯が仕掛けた、ゲームの始まりだった。ターゲットは“全て警察官”。不気味な渦巻模様と青い箱が、捜査にあたるジークと相棒・ウィリアムを挑発し…。
引用:U-NEXT公式サイト
クリス・ロックを主役に据え、タイトルまさしく「スパイラル:ソウ オールリセット」な本作。
2〜4を監督したダーレン・リン・バウズマンがカムバックして、観客にこれまでのソウシリーズを忘れさせるかのごとく、独立した作品に仕上げました。
シリーズ初、ジグソウの登場もない振り切りぶり。
超嫌われ者の主人公が、もはや誰の恨み所以の事件か見当もつかないなか、犯人を探していきます。
喧嘩ばかりの警察署内で、仲間割れがとめどない不穏な作品です。
シリーズ独特のつながりはほとんどなく、なんとなく登場する糸ノコギリだけが“ソウ感”を担っています。
21サヴェージによる主題歌「Spiral」が、軽快にオリジナルサウンドをリミックスしているのも、本作のお手軽さを象徴していました。
「SAW/ソウ」シリーズは完結している?続編は?
しかし、ファイナルと言っておきながら2作もの続編がリリースされ、その2作めの邦題はなんと「オールリセット」という暴れぶり。
味の残っているガムをしがむような、ソウシリーズの製作陣が愛おしく思えてきます。
そうやって繰り返し脚本に手入れしてもなお面白く、かつ驚きを与えてくれるシリーズなのも憎めない!
2024年10月には、日本でも最新作「SAW X」が公開されるので楽しみです!
最新作「SAW X」は、時系列的に1と2の間に位置する作品のよう。久々にジグソウの姿が拝めソウ!!
「SAW/ソウ」シリーズの伏線は回収されている?
伏線回収は「SAW/ソウ」シリーズの醍醐味!
この項はネタバレすぎますので、本編未視聴の方は絶対にスキップしてください!!
シリーズの軸となる、大きな伏線回収を担った5名の人物を紹介します。
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①アマンダ・ヤング
1作めから度々登場する、自らを過去のゲームの勝者と語るアマンダ・ヤング(演/ショウニー・スミス)。
アマンダはジグソウに“試された”ことで薬物中毒から抜け出し、ジグソウを神のごとく崇めています。
その信奉心は一方的な恋に近く、「SAW Ⅲ/ソウ3」では嫉妬を抑えられず(ミスリードカラクリあり)、最悪の結果を招きました。
アマンダはジグソウの妻・ジルの流産に関係していたことも後に描かれる、闇深い人物です。
②マーク・ホフマン
ジグソウの信奉者として、アマンダとともにジグソウの手足となったマーク・ホフマン(演/コスタス・マンディロア)。
徹底的に悪者として描かれるホフマンは、刑事という立場を利用して、ジグソウに警察内部の情報を流し続けていました。
対アマンダ同様、ジグソウの妻・ジルとも犬猿の仲ですが、情報屋としてジグソウに重宝されていた模様。
同僚の誰とも心を通わせることなく、自らの保身と野心のみに忠実だったホフマンは、後述するゴードン医師によって葬られました(生死不明)。
「SAW Ⅵ/ソウ6」のエンドロール後には、アマンダがホフマンに恐怖していた様子が付け足されています。
③ジル・タック
ジグソウの愛妻であったジル・タック(演/ベッツィ・ラッセル)。
麻薬中毒者による暴行で流産させられてから、ジグソウとの関係が悪化し離婚に至りました。
ジグソウの死後、ジルにむけて謎の箱が遺されましたが、そのなかのひとつ、夫婦だったころのビデオを見たジルはわずかばかりの愛情を再燃させ、ジグソウの遺志を継いで活動します。
ジルを邪魔に感じていたホフマンにより、元夫・ジグソウの開発した拷問器具を仕掛けられ殺されました。
ローレンス・ゴードン
1作めの被験者である医師のローレンス・ゴードン(演/ケイリー・エルウィス)。
自ら片足を切断し、顔面蒼白で這っていたゴードンの生死は明かされていませんでしたが、「ソウ ザ・ファイナル 3D」で衝撃の再登場。
ジグソウに余命宣告をしたことでの、逆恨みともいえるゲーム参加でしたが、だからこそジグソウはゴードンを生かしたのかもしれません。
ジグソウによる数々の人体実験は、ゴードンの医療監修なしには成り立たなかったことが判明。
ジグソウ/ジョン・クレイマー
シリーズの立役者であり、ほとんどの拷問器具を創作したジョン・クレイマーa.k.aジグソウ(演/トビン・ベル)。
建築家の過去をもち、設計力は天性のもの。
登場から末期がんであり、さすがのジョンでも病魔には勝てません。
しかし、お得意のねじ曲がった正義は首尾一貫しており、己でバンバン伏線を張っては回収していくエンターテイナーぶりには頭が下がります。
結局ものごとの出発点となった愛する元妻も殺される結末で、もっともらしかったジョンの言い分の、すべてがくだらない殺人鬼のそれでしかなかったとする閉幕は、シリーズとして見事でした。
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「SAW/ソウ」シリーズで気になる情報
- 「SAW/ソウ」シリーズで最高傑作なのは何作目?
-
個人的に、ジグソウの死で興味が薄れていた状態で見た「SAW Ⅳ/ソウ4」で、ジグソウの魂が全く死んでいないことに感動しました。
- 「SAW/ソウ」シリーズで一番グロいのは何作目?
-
圧倒的に痛そう、かつ胃にくる系シーンの多い「SAW Ⅲ/ソウ3」です。
- 「SAW Ⅲ/ソウ3」の問題シーンとは?
-
“人間歯車”と呼ばれる首がねじきれる装置や、通称“豚風呂”など、後世に語り継がれる拷問シーンが問題になりました。
他にもアマンダの自傷カットは、地味ながら観客のメンタルを削ります。
ジグソウの手術シーンも、クロースアップされた頭蓋骨はしんどいものがありました。
アメリカでも日本でも、倫理的にアウトな描写が多い「SAW Ⅲ/ソウ3」。
- 「SAW/ソウ」シリーズで酷い・グロいトラップトップ3は?
-
前述した「SAW Ⅲ/ソウ3」から豚風呂・人間歯車、「SAW Ⅱ/ソウ2」から注射器地獄、この3つがトップと感じます。
まとめ:映画「SAW/ソウ」シリーズ見る順番!公開順・グロい順と全9作品のあらすじ
- 「SAW/ソウ」シリーズは公開順で見るべし!
- シリーズで一番グロいのは「SAW Ⅲ/ソウ3」!
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2024年10月18日に、最新作「SAW X」が日本公開となります!
全作では登場しなかったジグソウ御大の姿もキャッチできる予告編に注目!
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