「ダークナイトって何?」と思ったことはありませんか?
ダークナイト三部作は、DCコミックスの人気シリーズ『バットマン』が実写映画化された映画3作品の総称です。
- バットマン ビギンズ
- ダークナイト
- ダークナイト ライジング
この三部作の監督を務めたのは映画『TENET テネット』や『インセプション』でしられるクリストファー・ノーラン。ちなみにバットマンはダークナイト三部作以外にも、たくさん映画化されています。
これらのどれから見ればいいのか見当がつかない場合には、まずダークナイト三部作から見てみませんか?実際このシリーズから見始め、バットマンを好きになったというファンも大勢います!
この記事では、ダークナイト三部作の見る順番やシリーズの概要についてお伝えします。
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ダークナイト三部作はバットマン初心者にもおすすめのシリーズ
ダークナイト三部作はバットマン映画の中でも比較的有名で、初心者におすすめのシリーズです。この章ではダークナイト三部作が老若男女に幅広く愛されている理由など、シリーズの魅力をお伝えします。
クリストファー・ノーラン監督によるシリアスな映像表現
ダークナイトで描かれる世界は、映像の色調もシックで暗くマンガっぽさが排除されています。また薄暗い裏路地やコウモリの群れなどが気味悪く、全体的にハードボイルドな演出がなされています。
またノーラン監督も2作目『ダークナイト』で興行的に大成功し、映画監督としての知名度をさらに上げています。
さらにダークナイト三部作には私たちが抱える社会問題や倫理的な疑問などを鋭く突く表現が複数あり、そのプロットに好奇心を刺激された人も多いでしょう。
各作品では他人の弱みに付け入るヴィランが飄々と登場し、格差社会やモラルが無くなった社会がいかに恐ろしいかを見せてくれます。
史上最高のヴィラン!ジョーカーの存在感が半端ない
三部作の2作目『ダークナイト』には、ジョーカーというヴィランが登場します。ジョーカーは他のバットマン作品でも登場しますが、特にダークナイトのジョーカーには強烈な存在感があり、主役のバットマンの影が薄くなるほどでした。
メイク1つとっても不気味であり、何をするかわからない危険人物の臭いがします。
ジョーカーは、バットマンの正義心が揺らぐのを待ち受けているように見えます。だからこそハービー・デントのような正義感の強い男が悪に傾けばほくそ笑み、さらに善良な市民の中の悪を引き出そうとするのです。
ジョーカーは本音の部分では、強盗犯やマフィアのように金銭や快楽など具体的な何かを要求しているわけではありません。とても厄介で、印象深いヴィランです。
ジョーカーが物語上の悪魔のような存在であることが、『ダークナイト』ではよりわかりやすく描かれています。
『ダークナイト』のジョーカーを演じたヒース・レジャーは、まるでジョーカーの中に入り込んだような怪演が衝撃的で、今もなお多くの映画ファンや評論家から高く評価されています。
しかし残念なことに、ヒース・レジャーご本人は映画の公開を待たず、急性薬物中毒でこの世を去りました。
なお、ヒース・レジャーは亡くなった後このジョーカー役で米アカデミー賞の助演男優賞を受賞しています。
映画『ジョーカー』を見る前にダークナイト三部作を鑑賞してもOK!
映画『ジョーカー』(2019年)を見る前に、ダークナイト三部作を見る必要があるか?という質問も時々見受けられます。
ただしダークナイト三部作かティム・バートンの『バットマン』(1989年)あたりを事前に見ておくと、このシリーズでジョーカーがどのようなキャラクターとして描かれているか分かるので、物語をより楽しめます。
ダークナイト三部作の公開順と時系列順は同じ
ダークナイト・トリロジー(ダークナイト三部作)の公開順と時系列順は同じです!
また、この三部作は『バットマン ビギンズ』から順番に見ていけば、他のバットマン・シリーズを見ていなくても単独で楽しめるようになっています。
ダークナイト三部作の公開順及び時系列順
ダークナイト・トリロジー(ダークナイト三部作)の公開順と時系列順は以下の通りです。
- 映画『バットマン ビギンズ』(2005年)
- 映画『ダークナイト』(2008年)
- 映画『ダークナイト ライジング』(2012年)
- 映画『バットマン ビギンズ』(2005年)
- 映画『ダークナイト』(2008年)
- 映画『ダークナイト ライジング』(2012年)
三部作は2作目ダークナイトから見ても大丈夫?
2作目『ダークナイト』のアメリカでの興行収入は、公開後たった6日間で1作目『バットマン ビギンズ』の興行収入を抜いたと言われています。では、人気作である2作目から見ても大丈夫なのでしょうか?
なぜなら『バットマン ビギンズ』では、ブルース・ウェインの子供時代やバットマンになった過程が描かれているから。
ただし一部では『バットマン ビギンズ』を見ずに『ダークナイト』から見て大丈夫だったという意見や、『ダークナイト』を観た後におさらいのような形で見たという意見も見受けられます。
ダークナイト三部作のあらすじや見どころ・登場するヴィラン
それではシリーズ各作品のあらすじや見どころを見ていきましょう。各回で登場する主なヴィランも要チェックです!
映画『バットマン ビギンズ』(2005年)
公開年 | 2005年 |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
キャスト | クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、キリアン・マーフィ、渡辺謙 |
幼少期に両親を殺されたブルースは復讐心を持ちながら成長するが、正義感の無力を知り放浪の旅に出る。ヒマラヤの奥地で肉体的・精神的修行に打ち込み、腐敗した大都会ゴッサム・シティに戻った彼は、巨悪と対峙するべくバットマンになる決意をする。
引用:U-NEXT公式サイト
- バットラングやバットスーツの開発シーンも!様々なガジェットが登場
- トラウマを抱えた天才!キリアン・マーフィ演じる悪役スケアクロウは弱そうで手強い相手
- 終盤のモノレール内でのバットマンVSラーズ・アル・グール戦は意外な結末に!
『バットマン ビギンズ』はダークナイト三部作の1作目の作品で、主人公ブルース・ウェインがバットマンになるまでの経緯と、その背景にある出来事が描かれた物語です。
本作では、特にブルースがコウモリを恐れるようになったある出来事が生々しく描かれています。
また1作目ビギンズには、バットマンの恐怖心につけ込むヴィランとしてスケアクロウが登場します。
スケアクロウの作った「幻覚を見るガス」のせいで、ゴッサム・シティは崩壊してしまうのでしょうか?バットスーツを身にまとった完全装備のバットマンが大活躍し、ヒロインのレイチェルを救います!
映画『ダークナイト』(2008年)
公開年 | 2008年 |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
キャスト | クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマン、アーロン・エッカート、マギー・ギレンホール、モーガン・フリーマン |
大都会ゴッサム・シティで起こる犯罪に対し、ゴードン警部補とバットマンは取締まりを強化するが、口の裂けたピエロ顔の犯罪者ジョーカーが勢力を拡大。新任検事のハービーも正義感に燃え捜査を開始するが、ジョーカーに捕らわれ大火傷を負ってしまい…。
引用:U-NEXT公式サイト
- 多くの観客にショックを与えた悪役ジョーカーの怪演に注目!
- バットマンに憧れ真似をする「偽バットマン」が登場
- 終盤にはジョーカーに仕掛けられた極悪非道な心理ゲームが!
三部作の中でも人気の高い『ダークナイト』には、地方検事のハービー・デントが登場します。
バットマンが闇のヒーローだとすれば、ハービーは光のヒーロー。ハービーはゴッサムの市民から絶大なる支持を得ています。
正しいことをしようと努めるバットマン、ゴードン、ハービーの3人。その反面ブルースは、ハービーとレイチェルの恋愛関係が気になります。
そんなさなか、ジョーカーがテロを実行!彼の仕掛ける悪質なゲームによって、街は大混乱に陥っていくのです。
映画『ダークナイト ライジング』(2012年)
公開年 | 2012年 |
---|---|
監督 | クリストファー・ノーラン |
キャスト | クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソン |
ゴッサム・シティが平和を取り戻して8年。身も心も傷ついたブルース・ウェインは、自宅で隠遁生活を送っていた。だがそこへ、謎のテロリスト、ベインが出現。街を恐怖と混乱に陥れるベインを前に、ブルースは再びバットマンとして戦うことを決意するが…。
引用:U-NEXT公式サイト
- ベインの煽りによって豹変するゴッサム・シティの貧しい人々
- スケアクロウが裁判官に!裕福な人々に勝手な制裁を下す
- 敵なのか味方なのかわからない!セクシーなキャットウーマンの登場
前作のラストから8年後。ブルースはバットマンとしての活動をやめ、屋敷に引き込もっています。そんなブルースを心配する執事のアル・フレッド。
三部作の完結編である『ダークナイト ライジング』の主な悪役は、影の同盟から破門されたベインという男です。
ベインはブルース産業のあるものを狙っているのですが、そのせいでブルースの社会的地位は転落します。さらにブルースは大事な執事アル・フレッドを追い出してしまい…。
ロビン役にジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベイン役にトム・ハーディなど前作同様豪華なキャストが出演しています。
まとめ
この記事ではダークナイト三部作の見る順番について解説しました。
ダークナイト三部作は公開順と時系列順が同じです。
よって見る順番は
- 映画『バットマン ビギンズ』(2005年)
- 映画『ダークナイト』(2008年)
- 映画『ダークナイト ライジング』(2012年)
となります。
他のバットマン・シリーズを鑑賞済みで、多少なりともバットマンの知識がある方はいきなり『ダークナイト』から見てもOK!
『ダークナイト』三部作はシリアスな作品なので、アメコミに興味がない方でも充分に楽しめますよ!
気になる方はぜひ鑑賞してみてください!