ワイルドスピード見る順番は時系列がおすすめ!公開順・途中から見ても面白い理由も解説

ワイルドスピード見る順番は時系列がおすすめ!公開順・途中から見ても面白い理由も解説

2001年に公開された『ワイルド・スピード』は20年以上の時を経て、カーアクション映画として屈指の人気を誇るシリーズにまで成長しました。これまでに製作された映画は全部で11作品です!

新作を見てみたいけど1作目『ワイルド・スピード』から順番に見ていくと凄い作品数となり「途中から見て楽しめるのか?」や「どれから見るか?」などいろいろ迷ってしまいますよね。

この記事では『ワイルド・スピード』シリーズの見る順番を、いくつかのパターンでご説明します。特に記事の後半部分では、途中から見る場合の注意点なども挙げていますのでぜひ参考にしてみてください!

この記事には、1部ネタバレを含みます。

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目次

ワイルド・スピードを見る順番は時系列順がおすすめ!

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト

ワイスピ・シリーズは公開された通りに見るのと、時系列を追って見るのとどちらが簡単でしょうか?

結論:時系列を追って見た方が、スムーズにストーリーを理解することができます。

ワイルドスピードの公開順をおさらい!

ワイスピ・シリーズの公開順は、以下の順番になります。

公開順に見ていくと、ワイスピ1~3はストリート・レースなど車文化を中心にした物語になっていることがわかります。そして4作目以降は、豪快なカーアクションを含むケイパームービーへシフトチェンジされていると気づけるでしょう。

リリースされた順を追うことにより、このシリーズがどのように成長したかを味わいながら楽しむことができます。しかし初めての鑑賞で公開順に見てしまった場合、時系列通りでない作品があるため戸惑ってしまう人も多いようです。

公開順一覧
  1. ワイルド・スピード(2001年)
  2. ワイルド・スピード X2(2003年)
  3. ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006年)
  4. ワイルド・スピード MAX(2009年)
  5. ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年)
  6. ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年)
  7. ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年)
  8. ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年)
  9. ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年)スピンオフ作品
  10. ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021年)
  11. ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)

実はワイルド・スピードは公開順より時系列で見るのがおすすめ

ワイスピ・シリーズを時系列で見るのは、そこまで難しくありません。なぜなら3作目『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』を除いた作品は、全て時系列順に公開されているからです。

3作目『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』は6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』の後に見ると、話しの筋が通り分かりやすいです。

以下の順番で見ると、混乱せずに鑑賞できるでしょう。

時系列一覧
  • ワイルド・スピード(2001年)
  • ワイルド・スピード X2(2003年)
  • ワイルド・スピード MAX(2009年)
  • ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年)
  • ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年)
  • ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006年)
  • ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年)
  • ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年)
  • ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年)スピンオフ作品
  • ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021年)
  • ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023年)

ワイルドスピードは何作あるの?シリーズの各作品を一覧で確認

それでは『ワイルドスピード』のシリーズ全作品のあらすじや見どころ、主な登場人物などを見ていきましょう。過去に何作か見たという方も、どんなシーンがあったのか思い出してみてください!

ワイルド・スピード(2001)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2001年
監督ロブ・コーエン
脚本ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デビッド・エアー
キャストヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター

「走っている時間だけ、オレは自由だ。」

若者たちを熱狂させる、大金を賭けた深夜のストリート・カー・レース。その中心で荒稼ぎをしていた凄腕のドライバー、ドミニク・トレットの前に、同じく天才的なドライブテクを持つブライアン・オコナーが現れる。2人はレースで競い合い、互いの実力を認め合うが、ブライアンの正体は連続強盗事件の捜査のために潜入した、LA市警の警官だった……全てはここからはじまった!!

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • カーマニアには衝撃的だった!ストリートレース(ゼロヨン)を題材にした珍しい車映画
  • ドムとブライアンの探り合いにヒヤヒヤさせられる、潜入捜査官ものとしての楽しさ
  • ドムの愛車ダッジ・チャージャーが初登場

ワイスピ・シリーズの記念すべき1作品目は、ロサンゼルスが舞台になっています。

『ワイルド・スピード』はゼロヨンとよばれるストリートレースのシーンが好評で、主に車好きの人々から注目を浴びた作品です。この映画がこんなに長く続くシリーズになるなんて、ほとんどの人が予想できなかったことでしょう。

物語はドムが率いるトラック強盗集団と、ブライアンという超車好きの若者が出会うところからはじまります。

でも実は、ブライアンは潜入捜査官。仲間思いでカリスマ的オーラを持つドムに憧れを抱く一方、彼を捜査しなければならないというジレンマを抱えます。

さらにブライアンはドムの妹ミアと恋仲になってしまいますが…。

主な登場人物:ドム、ブライアン、レティ、ミア、ヴィンス

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ワイルド・スピード X2(2003)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2003年
監督ジョン・シングルトン
脚本マイケル・ブランド、デレク・ハース
キャストポール・ウォーカー、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、デヴォン青木、エヴァ・メンデス

「口説きの運転はオレが教えた。」

ドミニクを逃がし、警察官の職を放棄して逃亡したためにLA市警を追われる身となったブライアン。ストリート・レーサーとして生活を送っていた彼はある日、FBIの一斉捜査によって連行されてしまう。しかし、犯罪歴の帳消しと引き換えに国際犯罪組織への潜入捜査の話を持ちかけられるたブライアンは、旧友のローマンと共に捜査へ向かう。

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • 違法公道レースやゼロヨンなどド派手なカーアクションシーンが盛り沢山
  • ブランアンとローマンの熱い友情が描かれている

マイアミを舞台にした『ワイルド・スピード X2』は、特にカーマニアから高く評価されている作品です。シリーズの中でも、よりカルト色の強い作品と言えるでしょう。

この2作品目には、ワイスピ・ファミリーの中心的人物であるドムが登場しません。物語にはブライアンの幼なじみローマンや、カーカスタムショップ経営者のテズが初登場します。

ドライバー採用試験を受けるため、ブライアンとローマンに用意された車は、三菱のランエボとスパイダー!「悪い貿易商が金を運ぶため、ドライバーを探している」と、車好きにウケそうなストーリーも魅力的です。

主な登場人物:ブライアン、テズ、ローマン、スーキー

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ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT(2006)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2006年
監督ジャスティン・リン
脚本クリス・モーガン
キャストルーカス・ブラック、サン・カン、ナタリー・ケリー、BOWWOW、ブライアン・ティー、レオナルド・ナム、北川景子、JJ サニー千葉

「人生は単純だ。行き先を決めたら振り返らなきゃいい。」

カリフォルニアで閉塞的な毎日を過ごす高校生ショーン・ボスウェルは、車好きが高じてある事件を起こしてしまう。少年院行きから逃れるため移り住んだ東京で、そして同じく留学生であるトウィンキーと出会い、ドリフト・レースの世界にのめり込むことに。

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • 立体駐車場でのドリフトバトル
  • 物語のラストにはドムがカメオ出演!
  • 千葉真一、北川景子、柴田理恵など日本の俳優陣も出演

『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』は、時系列では6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』の次の物語になります。EURO MISSIONである体験をしたハンは日本へ渡り、タカシらと日夜ドリフトレースに明け暮れていました。

そこへアメリカの高校生ショーンが、はるばるやってきます。

本作品の大きな特徴は「ドリフト」という日本の車文化がハリウッド映画で取り上げられ、話題になったこと。『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』は日本の車ファンのみならず、海外のカーマニアからも愛されています。

TOKYO DRIFTの人気に大きな影響を与えたのが、ハンという魅力的なキャラクターです。

ハンを演じているサン・カンは、プライベートでも大の車好き。劇中で彼が乗っている車「マツダ・RX7」は斬新なデザインで、多くのカーマニアに注目されました。

主な登場人物:ショーン、ハン、ニーラ、タカシ、トゥインキー

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ワイルド・スピード MAX(2009)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2009年
監督ジャスティン・リン
脚本クリス・モーガン
キャストヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ミシェル・ロドリゲス、ガル・ギャドット、サン・カン

「本物の飛ばし屋は 自分の積み荷を知って走る。」

トレーラー強奪犯として指名手配されているドミニクは、LAから逃亡した後も南米で恋人のレティや仲間とともに強奪を繰り広げていたが、ある事件をきっかけに麻薬組織への復讐を誓い、再びLAに舞い戻ろうと決意する。
そのころ、FBI捜査官のブライアンも同じく麻薬組織を追い続けていた。
組織に侵入し、ボスが仕切るストリートレースが開催されることを知ったブライアンは、捜査の糸口はないかとレースに参加するが、そこには復讐に燃えるドミニクの姿もあった…。
麻薬王はどこにいるのか?ドミニクの復讐の相手とは?そして真の敵の正体は!?

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • ブライアンが警官に復帰!ドムやミアとの再会
  • 次作『ワイルド・スピード MEGA MAX』の土台となるキャスト構成
  • それぞれの異なる目的から悪人ブラガを追うドムとブライアン

『ワイルド・スピード MAX』はシリーズ4作目で、時系列としては3番目の物語になります。比較的地味で目立たない作品ですが、ストリートレースや人間ドラマ、ケイパームービーの要素をバランスよく取り入れた良作です。

物語は本筋であるドムとブライアンのドラマに戻ります。冒頭からドム、ハン、レティが登場し、豪快な石油強盗へと展開します。

最終的な舞台はメキシコ。物語中盤以降は派手なカーチェイスや犯人捜しの面白さも加わり、次作への繋がりが感じられる作品です。

主な登場人物:ドム、ブライアン、レティ、ミア、ハン、ジゼル、テゴ、リコ

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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2011年
監督ジャスティン・リン
脚本クリス・モーガン
キャストヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ドウェイン・ジョンソン、タイリース・ギブソン、サン・カン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ガル・ギャドット

「1番大切なのは仲間の存在だ。ファミリーに乾杯。」

指名手配犯のドミニクと、共に追われる身となったブライアン。彼らは、ブラジルの裏社会で命がけのヤマをこなしていたが、ある事をきっかけに逃亡生活から抜け出す事を決意。永遠の自由を得るために、“1億ドルの現金強奪”という危険な賭けに出る。最高のドライブテクをもつ仲間を招集しドリーム・チームを結成するが、背後にはFBI特別捜査官・ホブスが恐るべき執念で迫っていた…。

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • 1、2、4作目に登場したドムやブライアンの仲間がファミリーとして全員集合
  • ドム、ブライアン、ハン、ローマンが強奪したパトカーで公道レース
  • 外交保安部の捜査官ルーク・ホブスが初登場

シリーズ5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』は頭を空っぽにして楽しめるポップコーン・ムービーと言えるでしょう。

物語は25年の懲役刑を科せられたドムの護送車を、ブライアンとミアが襲うところからはじまります。

「チーム強奪もの」という人気のジャンルに方向転換された本作品は、たくさんの映画ファンの心を鷲掴みにしました。見ていて心地よい程度のド派手なカーアクション、エモーショナルな人間ドラマなどが本作品の魅力です。

主な登場人物:ドム、ブライアン、ミア、ハン、ジゼル、ローマン、テズ、ヴィンス、ホブス、テゴ、リコ、エレナ

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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2013年
監督・製作総指揮ジャスティン・リン
脚本・製作総指揮クリス・モーガン
キャストヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ルーク・エヴァンス、サン・カン、ガル・ギャドット

「仲間に背は向けない、たとえ向けられても。」

大金を手に入れ逃亡生活を送っていたドミニクとブライアンの元に、宿敵であるホブスから現れ、元軍人のオーウェン・ショウ率いる犯罪組織壊滅への協力を要請。さらに、ドミニクのかつての恋人、レティが組織に関係しているという事実を告げる。一体、レティの身に何が起きたのか、そして組織の目的とは?ドミニクは仲間を呼び出し、ヨーロッパの地に降り立つ。全ての謎を解き明かし、仲間を取り戻すために-。

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • 奇妙な形の改造車がファミリーを襲う!序盤のカーチェイスからテンポよく進む物語
  • カーチェイスアクションに飛行機や戦車が加わり、これまで以上に迫力ある映像表現
  • ホブスから最先端の基地を用意され驚くファミリー

『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、シリーズでの世界興行収入が3番目に高い作品です。

序盤でホブス捜査官からある衝撃的な事実を知らされるドム。前回のミッションで大金を得たファミリーたちは、悠々自適な生活を送っていますがそこへ集合がかかります。

ドムたちはホブスに協力し、過去の罪を帳消しにできるか?仲間を救うために危険なミッションに挑戦するおなじみのメンバーの活躍から、ますます目が離せません。

主な登場人物:ドム、ブライアン、ミア、レティ、ハン、ジゼル、ローマン、テズ、ホブス

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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2015年
監督ジェームズ・ワン
脚本・製作総指揮クリス・モーガン
キャストヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ドウェイン・ジョンソン、カート・ラッセル、トニー・ジャー

「スピードを愛して生きてきた。だから俺達は兄弟だ。」

オーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティを取り戻し平穏な日々を過ごしていたドミニクたちの元に、東京から1本の電話が入る。「お前たちの仲間を殺した。」――電話の主はデッカード・ショウ。オーウェン・ショウの兄であり、かつてドミニクたちが対峙したどんな敵よりも恐ろしい男だった-。復讐に燃えるデッカードと、仲間を失い、怒りに燃えるドミニクたち。
すべてを奪おうとする男を目の前に、ドミニク、そしてブライアンら“ファミリー”は最後の手段に打って出る――。

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • トニー・ジャー演じるキエットとブライアンの格闘シーン
  • 空から陸へ!ラムジー救出作戦時のノンストップアクション
  • 空中からダイブするシーンではローマンが大絶叫

『ワイルド・スピード SKY MISSION』の敵役には、前作の悪役オーウェンの兄デッカードが登場。ドムたちファミリーは、天才ハッカー・ラムジーの発明した監視プログラム「ゴッドアイ」を取り戻すミッションを言い渡されます。

7番目の作品となる『ワイルド・スピード SKY MISSION』は交通事故で亡くなった、ブライアン役ポール・ウォーカーの遺作となりました。ポールは本作の撮影期間中に亡くなっており、未撮影だった場面はポールの弟、カレブとコディが代役を務めCG処理が施されています。

本作ラストの追悼シーンはポールへの愛が感じられ、多くの映画ファンにとって心に残るものとなりました。なお『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、シリーズの中で1番の興行収入を獲得しています。

主な登場人物:ドム、ブライアン、レティ、ミア、ラムジー、ローマン、テズ、ミスター・ノーバディ、キエット、ホブス、デッカード

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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2017年
監督F・ゲイリー・グレイ
脚本・製作総指揮クリス・モーガン
キャストヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・”リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、エルサ・パタキー、カート・ラッセル、シャーリーズ・セロン、スコット・イーストウッド、ルーク・エヴァンス、ヘレン・ミレン

「ブライアン。細工を試すぜ。」

長い逃亡生活と、史上最悪の敵との戦いを終え、ドミニクたち“ファミリー”はつかの間の日常を味わっていた。しかし、誰よりもファミリーを大切にしてきたドミニクの裏切りによって、ホブスは投獄され、ファミリーは崩壊の危機に直面する。ドミニクに一体何があったのか…彼を取り戻すためファミリーに残された最終手段は、かつての敵デッカード・ショウと手を組む事だった… 果たして彼らの運命は!?

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • 過去最強最悪の敵サイファーはゾッとするほど怖くて嫌な女
  • 囚人服でご対面!ホブスとデッカードの刑務所の格闘シーン
  • 綿密に練られたシナリオと、CGに頼らない豪快なカーアクション

『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、シリーズ中2番目に高い興行収入を獲得しています。

ホブスの要請で、ある組織から電磁パルスを取り戻すべくファミリーが再び集結します。しかしミッション遂行中にドムは仲間を裏切り、電磁パルスを持って逃走。

戸惑うホブスやファミリーは、ドムに近づきその真相を探っていきます。

本作では前作の敵役だったデッカードが、ファミリーの仲間になるという意外な展開が話題を呼びました。またサイファーによるゾンビタイムや巨大潜水艦の登場など、大がかりなアクションシーンが目立ちます。

大絶賛された傍らで、荒唐無稽すぎるストーリー展開や「デッカードがラストのバーベキューに参加したこと」などが1部のファンから疑問視され、物議を醸しました。

主な登場人物:ドム、レティ、ローマン、テズ、ラムジー、ホブス、ミスター・ノーバディ、リトル・ノーバディ、デッカード、サイファー

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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019)スピンオフ作品

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2019年
監督デヴィッド・リーチ
脚本クリス・モーガン、ドリュー・ピアース
キャストドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービー、ヘレン・ミレン

「ファミリーのみんな、力を貸してくれ。」

LAで娘と暮らすホブスとロンドンで優雅な生活を送るデッカードの元に、政府からある協力要請が入る。
それは、人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器を狙うテロ組織、そしてそれを率いる超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルス共に姿を消したMI6エージェント・ハッティを保護するというミッションだった。しかも、ハッティはショウの妹でもあるという-。
ホブスとデッカードは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、危機的状況を前に、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • デッカードに妹がいた!MI6エージェントのハッティが登場
  • 機械人間ブリクストンを操っていた黒幕は誰?
  • ライアン・レイノルズがホブスのエージェント役として登場

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、ワイスピ・シリーズに登場するルーク・ホブスとデッカード・ショウが主人公になったスピンオフ作品です。

本作品にはドムやレティなどシリーズ常連のワイスピ・ファミリーは、登場しません。新型ウイルス兵器スノーフレークを巡り、ホブスとデッカードがテロ組織と対峙していきます。

通常のワイスピよりもコメディ色が強く、切れ味のよい格闘シーンが楽しめます。またこの映画を見ることでホブスとデッカード、それぞれの家族についての新情報をゲットできるでしょう。

主な登場人物:ホブス、デッカード、ハッティ、クイーニー・ショウ、ロック

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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2021年
監督・脚本ジャスティン・リン
脚本ダニエル・ケイシー
キャストヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジョン・シナ、ジョーダナ・ブリュースター、ナタリー・エマニュエル、サン・カン、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン

「弟の恐ろしい計画は俺が止める。」

ドミニクはレティと幼い息子のブライアンの3人で静かに暮らしていたが、ある日仲間のピンチの知らせを聞く。ローマンら“ファミリー”と合流したドミニクは、現場で世界中のコンピュータ・システムを操る装置を見つけるが、突如襲撃者が現れ、装置を奪っていったのはなんと弟のジェイコブだった。凄腕の殺し屋で一流ドライバーであるジェイコブは、実は某国の独裁者組織の一員で、ドミニクたちは世界を震撼させる陰謀を止めるため動き出す。対立する兄と弟…明かされるドミニクの過去…果たしてファミリーの運命は?!

引用:ワイルド・スピード公式サイト

見ておきたいポイント
  • ワイスピ史上前代未聞!ローマンとテズのある恐怖体験
  • まともな運転ができないラムジーに「運転上手い」と褒めるドム
  • 人気のあのキャラクターが復活。SNSでも話題に!

9作品目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の時代設定は前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』の5年後になります。

赤ん坊だったリトル・ブライアンは成長し、ドムとレティは平和に暮らしていました。しかしテズやラムジーたちからある知らせを聞き、再び危険な任務に足を踏み入れることになります。

本作では、未成年だった頃のドムのことが明かされています。

またある懐かしいキャラクターの復帰もあって、ほのぼのとしたコミカルなシーンも増量。レティとミアが敵と格闘するシーンなど女性キャラの活躍場面も増え、見応えのある作品になっています。

主な登場人物:ドム、レティ、ミア、ローマン、ハン、テズ、ラムジー、サイファー、リトル・ブライアン、ジェイコブ、ショーン、トゥインキー

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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023)

画像引用:ワイルド・スピード公式サイト
公開年2023年
監督ルイ・ルテリエ
脚本ジャスティン・リン、ダン・マゾー
キャストヴィン・ディーゼル、ジェイソン・モモア、ミシェル・ロドリゲス、シャーリーズ・セロン、ジョン・シナ、タイリース・ギブソン、クリス・”リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、ジョーダナ・ブリュースター、サン・カン、ジェイソン・ステイサム、ヘレン・ミレン、ブリー・ラーソン

復讐の炎がファミリーを襲う!!
 
ドミニクはレティと幼い息子のブライアンの3人で静かに暮らしていたが、彼らの前に未だかつてないほどの破壊的な敵が現れる。ダンテ(ジェイソン・モモア)はかつてドミニクたちがブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子であり、家族も未来も奪われた代償を払わせるため、復讐の炎を12年間燃やし続けていたのだった。ダンテの陰謀により散り散りに仲を引き裂かれる“ファミリー”たち。そしてドミニクが愛する全ての者を奪おうとするダンテが最後に向けた矛先は・・・果たしてファミリーの運命は?!

引用:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

見ておきたいポイント
  • 原点回帰か?迫力あるストリートレースにテンション上がる
  • 序盤のローマでは大きな球形の爆弾が!ファミリーは爆発を阻止できるのか
  • デッカードとハンがご対面!スナックがこぼれたと怒るハン

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』はスピンオフ作品を除くと10作品目の映画となり、本作からとうとう最終章に突入します。

今回のワイスピは、イタリアやブラジルなど様々な国が舞台になっています。5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』と繋がりの深い物語なので、5作目の視聴後の方が本作をより楽しめるでしょう。

劇中には過去作へのオマージュと思われるシーンがいくつも存在し、どこか懐かしさが感じられる作品です。

今回の悪役ダンテは、復讐心にとりつかれた男。陽気さとかわいさと残酷さを持ち合わせた、ありえないキャラクターです。彼の登場シーンは特にスクリーンから目が離せません。

主な登場人物:ドム、レティ、ミア、ローマン、ハン、テズ、ラムジー、ジェイコブ、リトル・ブライアン、デッカード、ダンテ、サイファー

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ワイルドスピードは途中から見ても充分面白い!

『ワイルド・スピード』シリーズは、過去作を見ていなくても充分楽しめます。ただしいくつかの作品は前作を見ていないと、分からないこともあるので注意しましょう!

なぜワイルドスピードは途中から見ても面白いのか?

『ワイルド・スピード』シリーズは、ある意味007シリーズに近い感覚で1作品ずつ物語が独立しているので、途中から見てもそれなりに楽しめるように作られています。

一方で時系列順に見た方が登場人物への愛着が増し、感情移入しやすい傾向もあります。

では、一体どの作品から見ればよいのでしょうか?ワイスピの世界の入り口となる作品を、以下でいくつかご紹介します。

ワイルドスピードを途中から見るならこの作品がおすすめ!

マニアックな車好きなら「1作目~3作目のいずれか」から

1作目『ワイルド・スピード』~3作目『ワイルド・スピード X3 TOKYO DRIFT』は、カーカルチャーとその周辺の人々を描いた比較的現実味のあるカーアクションムービーです。それぞれの映画に良さがあるので、気になった作品から見てみましょう!

一般的な映画ファンには『ワイルド・スピード MEGA MAX』からがおすすめ!

ワイスピ・シリーズの人気作品といえば5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』が挙げられます。『ワイルド・スピード MEGA MAX』は豪華なキャスティングや人気ジャンルへの方向転換によって、たくさんの映画ファンの心を鷲掴みにしました。本作から見ると、ワイスピの世界にどっぷりハマれるはずです。また前作の『ワイルド・スピード MAX』の続きとなっているので、こちらから見てもよいでしょう。

シリーズ1番の人気作『ワイルド・スピード SKY MISSION』から

映画作品としての完成度が高いので、どんな人でもすんなりストーリーに入ることができます。ワイスピ・シリーズの良さや特徴が表れている作品なので、どんなシリーズなのかも把握しやすいでしょう。

ワイルド・スピードを途中から見る場合の注意点

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2021)』には、あるキャラクターの復活というサプライズが仕掛けられています。この驚きを共感するためには、5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』や6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』を見ておいた方が無難です。

また最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を見る場合も、5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX(2011)』を視聴済みの方がより楽しめるでしょう。なぜなら『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の悪役は5作目と関わりのある人物だからです。

ワイルド・スピードの主な登場人物(キャスト)

早いうちから『ワイルド・スピード』シリーズは、多人種構成のキャスティングが魅力的な映画として知られていました。ここではファミリーやヴィランなど主要な登場人物・キャストをご紹介します。

以下は完全にネタバレとなります!ご注意ください。

ワイ・スピの仲間・ファミリー

ワイスピの世界ではドミニク・トレットを中心に出会ったメンバーが疑似家族のような関係を築き上げ、その仲間をファミリーと呼んでいます。ここではそんなファミリーの一員をご紹介します。

ドミニク・トレット(演:ヴィン・ディーゼル)
シリーズの主人公の1人で、皆からはドムと呼ばれている。ファミリーの中心的な人物で、若い頃はトラック強盗をしながら生計を立てていた。大の車好き・スピード狂だが、義理人情が厚くどこか憎めないキャラクター。仲間を愛するが故、彼らを失うことを恐れるようになっていく。

ブライアン・オコナー(演:ポール・ウォーカー)
シリーズのもうひとりの主人公。元々はロス市警の警官だった。あるきっかけでドムに出会ったことから、ファミリーの一員になる。ドム同様スピード狂の車好きで、ドライビングテクニックも優れている。頭の回転が速く、臨機応変に作戦を変更することで目的を果たす。出会ったときからミアにぞっこんで結婚した。

レティ(演:ミシェル・ロドリゲス)
ドムの最愛の人。男勝りな性格で、ピンチのときも動じない肝っ玉の据わった性格。ドム同様大の車好きで、修理や改造も得意な女性。身体能力も高く、カーコミュニティーとの相性も抜群。バイクに乗って仲間をサポートすることもある。

ミア(演:ジョーダナ・ブリュースター)
ドムの妹。兄やブライアン、レティを慕っている。ブライアンと出会い相思相愛となって結婚した。子供が産まれてからは、誰かのサポート役であることが多い。

ローマン・ピアース(演:タイリース・ギブソン)
陽気でおしゃべりな男。嘘をつくのが上手く、皆で強盗をするときはペテン師のような役目を果たす。ブライアンの幼なじみ。テズと仲良し。個性が強く、仲間が気づかないうちにスリをしていることもある。怖がりですぐ叫んだり弱音を吐いたりする。

ハン(演:サン・カン)
スマートなドライバー。ドム曰くカメレオンのように変幻自在で、どこにでも潜入できる男。運転スキルはあるが勝ち負けにはこだわらない。禁煙したことから常にチップスなどのスナック菓子を食べている。

テズ(演:クリス・”リュダクリス”・ブリッジス)
電子機器に詳しく主にメカニックを担当。ローマンと仲良し。ラムジーに思いを寄せているような雰囲気。マイアミに整備工場を持っていたことでブライアンと知り合った。

ジゼル(演:ガル・ガドット)
あるきっかけでドムたちファミリーの仲間入りをする。銃器の扱いにも慣れていて有能な女性。女性であることを武器に、敵を欺くこともできる器用な人。バイクに乗る姿もたくましい。

ラムジー(演:ナタリー・エマニュエル)
天才ハッカーとして『ワイルド・スピード SKY MISSION』から登場。この映画に出て来る最強アイテム「ゴッドアイ」を作った女性である。その後ファミリーへ仲間入りした。ローマンやテズと行動を共にしている。運転に自信が無く怖がりなところもある。

ジェイコブ(演:ジョン・シナ)
ドムの弟でミアの兄。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に悪役として初登場。その後ドムたちと和解し、ファミリーに加わる。

警察関係者

ファミリーを追ったり、協力を要請したりする警察関係者をご紹介します。物語をより面白くしてくれる、クセの強いキャラクターばかりです。

ルーク・ホブス(演:ドウェイン・ジョンソン)
外交保安部の特別捜査班のトップ。常に体を鍛えており、全身にベビーオイルを塗ることも忘れない。正義感が強い人物で、執念深くホシを追う。

エレナ・ネベス(演:エルサ・パタキ)
5作目でホブスと共に登場。ホブスの補佐的な存在。ドムと共通の悲しみを持っていたことから、一時期はドムと恋仲になった。後に妹がいたことが判明する。

ミスター・ノーバディ(演:カート・ラッセル)
7作目で初登場する、政府の機密工作員。ドムたちファミリーに任務の協力を要請する謎の男。

リトル・ノーバディ(演:スコット・イーストウッド)
ミスター・ノーバディの部下。マニュアルに忠実、真面目で融通が利かないことから、何度もファミリーを呆れさせた。

敵対関係にあるキャラクター

ワイスピに登場する悪者たちも個性派ぞろい。1度見ると忘れられないキャラクターばかりです。

レイエス(演:ヨアキム・デ・アルメイダ)
『ワイルド・スピード MEGA MAX』に登場した極悪非道な男。ブラジルの警察署長を買収し、ブラジルを牛耳っていた悪徳実業家。

サイファー(演:シャーリーズ・セロン)
『ワイルド・スピード ICE BREAK』に初登場する女性。独特な話し方でとても意地が悪い。地下犯罪組織にいくつものコネを持つ残酷なサイバーテロリスト。

ダンテ(演:ジェイソン・モモア)
パッと見はギャルっぽいセンスのサイコ野郎。ある事件以降ドミニクに恨みを持っており、10年以上の月日を費やし復讐の計画を企てた。陽気な性格とは裏腹に残酷な罠を次々仕掛け、ドミニクたちを追いこんでいく。

デッカード・ショウ(演:ジェイソン・ステイサム)
『ワイルド・スピード SKY MISSION』でファミリーの敵として登場した。凶悪なテロリストや麻薬王ではなく一匹狼のような存在であることから、徐々にファミリーに協力する存在になっていく。清潔感漂う自宅には武器や車がずらりと並んでいる。

まとめ

この記事では『ワイルド・スピード』シリーズの見る順番に焦点をあて、各映画の見どころや途中から見ても大丈夫な理由をご説明しました。

ワイルドスピードを見る順番には、公開順と時系列順があります。
初めて見るなら公開順より時系列順で見た方が、混乱せず鑑賞を楽しむことができますよ!

途中から見る場合は、5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』か7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』からがおすすめです!ストリートレーサー周辺の車文化に興味があるなら、1作目~3作目のどれかから鑑賞してもいいでしょう。

鑑賞後晴れ晴れした気持ちになれる、それが『ワイルド・スピード』シリーズの魅力です。
難しい映画の考察に疲れたとき、ワイスピは映画鑑賞の本来の意味を感覚的に再認識させてくれるでしょう。
皆さんもお気に入りの車やキャラクターを探してみてください!

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